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【7月】露地ナス現地研修会を開催しました
更新日:2022年9月15日
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東部農業事務所 桐生地区農業指導センター
新型コロナウイルス感染症の感染者数減少と新規栽培者の要望を受け、2年ぶりに農家ほ場で露地ナス現地研修会を開催したところ、活発な意見交換が行われ、栽培技術を習得する貴重な機会となりました。
1 ねらいと背景
桐生・みどり地域はナス(ハウス、露地)の栽培が盛んです。近年は新規就農者に加え、品目転換による新規栽培者が増加しており、栽培技術の向上が求められています。
2 取り組み内容
6月15日に高い技術を持つ農家のほ場で露地ナス現地研修会をJAと連携して開催しました(新規栽培者を中心に10名参加)。これまでもこのような研修会を毎年開催していましたが、コロナ禍のため2年は開催を見送っていました。しかし、新型コロナの感染者数減少や露地ナス新規栽培者の要望を踏まえ、露地ナス現地研修会を開催しました。
まず、JAおよび指導センターから農家ほ場の概要や栽培初期の注意点を説明し、次に、ほ場主が実践を交えて整枝摘葉・肥培管理等の説明を行いました。その後、参加者全員が整枝摘葉の演習を行いました。参加者からは「他のほ場を見る良い機会となった」「説明と演習で初期の栽培管理が分かった。次回の研修会にも参加したい」等の声が聞かれ、有意義な研修会となりました。
3 今後の方向
収穫量が増大する7、8月にも各1回現地研修会を開催し、露地ナス新規栽培者の栽培技術向上を支援していきます。
現地研修会の様子
農家による実技指導