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【8月】ベと病・露地ホウレンソウ栽培講習会の開催~地域全体での予防対策で産地を守る~

更新日:2022年9月12日 印刷ページ表示

 JA太田市では、8月2日に「ベと病・露地ホウレンソウ栽培講習会」を開催しました。昨年大発生したホウレンソウベと病のアンケート調査結果をふまえた、品種(抵抗性)に頼らない地域全体での予防対策について情報提供しました。

1 ねらいと背景

 太田市は県内有数のホウレンソウ産地ですが、昨年はベと病によりJA太田市管内だけで約26ヘクタール(出荷額は前年比2億円以上減少)の甚大な被害が発生し、ベと病の再発防止対策が急務となっています。このことから、ベと病予防対策を中心とした露地ホウレンソウ栽培講習会を開催しました。

2 取り組み成果

 8月2日にJA太田市藪塚野菜センターにおいて、「ベと病・露地ホウレンソウ栽培講習会」が開催され、延べ29人のホウレンソウ生産者が参加しました。普及指導課では、昨年のベと病発生農家を対象としたアンケート調査結果において、品種を問わず発病していたことから、品種の抵抗性に頼らない地域全体での予防対策(防除時期・薬剤の系統・耕種的対策等)について情報提供を行いました。また、種苗メーカー4社、農薬メーカー1社からもベと病の生態や管理上の注意点、適用農薬などについて情報提供があり、JA太田市からは防除薬剤購入代金の助成について説明がありました。

3 今後の方向

 普及指導課では、引き続きベと病の再発防止と経営の安定に向けた情報提供を行っていきます。

講習会の様子1の写真
講習会の様子1

講習会の様子2の写真
講習会の様子2