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令和2年度第2回群馬県職業能力開発審議会開催概要
更新日:2020年11月30日
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1 日時
令和2年11月4日(水曜日)14時00分~16時00分
2 場所
県庁7階審議会室
3 出席者
委員
板橋委員、太田委員、岡部委員、桑原委員、小高委員、関根委員、津川委員、手塚委員、長瀬委員、永田委員、平岩委員、鷲澤委員、鬼形委員
事務局
労働政策課長ほか6名
オブザーバー
前橋産業技術専門校長、高崎産業技術専門校長、太田産業技術専門校長
4 会議概要
第11次群馬県職業能力開発計画原案について事務局から説明し、審議を行った。
5 委員の主な意見
- 日本の生産性は低いと言われており、デジタル化の波はコロナ以前からのものである。コロナ後は在宅勤務やオンライン会議が一般的になりつつあり、更なる効率化に有効である。人材の求められる能力は、様々な知識やコミュニケーション、リーダーシップ等多岐にわたる。
- ものづくり現場では、開発部門はデジタル化しやすいが、製造部門は人の手で行う作業も多く、匠の技も欠かせない。
- これからはプログラミング等に慣れ親しんだ若者が増えてくるが、在職者や離職者は経験がない場合が多く、デジタル訓練は大事である。
- デジタル技術者の不足は深刻であり、デジタル化も働き方改革も進んでいないというのが実感である。
- 技能実習生の在留延長には技能検定が必要だが、実施科目等で様々な問題がある。障害のある方に対して、製造現場におけるデジタル化等が進む中での教育が課題である。
- 外国人については、コミュニケーションが難しく、現場の安全性の確保に苦労している。
- ものづくり体感事業は理系離れが進む子どものキャリア教育として重要な取組である。
- 計画の内容がすべて実現すれば素晴らしいことだが、費用対効果の観点も重要。
- 計画を立てた後は、成果の検証、可視化が大事である。障害のある方への就職支援については、地域資源を活用して専門職と連携するなどすべきである。
- AI・IoTの生産現場への導入は生産年齢人口減少を補うとともに、製品の品質管理の向上が期待できる。AI・IoT・ビッグデータを使える人材を育成することが重要である。
- 産業技術専門校を訪問した動画をYouTubeにアップするなど、様々な発信方法があると思う。就職率が良い、授業料が安いなど、アピールポイントはたくさんある。
6 結論
審議会での議論を踏まえ、第11次群馬県職業能力開発計画の策定を進めてもらいたい。