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群馬県道路施設長寿命化計画

更新日:2023年4月3日 印刷ページ表示

1.計画策定の背景

 道路施設全般の老朽化による災害リスクの高まりが喫緊の課題となる中、限られた予算で道路施設毎に定期点検や修繕を実施しています。
 しかしながら今後、上信自動車道や西毛広域幹線道路等の整備により管理道路延長が増加し、修繕費の増大が想定されます。
 そのため、今後の維持管理にあたっては、施設全般にわたって計画的かつ予防保全的な維持管理を継続するとともに、維持管理に係る中長期的なトータルコストの縮減・平準化を目指した維持管理を進めることが必要となっています。

2.計画策定の概要

(1)計画の特徴

 同一の評価項目で対象施設について優先順位を決定し修繕することにより、予算の平準化を図るとともにネットワークを構成する道路施設を長期にわたって安全に使用していきます。

表-1 長寿命化計画対象施設
対象施設 施設数
道路トンネル 65箇所
防雪施設 64基
カルバート 39基
横断歩道橋 119橋
門型標識 8基
舗装 3,270キロメートル
道路照明 8,689灯
自転車道橋梁 32橋
地下歩道 22箇所
防災施設(グランドアンカー工、落石防護柵等) 4,601箇所
土工構造物(擁壁、法面等) 5,749箇所
張出歩道 380箇所
大型標識 3,473箇所
情報板 175基
消融雪施設 51箇所

(2)計画期間

 2023年度から2052年度までの30年間

(3)実施方針

  • 健全度調査の結果、緊急・早期な対応が必要な場合は、優先的に修繕を実施します。
  • 健全度調査の結果、予防保全的な対応が必要な場合は、重要度や被害リスク、劣化環境により対象施設の修繕の優先順位を決定し、対策を実施します。

3.計画策定の効果

(1)計画的な点検・診断に基づく修繕による道路施設の長寿命化

 計画的な点検・診断に基づく予防保全型の維持管理を行い、施設を健全な状態に保つとともに長寿命化を推進します。また、計画的な予算投入により、予算の平準化が図られます。

図-1 計画的な予算投入による予算の平準化イメージ画像
図-1 計画的な予算投入による予算の平準化イメージ

(2)同一の評価項目による修繕

すべての道路施設を同一の評価項目に基づき横断的な優先度評価を行うことで、道路施設全般の最適な維持管理を図り、安全安心な道路ネットワークの確保に努めます。

図-2 同一評価項目による修繕イメージ画像
図-2 同一評価項目による修繕イメージ

4.今後の展開

  1. 計画的な点検・診断・修繕の継続
  2. 点検・補修履歴・路線条件に基づく、長寿命化計画の定期的(5年に1回)な見直し
  3. 老朽化対策に関する新技術の導入により点検や修繕に要するコストの更なる縮減

5.群馬県道路施設長寿命化実施計画

群馬県道路施設長寿命化計画【令和5年度策定】は下記によりダウンロードできます。

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