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【1月】米麦生産者向け農業機械実演会を開催~水田農業の担い手育成を目指して~
米麦生産者の担い手育成支援を目指し、農業機械実演会を開催しました。スマート農業技術や最新機械に関する情報提供を行うとともに、生産者間で情報交換する機会を設けました。
1 ねらいと背景
佐波伊勢崎地区は県内最大の小麦生産を誇る米麦水田地域ですが、現地では担い手の高齢化や後継者不足が大きな問題となっています。また、数少ない米麦作の後継者は各地に点在しており、相互のつながりが希薄であるため、地域での孤立等が懸念されています。
そこで、作業負担軽減として期待されているスマート農業技術を紹介するとともに、若手米麦農家のコミニュケーション作りの場とするため、農業機械実演会を開催しました。
2 取り組み内容
1月14日(木曜日)に、県農業技術センターのほ場を会場に開催した実演会には、若手生産者や集落営農法人構成員など23名が参加しました。
実演会では、スマート農業技術として、直進キープ機能のついたトラクタと田植機、作業性改善として高性能のロータリーの実演が行われました。また、農業指導センターからはドローンによる空撮の実演と画像解析技術について紹介しました。
ドローンについては実際に飛行している様子を見るのが初めての人も多く、様々な解析技術が研究されていることに強い興味を示していました。参加者からは「実際に動いているところを目にすることができて勉強になった。」という感想が聞かれました。
3 今後の方向
水田農業では大規模化と労働力不足が課題となっていることから、作業性向上が期待されるスマート農業技術や最新機械等の情報提供を行うとともに、生産者間で情報交換の行える機会を増やし、担い手育成支援を行っていきます。
実演会の様子(ドローン撮影)
ドローンとタブレットの活用事例紹介