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ぐんまの農業研究と普及活動 第40号(令和元年7月)

更新日:2019年7月29日 印刷ページ表示

 "ぐんまの農業研究と普及活動"は、農政部の試験研究機関が開発した最新技術と普及指導機関の各地域における課題解決の取り組みを紹介している冊子です。

飼料用米を利用した離乳子豚用飼料費の削減

 離乳前期の子豚への玄米主体の乳成分低減飼料と慣行飼料の給与効果および飼料費を比較し、その実用性を検討しました。
玄米主体乳成分低減飼料は、慣行飼料の平均増体日量および飼料要求率に及ばなまったものの、育成・肥育期の発育に影響はなく、最終的な出荷日齢に差は見られませんでした。
玄米主体乳成分低減飼料を給与すると、給与期間(子豚の体重が8~18キログラム)全体で1頭当たり約280円の飼料原料費が削減できます。

 飼料用米を利用した離乳子豚用飼料費の削減(PDFファイル:140KB)

高糖分高消化性WCS用稲「つきすずか」の栽培適性と発酵品質

 ”つきすずか”は、茎葉の割合が特に高い極短穂型品種であり、高糖分高消化性WCS用稲として有望であるため、稲麦二毛作地域における栽培試験とWCSの発酵品質を調査しました。
 平均実乾物収量は約1,200キログラム/10アールで、稲縞葉枯病の発生は確認されませんでした。また、ホールクロップサイレージ(WCS)として3~9ヵ月保存しても、大きな品質低下は見られませんでした。

 高糖分高消化性WCS用稲「つきすずか」の栽培適性と発酵品質(PDFファイル:219KB)

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