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群馬県汚水処理計画
群馬県は、利根川の源流の地であり、多くのダムを有し、豊富な水資源に恵まれていることから、「首都圏の水がめ」として重要な役割を担っています。
この水環境を保全し、群馬の美しい自然環境を守るとともに、首都圏に良質な水資源を供給するため、「下水道」、「農業集落排水」、「合併処理浄化槽」等の汚水処理施設を、地域に合った配置計画に基づき整備することが重要となります。
このため、県では平成9年度に「群馬県汚水処理計画」を策定し、これまでに4回の改定を行いながら、市町村との連携により汚水処理施設整備を推進し、汚水処理人口普及率の向上に努めて参りました。
その結果、令和3年度末の本県の汚水処理人口普及率は83.1%まで向上し、汚水処理施設を使える環境が整いつつありますが、未だ全国平均の92.6%を下回っています。
このような状況を踏まえ、県では、「美しく良好な環境の保全」を重要政策のひとつと据え、今般、新たな「群馬県汚水処理計画」を策定いたしました。
新たな計画では、人口減少等の社会情勢の変化に対応した効率的な施設整備を進めるため、「下水道等と合併処理浄化槽のベストミックスの更なる推進」、「広域化・共同化による市町村維持管理費の負担軽減」及び「浄化槽処理促進区域の指定推進」を主要施策として盛り込み、更なる汚水処理人口普及率の向上を目指すこととしました。
県といたしましては、この新たな「群馬県汚水処理計画」に基づき、効率的かつ効果的な汚水処理事業の取組を進め、「水源県ぐんま」として、将来の県民へ良好な環境を引き継ぐとともに、首都圏に良好な水資源を供給するため、「自然環境の保全」や「健全な水循環の維持・回復」を推進して参ります。
群馬県汚水処理計画
群馬県汚水処理計画2(目次~39ページ)(PDF:7.62MB)
群馬県汚水処理計画3(40~43ページ)(PDF:5.51MB)
群馬県汚水処理計画4(44~47ページ)(PDF:8.98MB)
群馬県汚水処理計画5(48~49ページ)(PDF:7.8MB)
群馬県汚水処理計画6(50ページ~裏表紙)(PDF:8.4MB)