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各種交通安全日について
更新日:2014年10月10日
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群馬県交通対策協議会では、「交通安全日」を次のように定め、各種交通安全活動を推進しています。
- 毎月1日を「県民交通安全日」
- 毎月15日を「自転車マナーアップデー」
- 毎月25日を「高齢者交通安全日」
「県民交通安全日」(毎月1日)
「県民交通安全日」は、次のことを目的として、昭和42年に制定されました。
- 県民は交通安全がきわめて身近な問題であることを自覚すること。
- 交通道徳と遵法精神を高め、正しい交通を実践してこれを習慣化すること。
- 全ての県民、機関団体が力を合せ、県民総ぐるみの交通安全運動を推し進めること。
地域、家庭、職場等で交通安全について話し合い、安全安心な社会の実現を目指しましょう。
「自転車マナーアップデー」(毎月15日)
自転車は、子どもから高齢者にいたるまで、一番身近な乗り物として利用されていますが、その手軽さゆえに自転車の関係した交通事故が多発し、自転車利用者が加害者となる交通事故も増加しています。
自転車事故の防止と危険・迷惑行為の防止を図るため、毎月15日を「自転車マナーアップデー」としています。
自転車を利用する人は次のことを守りましょう。
- 自転車は、車両であることを再認識し、車両としての交通ルールの遵守と安全確認を徹底しましょう。
信号や一時停止、車道(路側帯を含む。)の左側通行など - 歩道を通行できる場合でも歩行者優先を徹底しましょう。
歩行者の通行の妨げとなる場合は、一時停止 - 夕暮れ時や夜間は、他の通行車両や歩行者から見えにくいことを認識しましょう。
早めのライト点灯と、反射材の着用 - 自転車は、加害者となる場合もあるので、自転車保険に加入にして交通事故の補償に備えましょう。
裁判で高額賠償を命ぜられる事故も発生 - 自転車を安全に乗るため、日頃から自転車の点検・整備を徹底しましょう。
- 通行の妨げとなる迷惑駐輪や自転車放置はやめましょう。
自転車安全利用五則
- 自転車は、車道が原則、歩道は例外
- 車道は左側を通行
- 歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
- 安全ルールを守る
飲酒運転・二人乗り・並進の禁止、夜間はライトを点灯、交差点での信号遵守と一時停止・安全確認 - 子どもはヘルメットを着用
毎月25日は「高齢者交通安全日」です
高齢社会の進展と高齢ドライバーの増加により、高齢者が関係する交通事故が増加しています。
高齢者の交通事故防止を図るため、毎月25日を「高齢者交通安全日」 としています。
高齢歩行者は
- 道路の横断は、近くの信号や横断歩道などを利用し、横断を始める前に、しっかり止まって左右の安全を確認しましょう。横断中も左右の安全を確認しましょう。特に左側から進行して来る車両には注意が必要です。
- 夕暮れ時や夜間は、他の通行車両から見えにくいことを認識し、外出する時は、明るい色の服装と反射材を着用しましょう。バッグに反射材の付いたキーホルダーをつけたり、反射材のついている靴を履くなど、普段から反射材を持ち歩き活用しましょう。
高齢運転者は
- 自動車を運転する場合は、一時停止や信号などの交通ルールを守りましょう。
- 高齢運転者による出会い頭事故が多発しています。一時停止場所では確実に停止し、しっかりと左右の安全確認をしましょう。
- 運転中は運転に集中し、体調不良時等、運転に集中できない場合は、運転をひかえましょう。
- 交通安全教室等に積極的に参加して、自身の身体機能の低下による運転技術や運転適性を再認識し、安全な行動や運転に努めましょう。
- 運転に自信がない場合や、運転を継続しない場合は、運転免許証の自主返納を検討しましょう。
- 70歳以上の運転者は、「高齢運転者標識」(高齢者マーク)の表示に努めましょう。
高齢者以外の人は
- 歩行速度や回避行動が遅れがちになるなど、高齢者の行動特性について理解して、高齢者を見かけたときは、一時停止や徐行等、安全な運転に心がけましょう。
- 高齢者の中には、誤った通行方法や不用意な横断など危険な行動をとる人がいることに注意し、近くを通過する時には減速・徐行しましょう。
- 夜間、道路を横断中の高齢歩行者と自動車が衝突する交通事故が多発しています。自動車を運転する場合は、スピードを控え、歩行者等の動きに注意してください。
- 自動車運転者は、歩行者や自転車を早期に発見するため、早めのライト点灯やハイビーム(上向き)を積極的に活用しましょう。
- 高齢者マークをつけた自動車に対しては、思いやりのある運転をし、幅寄せや急な進路変更をしないでください。