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鳥獣被害対策支援センター活動報告(令和2年度)

  1. 農林大電気柵設置実習
  2. 前橋市鳥獣被害対策実施隊研修会を開催
  3. 地域対策指導者育成研修

1 農林大電気柵設置実習

1 ねらいと背景

 鳥獣センターでは、農林大学校一年生全員と社会人コースを対象に、農林業すべてに係わる問題である「鳥獣被害対策」の講義を行っています。被害防止対策の一つである「電気柵設置実習」を行い、将来農林業分野で活躍する生徒一人ひとりに「鳥獣被害対策」の実践的知識を身につけてもらうことで被害減少に寄与するものと期待されます。

2 取り組み経過及び成果

 今年度は農林大学校グラウンドで、電気柵設置実習を行いました。生徒数が80名を超えるため、全生徒が十分に柵設置を体験ができるように、1班16~17人の5班体制で実習を行いよりきめ細やかな指導ができました。電気柵設置は各班に分かれて、支柱を立てる人、ガイシをつける人、柵線を張る人等に分かれて作業を進めました。最初は皆戸惑っていましたが、何度か作業を進めるうちに慣れて設置は完了し、最後にセンター職員が電気柵本器を繋いで、生徒全員で通電を確認しました。通電後、一部の班では柵線の切れ端が地面に触れており、漏電を示す「ピシッピシッ」とした音が聞かれました。実習にて、思いがけず漏電を体験することができ、漏電による電圧の低下や設置後の電気柵の管理などの重要性も理解でき、電気柵実習を終了することができました。

3 今後の課題

 実習は「鳥獣被害対策」を実感してもらうために大変有益であり、今後も内容の充実を図りつつ支援していきます。

令和2年9月16日
情報作成者:対策支援係

2 前橋市鳥獣被害対策実施隊研修会を開催

1 ねらいと背景

 前橋市では、有害鳥獣の個体数を減らす捕獲対策と、農地に野生動物を入らせない侵入防止対策を重点に置き鳥獣害対策に取り組んでいます。そこで、有害鳥獣の捕獲について実践的な活動をしている「前橋市鳥獣被害対策実施隊(以下、実施隊と言う)」及び前橋市と連携して、安全な捕獲活動の推進、捕獲技術の向上などを目的に開催しました。

2 内容及び成果

 11月4日大胡公民館で、前橋市と共催で研修会を開催したところ、総勢83名(うち実施隊員64名)の参加がありました。研修内容は、外部講師を迎えて「人獣共通感染症」と題して、人に感染する伝播の順路やジビエによる食中毒リスクとその対策、マダニの媒介感染症などについて講義を受け、続いて「イノシシ捕獲時のCSF(豚熱)防疫対策について」と題して、有害鳥獣捕獲を行う際の消毒や埋設方法など学びました。
また、実技では、実施隊員が5班に分かれて「箱わな(大型イノシシ用捕獲檻)の組立てと作動操作」の作業を行いました。組み立ての様子を見る限り、会員同士で工程確認や声かけを行って作業に取り組むなど、隊員の方々の安全への意識と熱心さが伺えました。

3 今後の取組

 今後も各種研修の場を通じて、即現場で役立つような情報を提供して、鳥獣被害対策のさらなる推進を支援していきます。

令和2年11月20日
情報作成者:対策支援係

3 地域対策指導者育成研修

1 ねらいと背景

 鳥獣被害対策支援センターでは、県及び市町村等の関係機関職員を対象に、鳥獣害に関する法令(鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律[以下鳥獣保護管理法]、鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための特別措置に関する法律[以下鳥獣被害防止特措法])や、ニホンジカ、ニホンザル、ツキノワグマ、イノシシ等の各種野生動物の生態と被害対策について、正しい知識と技術を習得し、地域被害対策の指導者的役割を担える人材を育成するため、当センターにおいて研修会を開催しました。

2 内容及び成果

 研修会は、自然環境課、技術支援課、並びに当センターの職員が各分野毎に講師を担当しました。関係法令の研修では、野生鳥獣に係る事案について法律に基づいて対応する際、鳥獣保護管理法と鳥獣被害防止特措法の二つの法律を加味しながら対応しなくてはならないため、適切に対応して頂くよう関係者皆様にご理解いただきました。また、各種野生動物に関する研修では、被害状況を把握し対象動物が判明した後に、動物種毎に「知ること」、「守ること」、「捕ること」を理解した上で、鳥獣害に対応いただくようお願いしました。

3 今後の取組

 コロナ禍にも関わらず、参加者は第1回39名、第2回43名とたくさんの方に集まっていただき、有意義な研修会を開催することができました。今後も鳥獣害に関する知識の普及啓発を図るため、コロナウイルスの感染動向を加味しながら、このような研修会を開催するとともに、正しい知識と技術の普及に取り組みます。

令和2年12月10日
情報作成者:調査研究係

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農政部鳥獣被害対策支援センター
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