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ミナミアオカメムシの発生が近隣県で確認されています

掲載日:2022年7月27日 印刷ページ表示

ミナミアオカメムシの発生が近隣県で確認されています(PDFファイル:671KB)

関東では、群馬県を除く都県で発生が確認されています

本種は、熱帯から温帯地方南部に広く分布し、国内では本州、四国、九州、南西諸島、小笠原諸島に分布しています。西日本を中心に分布が拡大しており、関東地方では、平成22年に千葉県で初めて確認されました。それ以降、神奈川県、東京都と分布を広げ、令和2年に茨城県、埼玉県で、令和3年に栃木県で発生が確認されました。
令和4年7月現在、関東地方で発生が確認されていないのは群馬県のみであり、今後県内への侵入が警戒されます。
疑いのある害虫を発見したら農業技術センターまでお知らせください。

1 寄主植物

広食性で、水稲、大豆、野菜類、果樹類等32科145種以上の植物を吸汁することが知られています。
水稲では穂を吸汁し斑点米を生じさせます。班点米カメムシ類の中では大型で吸汁量が多いため、低密度でも斑点米の被害が大きくなるとされています。

2 ミナミアオカメムシの特徴

成体の体長は12~16ミリメートル、体色はツヤのない緑色で、アオクサカメムシによく似ています(写真2)。成虫の体色は、アオクサカメムシと同様に色彩変異(白色帯型等)があります(写真3)。両種ともに小楯板上端に3つの白い斑点があることや触角に着色部があることは共通していますが、本種は腹部背面(翅の下)の色が緑色(アオクサカメムシは黒色)であることで識別できます。もう一種、類似カメムシとしてツヤアオカメムシがいますが、ツヤアオカメムシはツヤのある緑色で、腹部背面(翅の下)の色が紅色~褐色であることで識別できます(表1)。

3 分布

関東では、群馬県を除く都県で発生が確認されています。
本種は、熱帯から温帯地方南部に広く分布し、国内では本州、四国、九州、南西諸島、小笠原諸島に分布しています。西日本を中心に分布が拡大しており、関東地方では、平成22年に千葉県で初めて確認されました。それ以降、神奈川県、東京都と分布を広げ、令和2年に茨城県、埼玉県で、令和3年に栃木県で発生が確認されました。
令和4年7月現在、関東地方で発生が確認されていないのは群馬県のみであり、今後県内への侵入が警戒されます。
疑いのある害虫を発見したら農業技術センターまでお知らせください。

写真1はミナミアオカメムシ3齢幼虫写真
写真1 ミナミアオカメムシ3齢幼虫(写真提供・埼玉県病害虫防除所)

写真2はミナミアオカメムシ成虫写真
写真2 ミナミアオカメムシ成虫(写真提供・埼玉県病害虫防除所)

写真3はミナミアオカメムシ成虫・白色変異型写真
写真3 ミナミアオカメムシ成虫・白色変異型(写真提供・埼玉県病害虫防除所)

表1はカメムシ類の判別方法写真
表1 カメムシ類の判別方法(写真提供・埼玉県病害虫防除所)

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