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【6月】ブドウ生産勉強会の開催~向上心の高い若手生産者への支援~
更新日:2022年7月20日
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若手生産者が多く、勢いのある桐生市ぶどう生産出荷組合では、毎年恒例の勉強会を開催しました。勉強会では、生産者自身が学びたい内容を考え、知識を深めることで一層のレベルアップをねらいます。
1 ねらいと背景
桐生市ぶどう生産出荷組合は若手生産者が多く、農業生産において後継者不足が問題となっているなか、12戸中7戸で後継者が確保されている勢いのある組合です。組織活動も盛んで、例年この時期に勉強会を開催しています。
生産者自らが学びたい内容を考えることで勉強会をより有意義なものにするとともに、ブドウ生産を継続するために必要な情報収集と生産者のレベルアップを目的に開催しました。
2 取り組み内容
勉強会は4月22日に開催され、12戸15名が参加しました。事前に勉強会で学びたい内容について聞き取りを行ったところ「みどりの食料システム戦略について」「産地オリジナル品種を作ってみたい」等の声が挙がりました。
そこで、勉強会の内容として「ブドウ育種」と「みどりの食料システム戦略」について学ぶことにしました。「ブドウ育種」では、農業技術センター果樹係に講師を依頼し、より専門的な知識を習得しました。「みどりの食料システム戦略」については普及指導課から講演を行いました。
勉強会では、若手生産者から多くの質問が寄せられ向上心の高さが伺えました。
3 今後の方向
今後も関係機関と連携して、次代を担う若手生産者の学びの姿勢に応えるべく、要望に対してきめ細かく支援していきます。
勉強会の様子
育種の講義