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キャリアアップ・チャレンジ研修

更新日:2020年3月13日 印刷ページ表示

 キャリアアップ・チャレンジ研修は、自らが所属する病院以外の3つの県立病院において、一定期間勤務することで、異なる経験を積み自ら学びキャリアアップをはかる研修です。これまでの経験と異なる分野での看護実践や組織マネジメントの実際を経験することにより、更なる看護技術や看護管理能力を習得します。
 この研修には、看護管理を学ぶための「看護管理コース」と看護技術の向上を目指す「看護技術コース」の二つのコースがあります。

(1)看護管理コース

 自らが所属する病院以外の3病院を3か月毎にローテーションし、各病院の看護管理等を学びます。

研修期間

 1年間(ローテション研修9か月)

研修目的

 各県立病院の多様な看護と看護管理の実例を臨地実習することで、病床管理や教育・人材育成などについて習得する。

期待する成果

 各県立病院の看護実践や組織マネジメントの実際を学ぶことで、自らの業務を振り返る契機とし、今後、さらに質の高い看護の提供に役立てるとともに、県立病院看護部の中核的な人材として活躍すること。

研修内容(研修修了生の感想)

看護管理コース 研修修了生の感想

看護管理コース学習会の写真

看護管理コース学習会 テーマ:看護管理者に求められるもの

 研修では、他施設の特徴や看護実践、組織マネジメントの実際を学び、自らの業務を振り返ることができました。スタッフが気持ちよく働けるよう、職場の環境を整えるためには、スタッフに関心を持ち、会話を大切にし、承認行動を取り組んでいく姿勢を学びました。
 今後は、研修の学びを実践に活かしていきたいです。

(2)看護技術コース

研修期間

 2年間

研修目的

 研修を希望する病院において専門性のある看護実践を経験し、看護技術のより一層の向上をはかる。

期待する成果

 本人の希望に応じた臨床経験を積むことで、看護技術の更なる向上をはかること、および、認定看護師など専門性の高い看護職を目指す場合に、より広い視野と豊富な臨床経験を積むこと。

研修内容(研修修了生の感想)

心臓血管センター研修修了生の感想

写真「私たち 心臓血管センターで研修を行いました。」

  • 1年目は循環器内科・心臓血管外科の病棟で、2年目はICUで研修をさせていただきました。慣れない環境の中、不安でいっぱいでしたがたくさんの方に助けていただき無事に研修を終えることができました。この研修に参加しなければ学べなかったことがたくさんあります。とても楽しい2年間でした。ありがとうございました。(がんセンター研修生)
  • これまで精神科のみの経験でしたが、2年間のチャレンジ研修で整形外科と循環器病棟を経験することで、身体面に関する観察力を養い、未経験だった看護技術を学ぶことが出来ました。特に循環器病棟では、心不全などの循環器疾患に対する看護や多彩な不整脈変化、異常不整脈への対応を学ぶことができ、自身のスキルアップに繋がったと実感します。今後は研修で学んだ知識・技術を精神科看護の中に取り入れ還元していきたいと思います。(精神医療センター研修生)
  • 2年間の研修を通じて心臓カテーテル治療及び、心臓外科手術の器械出しや外回り業務を経験しました。特に緊急度の高い急性心筋梗塞におけるカテーテル治療では、胸骨圧迫しながらカテ室まで搬送するようなケースを経験し、医師・看護師・放射線技師・臨床工学士のチーム連携を肌で感じることができ、チーム医療の重要性を実感しました。(小児医療センター研修生)
  • 心臓血管センターで仕事をしていく中で、人生の大先輩(患者さん)から学ぶことが多く、患者にとって、最善の利益は何かを考え、良く観察し、アセスメントすることの大切さや、気づく力、人として、看護師としての優しさを学び直せた2年間でした。ご指導して下さった優しい4階南病棟スタッフの皆様に感謝申し上げます。(小児医療センター研修生)

がんセンター研修修了生の感想

写真「私たち がんセンターで研修を行いました。」1

写真「私たち がんセンターで研修を行いました。」2

  • がんセンターでのキャリアアップ研修から戻り、早1年になります。あっという間の2年間でしたが、日々の看護を行う中で、研修での学びは知識としてしっかり身に付いていました。日々、がん看護の難しさを実感しますが、スタッフと知識を共有しながら、看護を行う楽しさを感じています。研修に参加して本当に良かったと思います。(心臓血管センター研修生)
  • 2年間がんセンターでチャレンジ研修をさせていただきました。婦人科病棟に勤務し、化学療法・手術療法・放射線療法・終末期看護を経験しました。がん治療や疼痛コントロール、終末期のケアを通し様々な知識や技術を学べました。小児医療センターでは、終末期におけるコミュニケーション方法や疼痛ケアを活かしたいです。(小児医療センター研修生)

小児医療センター研修修了生の感想

写真「私たち 小児医療センターで研修を行いました。」

  • 小児医療センターは、成人看護とは違い、小児期の発達段階に応じた関わりや、様々な先天性疾患の手術看護を経験することが出来ました。先天性心疾患は、今後成人の病院へ移行が予測されているため、手術を通して多くの学びを得る事が出来ました。2年間という短い期間でしたが、大変に有意義な研修をすることが出来ました。(心臓血管センター研修生)
  • この2年間を振り返り充実した貴重な時間だったと感じています。「チャレンジ」ですので、困難な事も多々ありましたが、病院、病棟の方々の協力もあり、2年間の研修を終えることができました。経験のなかった専門病院で学べたことで、幅広い知識、技術の習得や、広い視野での看護の提供を得る事ができたと感じています。この経験を無駄にすることなく、今後に繋げ頑張っていきたいと思います。(精神医療センター研修生)

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