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主要農作物作況調査報告

更新日:2024年3月25日 印刷ページ表示

水稲、小麦およびコンニャクについて作況ほを設置し、地域別・時期別の作況等を把握することにより、気象の変化等に対応した技術対策を公開します。
作況調査は、水稲が7~10月の各月15日、小麦が2~6月の各月20日、コンニャクが8~10月の各月2日および収穫時に実施しています。

水稲 令和5年産第1回 生育概況

早期:生育は順調で、出穂期は平年並~やや早まると見込まれる(コシヒカリ)。
早植:生育は概ね順調。高温で経過しているため、藻類・ガス害の発生が多い。
普通期:移植後高温で経過しているため、植え傷みや除草剤による薬害、藻類・ガス害の発生が多い。

令和5年産水稲の作況調査結果と当面の技術対策(7月15日現在)(PDF:298KB)

水稲 令和5年産第2回 生育概況

早期:「コシヒカリ」の出穂期は平年より4日程度早まった。出穂後の高温の影響による白未熟粒や胴割粒の発生が懸念される。
早植:「コシヒカリ」「ひとめぼれ」の出穂期は平年より3~5日程度早まった。高温による葉色の低下や下葉の枯れ、赤枯症が目立つ。
普通期:「あさひの夢」の出穂期は平年並~やや早まる見込み。ガスや藻の発生で生育の遅れが見られたが、中干しにより生育は回復している。

令和5年産水稲の作況調査結果と当面の技術対策(8月15日現在)(PDF:308KB)

水稲 令和5年産第3回 生育概況

早期:「コシヒカリ」の成熟期は平年より4日早まった。白未熟粒や胴割粒の発生で品質は平年より劣り、収量は平年並~やや少ない傾向。
早植:「コシヒカリ」「ひとめぼれ」の成熟期は平年より7~10日程度早まった。穂数は平年並に確保されているが、北部地域でやや少ない。高温の影響による白未熟粒、胴割粒の発生で品質の低下が見込まれる。
普通期:「あさひの夢」の出穂期は平年より2日程度早まった。穂数は平年並~やや多い。

令和5年産水稲の作況調査結果と当面の技術対策(9月15日現在)(PDF:319KB)

水稲 令和5年産第4回 生育概況

早期:「コシヒカリ」の成熟期は平年並~4日程度早まった。白未熟粒や胴割粒の発生で品質は平年より劣り、収量は不稔籾やくず米が多く、平年並~やや少ない。
早植:「コシヒカリ」「ひとめぼれ」の成熟期は概ね平年より7~10日程度早まった。白未熟粒、胴割粒が平年よりも多く、等級は中山間地域で1~2等、平坦地域で2~3等中心となることが見込まれる。収量は平年並の見込み。
普通期:「あさひの夢」の成熟期は地域差が見られるが、概ね平年より7~10日程度早まった。白未熟粒等による品質低下が見られるが、早植栽培よりも被害は少ない。収量は平年並の見込み。

令和5年産水稲の作況調査結果と当面の技術対策(10月15日現在)(PDF:321KB)

小麦 令和6年産第1回 生育概況

11月に播種されたほ場の生育は順調に進み、二条大麦で平年より10~14日程度、六条大麦・小麦で7~10日程度早まっている。生育の大幅な前進に伴い、凍霜害の発生が懸念される。

令和6年産小麦の作況と麦類の当面の技術対策(2月20日現在)(PDF:590KB)

小麦 令和6年産第2回 生育概況

播種後の高温で極端に前進していた生育は、3月に入ってからの気温の低下に伴い緩慢となり、小麦で平年より5日程度、二条大麦で平年より7日程度早い状況となっている。

出穂期は平年より早まる見込みで、現在の作柄は「並」が見込まれる。

令和6年産小麦の作況と麦類の当面の技術対策(3月20日現在)(PDF:355KB)

コンニャク 令和5年度(8月2日)

春先から気温が高めに推移しており、コンニャクの出芽・開葉は平年より1週間~10日早まった。
梅雨明け以降の高温干ばつの影響により、一部で日焼け症や腐敗病の発生が見られるが、生育は前進化しており球茎の肥大は平年よりも良かった。
作況指数の平年比加重平均は109である。

令和5年度コンニャク作況ほ中間成績(8月2日現在)(PDF:409KB)

コンニャク 令和5年度(9月1日)

梅雨明け以降高温干ばつが続いており、高温・乾燥条件で発病が助長される白絹病の被害が平年より多い。腐敗病の被害は高温・乾燥で止まったが、今後、秋雨前線の活性化で被害の拡大が懸念される。
地上部の生育は平年並~やや大きかったが、球茎の肥大は高温干ばつの影響で抑制された。
作況指数の平年比加重
平均は91で、前月から18ポイント低下した。

令和5年度コンニャク作況ほ中間成績(9月1日現在)(PDF:676KB)

コンニャク 令和5年度(9月29日)

生育期間の5月から9月に掛けて、気温が平年よりかなり高く降水量は少なく推移した。高温乾燥の球茎肥大への影響は大きく、平年に比べ肥大が遅れたまま成熟期を迎えるとみられる。
作況指数の平年比加重平均は90で、前月から1ポイント低下し、平年を大きく下回った。9月末時点での作況指数90は、過去20年間で2番目に低い値であり、とても悪い作柄である。

令和5年度コンニャク作況ほ中間成績(9月29日)(PDF:279KB)

コンニャク 令和5年度(11月1日)

生育期間(5月~10月)の平均気温は平年よりかなり高く、降水量は平年より少なく推移した。盛夏期以降の高温乾燥は球茎肥大に対し抑制的に働き、収穫期までこの影響が回復できなかった。
最終的な作況指数の平年比加重平均は93で、前月から3ポイント改善したが、平年を大きく下回った。

令和5年度コンニャク作況ほ最終成績(収穫期)(PDF:357KB)