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令和4年度 普及現地情報(令和4年4月)
JGAP団体認証取得を目指して~JA利根沼田赤城根レタス部会が取組開始~
JA赤城根レタス部会では、JGAP団体認証取得を目指して、令和3年12月から取組を開始しました。令和5年度の審査に向けて、JA事務局と連携し、スケジュール作成や現地研修会等の支援を行っています。
ねらいと背景
JA利根沼田レタス部会は、糸之瀬レタス部会、久呂保レタス部会、赤城根レタス部会の3部会で構成されています。糸之瀬、久呂保では、事故のない安全・安心なレタス生産のためにJGAP団体認証を取得しています。統一部会でのJGAP団体認証取得に向けて、赤城根レタス部会でも取組が始まりました。昨年、認証取得した久呂保の取組経過を参考にしてJA事務局と連携した支援を行っています。
取組の成果
まず、GAP取組の必要性を認識してもらうために令和3年12月に開催された県技術支援課主催の「GAP導入講演会」への参加を呼びかけました。講演会には部会員の大半が参加し、GAPへの理解向上に効果的な講演会となりました。その後、部会でのGAP取組の合意形成が図られ、令和5年度の認証取得を目指すこととなりました。取組開始にあたり、審査に向けての書類整備や現地指導等についてJA関係者と普及指導課で検討し、進行管理のスケジュールを確認しました。部会では、1月24日に久呂保レタス部会への視察研修会、3月14日に部会長宅での現地研修会を開催しました。各研修会とも多くの部会員が参加し、倉庫の整理状況や掲示物、必要書類等について熱心に質問や意見交換する姿が見られ、GAP取組に対する意識が高まっていると感じました。
今後の方向
レタス栽培では、これから農繁期となり取組の停滞が予想されるシーズンになりますが、審査に向けたスケジュールに基づいた適切な進行管理ができるようにJAと連携した支援を行っていきます。
部会長宅での現地研修会の様子