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9月 優良品種導入によるナシ産地活性化検討会の開催
更新日:2018年1月9日
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~群馬県農業農村振興計画(2016-2019)~
要約
普及指導課では、はるな地区の各ナシ生産部会役員、関係者を対象に、ナシの試食検討、先進事例調査研究報告等による産地活性化検討会を開催しました。
1 ねらいと背景
群馬県農業農村振興計画(2016-2019)の西部地域重点プロジェクト「榛名南麓のなし産地活性化」では、本県の基幹果樹であるナシについて優良品種の導入を推進しています。
さらに、基礎技術習得等による担い手育成、販路拡大のための加工品開発など産地活性化について幅広く支援しています。
2 取り組み内容
9月1日(金曜日)、JAはぐくみ西部営農センターでナシの試食、改植検討、先進事例調査研究報告等による「優良品種導入によるナシ産地活性化検討会」を開催しました。
参加者は、はるな地区の各ナシ生産部会役員、高崎市、JA等関係機関職員24名で、試食・アンケート調査の後、ナシ樹の改植、産地活性化のための各課題について熱心に議論しました。また、ナシの品種検討では農業技術センター職員を講師に県育成有望系統を始め、新品種の情報や特性等を詳しく説明してもらいました。試食で用いた県育成系統「ぐんま3号」、「ぐんま4号」については、各生産者から品種登録に期待する声が寄せられました。
3 今後の方向
基礎技術習得等の担い手育成では若手へのナシ剪定講習会、加工開発支援ではナシ加工検討会を開催します。
検討会の様子
ナシ県育成系統等の試食