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平成30年度第44回群馬県公共事業再評価委員会議事録

更新日:2018年9月21日 印刷ページ表示

開催日時

平成30年8月2日(木曜日) 10時~11時10分

開催場所

県庁舎7階 審議会室

議案審議

 (議長)
事務局の説明のとおり、本日の対象議案は県3事業、市町村1事業となっている。
本日の委員会の進め方は、重点審議事業を中心に審議していきたい。
重点審議事業については、事前にお知らせしたとおり
県事業第1号議案「主要地方道 大間々世良田線 社会資本整備総合交付金事業」
市事業第4号議案「尾島東部地区 社会資本整備総合交付金事業」に決定した。
本日は、この2事業を重点的に審議し、その他の事業は簡略な審議をしたい。

重点審議事業 県事業第1号議案 主要地方道 大間々世良田線 社会資本整備総合交付金事業

 【議案書により説明】

質疑・応答

(委員)
審議に移る前に確認したいが、この事業は一部区間が供用している。
資料の費用及び便益は完成した区間を含めたもので良いか。

(群馬県)
含めている。

(委員)
調整池の能力はどの程度を想定しているのか。

(群馬県)
調整池を4つ設置し、面積8,480平方メートル、貯水容量9,167立方メートルとなっている。

(委員)
時間雨量にするとどの程度の確率なのか。

(群馬県)
 30分の1の確率で調整池を整備している。また、河川へは毎秒3.983立方メートル放出できるように整備している。

(委員)
確率的にはかなり高いのではないか。

(群馬県)
 群馬県の河川は、一般的には市街地部で30年に1回の雨、山間地部で10年に1回の雨に備える様に整備している。

(委員)
費用はプラス20億円と言っていたが、事業期間には直接影響しなかったのか。

(群馬県)
 今回、事業期間を6年延ばしたが、主な理由としては用地取得の地元調整に時間を要したことである。供用した2.5km区間については、用地も含めて問題は解決しているが、それまでに時間も掛かってしまったため、最終的な全体の完成はあと6年掛けて完成したいと考えている。

(委員)
 地権者300名に対して用地買収進捗率が90%程度ということは、あと30名程度ということだと思うが、予定している平成35年までに完成するのか。

(群馬県)
 県土整備プランでも平成35年までに完成したいと考えているので、完成に向け努力している。

(委員)
 調節池の排水についてはどのように考えているのか。

(群馬県)
北側については、河川がない地域のため、浸透式の調整池としている。南側については、既存の調節池まで接続している。

(委員)
 近年のゲリラ豪雨に対して、浸透式で十分な安全性が確保されているのか。河川に流す場合に、河川側の安全性も考慮しているのか。

(群馬県)
 河川で本来計画している対象の洪水規模に対して、河川のピーク時に流入が増えないようにしている。

(委員)
 道路事業でそもそも調整池を整備する必要があるのか。

(群馬県)
 河川がなく冠水被害が多い地域であることから、道路が原因で冠水被害を増大させないためにも、機能補償の観点からも道路事業で調整池を整備する必要があると考えている。

(委員)
 用地買収単価は、今まで買収した人とこれから買収する人で変化するのか。

(委員)
 用地買収は、いつの単価を基準に買収しているのか。今は下がっているのか。

(群馬県)
 用地買収単価については、社会情勢の変化を踏まえて時点修正をしている。平成20年度よりも単価は下がっている。

(委員)
 用地買収単価の変動によって、用地交渉が難航した事例はあるのか。

(群馬県)
 説明時に変動した単価を示しているので、問題はなかった。

(委員)
 前橋笠懸道路は平成35年までに完成するのか。

(群馬県)
 国土交通省からは前橋側から順次工事していると聞いている。群馬県としても、なるべく早く整備してほしいと要望は伝えているが、明確な完成時期は公表されていない。

