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道路の災害対策
更新日:2011年6月17日
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道路災害対策の現状
群馬県は、約2/3が山岳部であり、急峻な斜面を切り開いて建設した道路が数多くあります。 これらの道路には、落石や土砂崩壊の危険箇所が数多くあり、災害によって道路が寸断した場合には、地域生活に大きな支障を及ぼすことから、落石や土砂崩壊を未然に防止すべく危険箇所の解消に向け防災工事を実施しています。 一方、落石や土砂崩壊は、様々な原因が複雑に関連し合って生ずることから、発生の位置や規模等を予測することは非常に困難であり、集中豪雨等により予期できない災害が道路に発生しています。 これらの箇所については、できるだけ速やかに復旧し、道路利用者の安全を確保するよう努めています。
1.道路災害防除事業
平成8年度に実施した道路防災総点検によって対策が必要とされた箇所に擁壁や落石防護柵等の対策工事を危険度の大きい箇所から順次実施しています。
2.道路災害復旧事業
台風、集中豪雨等の異常気象や地すべり等の災害により道路が崩壊した場合、できるだけ早期に復旧し、交通解放を図るよう努めています。
道路防災総点検結果と事業の進捗状況 (平成28年4月1日現在)
落石等に対する対策が必要な箇所数 | 1,399箇所 |
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対策が完了している箇所数 | 810箇所 |