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ぐんまの農業研究と普及活動 第41号(令和元年10月)

更新日:2019年12月5日 印刷ページ表示

 "ぐんまの農業研究と普及活動"は、農政部の試験研究機関が開発した最新技術と普及指導機関の各地域における課題解決の取り組みを紹介している冊子です。

ネット式脱臭装置の実証展示

 畜舎や堆肥舎などの開放型施設で発生するアンモニア等の臭気を除去するため、施設開口部に設置する「ネット式脱臭装置」を開発しました。装置は、浸水加工を施したネット(5ミリメートルマス目)の上部に散水装置を設置し、クエン酸水溶液を流してネット全体を均一に湿潤し、水溶液で臭気を除去するというものです。養豚農家と養鶏農家で調査したところ、アンモニア除去は、それぞれ33%と35%となり、効果が確認されました。
 現在は普及に向け、装置の改良と制作コストの削減に取り組んでいます。

 ネット式脱臭装置の実証展示(PDFファイル:201KB)

高糖分高消化性稲「たちすずか」WCSの乳牛への給与技術発酵品質

 高糖分高消化性稲ホールクロップサイレージ(WCS)は茎葉部の糖含量と繊維消化性が高く、従来品種WCSを給与している酪農家の期待が高まっています。
 今回、高糖分高消化性稲の一品種である「たちすずか」WCSの嗜好性、適切な給与水準等の特性を明らかにするため、泌乳中後期牛へ発酵TMRとして給与し、輸入乾牧草と同等の乾物摂取量および乳生産が可能であることを確認しました。

 高糖分高消化性稲「たちすずか」WCSの乳牛への給与技術(PDFファイル:160KB)

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