(委員)
 完成した際に接続する現道はあるのか。

(群馬県)
 2車線の市道に接続する。また、群馬県として、将来大間々世良田線を延伸する計画も持っている。

(委員)
 浸透式の調整池は維持管理が大変ではないか。群馬県では浸透式が一般的なのか。

(群馬県)
 基本的に浸透式ではない。今回は河川がない地域ということで、河川まで排水を引いた場合に、事業費が高くなってしまうため浸透式を採用している。

(議長)
それでは、第1号議案「主要地方道 大間々世良田線 社会資本整備総合交付金事業」の対応方針を決めたい。原案としては、「事業継続」となっている。原案通り決定してよいか。

 【異議なしの声】

(議長)
それでは原案通り決定する。

重点審議事業 市事業第4号議案 尾島東部地区 社会資本整備総合交付金事業

 【議案書により説明】

質疑・応答

(委員)
審議に移る前に確認したいが、最終的には住宅戸数を何戸計画しているのか。

(太田市)
人口として2,559人が当初の予定であり、およそ600~700戸を計画している。

(委員)
最終的な区割はまだできていないのか。

(太田市)
北側については、まだ仮換地指定が完了していない。

(委員)
現状はどの程度の人口なのか。

(太田市)
およそ1,200~1,300人である。

(委員)
平成40年までに完成するのか。

(太田市)
平成40年までに完成したいと考えている。

(委員)
南北方向の道路は事業の中心になると思うが、未着手ということはまったく進んでいないということか。

(太田市)
沿道の建物移転については、順次進めている。

(委員)
尾島東部地区と接続する、区画整理区域外の街路整備はどの様に考えているのか。

(太田市)
立地適正化計画において、居住誘導区域に位置づける予定のため、現道との接続は問題ないと考えている。

(委員)
この地域の地価はどの程度なのか。

(太田市)
計画段階では、1平方メートル当たり32,500円~65,300円となっている。

(委員)
ずいぶん価格に差があるが。

(太田市)
区画整理地内で用途地域が異なる場所があるため、ばらつきが大きくなっている。

(委員)
公園は完成しているのか。

(太田市)
一部完成している。

(委員)
区域を縮小することは考えていないのか。

(太田市)
考えていない。

(議長)
それでは第4号議案「尾島東部地区 社会資本整備総合交付金事業」の対応方針を決めたい。原案としては、「事業継続」となっている。原案通り決定してよいか。

 【異議なしの声】

(議長)
それでは原案通り決定する。

この2事業をもって、重点審議事業の審議は終了した。
続いて、重点審議事業以外の事業について審議する。

県事業第2号議案 一級河川 山田川 防災・安全交付金事業

 【議案書により説明】

質疑・応答

(委員)
用地買収が難航していることへの対応はどの様に考えているのか。

(群馬県)
 引き続き交渉を続けるとともに、流下能力が確保できるように整備を進めてまいりたい。

(委員)
山田川は川に近づける親水区間が多いのか。

(群馬県)
 周辺状況にもよるが、水辺に近づくことができる整備を心がけている。山田川は比較的多く親水区間を設置している。

(議長)
それでは第2号議案「一級河川 山田川 防災・安全交付金事業」の対応方針を決めたい。原案としては、「事業継続」となっている。原案通り決定してよいか。

 【異議なしの声】

(議長)
それでは原案通り決定する。

県事業第3号議案 吾嬬山線 農山漁村地域整備交付金事業

 【議案書により説明】

質疑・応答

特になし

(議長)
それでは第3号議案「吾嬬山線 農山漁村地域整備交付金事業」の対応方針を決めたい。原案としては、「事業継続」となっている。原案通り決定してよいか。

【異議なしの声】

(議長)
それでは原案通り決定する。

(議長)
これで議案審議を終了する。
群馬県公共事業再評価委員会運営要領第14条により、名簿以外に公表を差し控える資料はあるか。

【特になしの声】

(議長)
それでは、本日の委員会資料のうち、公表を差し控える資料は「なし」とする。
以上で、「議事」は終了した。進行を、事務局に返す。

(事務局)
以上をもちまして本日は閉会とします。
委員の皆様には、長時間にわたり御審議を頂きありがとうございました。

閉会

(11時10分)