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【9月】第1回食農体験講座の開催 ~「じゃがいも料理」を通じた地産地消の推進~
渋川広域農業活性化推進協議会では、8月31日に第1回食農体験講座『じゃがいもをおいしく食べよう』を開催し、栽培の話や料理を通じて生産者と消費者との交流を図りました。
1 ねらいと背景
渋川地区では、農村女性が有する技術を発揮し、農業体験や農産物を使った料理、情報交換等を通じて生産者と消費者が交流を深め、地産地消と地域活性化に役立てることを目的に、食農体験講座を年2回程度開催(渋川広域農業活性化推進協議会主催)しています。開催にあたり、渋川地区農村生活アドバイザーの会のメンバーが中心となり、講座の計画から運営、農業体験の指導等を行っています。
2 取り組み内容
8月31日(土曜日)渋川市赤城公民館において、『じゃがいもをおいしく食べよう』をテーマに、第1回食農体験講座を開催し、消費者や農村生活アドバイザー等23名の参加がありました。当日のメニューは、じゃがいものチヂミ、フライドポテトサラダ、じゃがいものみたらし和え、簡単ビシソワーズの4品で、じゃがいも本来の美味しさを生かした仕上がりで、参加者から好評でした。
意見交換では、「じゃがいも料理のレパートリーが増えて良かった」「じゃがいもでこんなにお洒落な料理が出来ておいしかった」等の意見が出され、じゃがいもの栽培や特性・保存法などの質問もあり有意義な講座となりました。
3 今後の方向
渋川地区農業指導センターでは講座のマンネリ化に対応するため、農村生活アドバイザーの会を対象とした地域農産物の新たな調理方法の研修会を実施し、食農体験講座に臨みました。今後も伝達する側の農村生活アドバイザーの資質向上を図りながら、地元農産物の魅力を消費者に周知し農業への理解を深めるとともに、食の技術伝達を通じて更に地産地消をすすめていきます。
料理の説明をするアドバイザー
意見交換会の様子