本文
【6月】鉢物カーネーション現地検討会及び重点巡回指導~全体指導と個別支援で良品生産を実現~
更新日:2022年7月20日
印刷ページ表示
JA邑楽館林鉢物カーネーション販売研究会では、母の日出荷に向けて毎年現地検討会を実施しています。また併せて、販売先からのクレームゼロを目指し、JAとの連携による重点農家への定期巡回指導にも取り組んでいます。
1 ねらいと背景
邑楽館林地域は母の日向け鉢物カーネーションの生産が盛んで、国内でも屈指の産地です。産地の中心的な組織であるJA邑楽館林鉢物カーネーション販売研究会(以下研究会)は共同販売を行なっており、17戸の生産農家によって約26万鉢を生産しています。市場からの信頼も高く、責任産地として毎年安定した品質と供給体制が期待されています。
2 取り組み内容
研究会では共同販売を行なっていることから、均一な商品をつくることが重要です。そのため、定植後の10月から5月の出荷までに全員参加の現地検討会を4回開催し、生育の進み具合を定期的に確認しています。
また、販売先への信用を高めるため、以前にクレームのあった農家を主な対象として、出荷2ヶ月前から毎週1回定期巡回指導に取り組んでいます。巡回にあたっては、JA担当者とタブレットにて巡回記録をデータで共有し、効果的な指導につなげました。
二つの活動(研究会全体指導と個別支援)を組み合わせ、品質の高位平準化を図っています。
3 今後の方向
出荷終了後には反省会等を開催し、次作に向けて課題の整理と改善方策、販売戦略等の検討を行います。
現地検討会の様子
無事出荷を迎えたカーネーション