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【名誉県民】星野 富弘

掲載日:2014年3月31日 印刷ページ表示

星野 富弘(ほしの とみひろ)
 昭和21(1946)年4月24日生
 顕彰日/平成18(2006)年6月20日

事績

 昭和21(1946)年4月、勢多郡東村(現みどり市)に生まれる。
 昭和45(1970)年3月、群馬大学教育学部保健体育学科を卒業し、同年4月に高崎市立倉賀野中学校へ体育教師として奉職した。
 同年6月、クラブ活動指導中の不慮の事故により頚(けい)髄を損傷し、手足の自由を失うという障害を負うが、その後の9年間にわたる闘病生活の中から、家族の献身的な介護と協力の下、口に筆をくわえて詩画を描くという才能を開花させた。
 苦境にあっても不断の努力を積み重ね、詩画という新分野を切り開き、独自の画法を会得し、永年優れた詩画の創作活動を続け、その作品は多くの人々に生命の尊さを伝え、深い感動と生きる勇気を与え続けている。
 昭和56(1981)年、群馬県文学賞随筆部門で「愛、深き淵より。」が受賞作品に選ばれ、その評価は、「詩と画に生きる喜びを見出していく過程を記した作品として、それ自身感動的で真実を描く文字の迫力は、こしらえものでない、まさしく文学にまで昇華した作品」とされた。この「愛、深き淵より。」を始めとする随筆集などの出版により、その優れた詩画作品は全国的な反響を呼んでいる。
 また、昭和57(1982)年、高崎市での「花の詩画展」開催を契機に、これまでに全国各都市で180回を超える詩画展が開催され、入場者は延べ300万人を超え、広く日本中の人たちに深い感動を与えている。
 海外では平成3(1991)年にブラジル各都市、平成6(1994)年にニューヨーク、平成9(1997)年、12(2000)年にハワイ、平成13(2001)年にサンフランシスコ、ロサンゼルスなどで開催され、大きな反響とともに大きな感動を与えた。
 さらに、平成3(1991)年、豊かな自然に囲まれた生まれ故郷の勢多郡東村に村立「富弘美術館」が開館し、平成18(2006)年4月までの間に全国各地から500万人余りの人々が訪れ、その珠玉のような作品は、多くの人々に感銘を与えている。この美術館は、地域からの文化の発信にも多大な貢献をし、地域の発展にも寄与している。
 平成18(2006)年5月には、熊本県芦北町立「星野富弘美術館」が開館し、さらに多くの人々が直に作品に触れる機会を得て、感動の輪を拡げることが期待されている。
 身体の障害にもかかわらず優れた詩画の創作活動を通じ、障害を持つ人々のみならず広く多くの人々に深い感動と生きる勇気を与え続けたその功績は多大なものであり、また、その生きる姿勢と人柄は200万県民が等しく敬愛するものである。

(平成18年6月20日群馬県報登載)

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