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【7月】みどり市東地区でキク現地検討会開催~コロナ禍での直売について情報交換~
更新日:2022年8月15日
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東地区のキク生産者は本格的な販売シーズンを迎える前に現地検討会を開催し、栽培技術の確認やコロナ禍での販売に対する情報交換を行いました。
1 ねらいと背景
東地区のキク類の主な販売手段は、街道沿いの道の駅や個人商店での直売です。このため、コロナ禍で観光客が減ることは売り上げに直結する大きな問題です。キク類の最大の需要期であるお盆、お彼岸を前に現地検討会を開催し、栽培指導に加え、生産者の不安を解消するべくコロナ禍での販売についてなど、様々な情報交換を行いました。
2 取り組み内容
7月5日に、露地で主にコギクやスプレーギクを栽培するみどり市東地区の「東菊生産組合」の現地検討会を開催しました。
検討会では販売見通しについて情報交換を行いました。野菜等も販売している会員から「観光客はかなり戻ってきていて、野菜類の販売は概ね順調である」ことが報告されました。これから販売シーズンを迎える別の会員からは「安心して販売できそうでよかった」との声が聞かれました。また、普及指導課からは病害虫防除や栽培指導に加えて、現在行っている温湯を利用し挿し穂を消毒する実証ほについて紹介しました。
3 今後の方向
今後も必要な情報をタイムリーに生産者に提供するべく、各種行事に取り組んでいきます。また、温湯消毒実証ほについて効果を確認し、導入を推進していきます。
現地検討会の様子
恒温水槽を利用した温湯処理