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【tsulunosPLUS(ツルノスプラス)9月号】ツルの目で深堀りします 草津 伊香保のアツーイイ魅力 2

昼と夜、趣変えて楽しむ伊香保

 万葉集に歌われる歴史ある温泉地で避暑や保養に訪れる人は多い。皮は茶色が定番の温泉饅頭の発祥の地でもあり、これは源泉「黄金の湯」の茶褐色に由来する。

伊香保温泉イラスト
伊香保温泉動画QRコード
伊香保温泉観光協会作成動画「2019-20 伊香保温泉」

伊香保温泉のシンボル 石段街をそぞろ歩き

伊香石段街の画像

 ノスタルジックな雰囲気が漂う石段街。一番下の広場から伊香保神社まで続く365段の石段通りには昔懐かしい遊技場や土産物屋、足湯、カフェなどが軒を連ねる。「石段に沿って流れる温泉を見ながらそぞろ歩けばおよそ450年前から続く伊香保温泉の生きた歴史を感じられます」と沓掛さん。夕刻からともる1,200球のLEDによる灯りの演出も美しく、昼とは違った趣も楽しめる。

夜の石段街画像
小間口画像

石段の下を流れる源泉は小間口と呼ばれる16カ所の仕切り板で各旅館へ振り分けられる。独特の配湯システムは石段途中の小間口観覧所から見られる

アツーイイPOINT! 海なし県でハワイアン?伊香保とハワイの強い絆

 実は伊香保とハワイは姉妹都市。その絆は明治初期に旧ハワイ王国の駐日弁理公使ロバート・W・アルウィン氏が伊香保に別邸を設けたのが始まり。平成9年にハワイ州と姉妹都市が締結されたのを機に一層の交流を深めようと伊香保ハワイアンフェスティバルが誕生。

別邸の画像
ハワイアンフェスティバル写真

温泉街に残る 芸術家の足跡

 明治時代より保養地として人気を高め、竹久夢二(たけひさゆめじ)や徳富蘆花(とくとみろか)など数々の芸術家に愛されてきた伊香保温泉。温泉街に点在する文学館や記念館を訪ねると、夢二が榛名湖畔で新たな取り組みへの夢を燃やし、蘆花が人生の終焉(しゅうえん)を過ごした伊香保での足跡などが垣間見える。「伊香保温泉と周りの自然が芸術家を引きつけたのでしょう。その魅力は今も変わりませんね」(沓掛)。

竹久夢二伊香保記念館画像
竹久夢二伊香保記念館
竹久夢二画像
竹久夢二
竹久夢二作『榛名山賦』画像
竹久夢二作『榛名山賦』
徳富蘆花記念文学館の画像
徳富蘆花記念文学館
徳富蘆花記念文学館の画像
石段街から歩いて行かれる距離に芸術を楽しめる施設が点在

紅葉に染まる渓谷は 黄金、白銀の泉質分ける

 「紅葉の名所、湯沢川の右岸に黄金の湯、左岸に白銀の湯の源泉があります。川を挟んで泉質や色が異なるのが興味深い」と沓掛さん。鉄分による茶褐色が特徴の「黄金の湯」は体を芯から温め、血行促進などに、無色透明の「白銀の湯」は健康増進などによいとされる。湯沢川に架かる「河鹿橋」周辺は渓谷を染める紅葉が見事。夜間の45基のライトアップも圧巻だ。

紅葉に染まる湯沢川の画像
ライトアップされた河鹿橋周辺。昼とはひと味違う華やかな朱の世界が広がる
河鹿周辺のイラスト画像

アツーイイPOINT! 伝統とともに進化し続けるもてなしの伊香保芸妓(げいこ)

 研鑽(けんさん)を積んだ伝統の舞や歌で伊香保を訪れる観光客をもてなしてきた伊香保芸妓。最近では、若い女性などにも人気のお座敷遊びを気軽に体験できるプランなど、誰もが楽しめる企画を用意している。

伊香保芸妓画像

旅のススメ 何回も訪れたい草津温泉×現代のオアシス伊香保温泉

草津温泉は昔から知られる名湯だが、いつの時代も新しさに挑戦。昨年で40回を迎えた国際的なクラシック音楽の祭典や芸術家岡本太郎氏による現在の湯畑のデザイン、あるいは江戸期の湯治場の雰囲気を伝える日帰り湯御座之湯の新設など斬新な企画と実行力で時代のニーズに応えている。だからこそ、いつ行っても、何回訪れてもまた、行きたくなる。
 伊香保温泉は石段街が魅力だ。石段に沿って並ぶ宿やお店は懐かしい日本の温泉街を生き生きと伝え、心が和む。石段を利用した各宿への配湯も合理的だ。景観と温泉地の機能性を生かした今日で言う都市計画的な考えが約450年前に取り入れられている。自分へのご褒美に訪れたい現代のオアシスである。

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