平成26年度群馬県水道事業決算

更新日：2015年11月11日印刷ページ表示

1．決算報告書

1）収益的収入及び支出

**収益的収入（単位:円）**
区分	当初予算額	補正予算額	予算合計額	決算額	増減額	備考
水道事業収益	10,351,596,000	195,378,000	10,546,974,000	10,525,973,488	-21,000,512
営業収益	6,870,844,000	0	6,870,844,000	6,844,658,426	-26,185,574	（うち、仮受消費税及び地方消費税507,011,663）
営業外収益	569,474,000	4,683,000	574,157,000	576,272,374	2,115,374	（うち、仮受消費税及び地方消費税19,376）
特別利益	2,911,278,000	190,695,000	3,101,973,000	3,105,042,688	3,069,688

**収益的支出（単位:円）**
区分	当初予算額	補正予算額	流用増減額	予算合計額	決算額	不用額	備考
水道事業費用	6,791,848,000	-463,930,000	0	6,327,918,000	5,863,874,392	464,043,608
営業費用	5,657,415,000	-407,666,000	-37,976,000	5,211,773,000	4,820,268,634	391,504,366	（うち、仮払消費税及び地方消費税109,068,640）
営業外費用	860,692,000	-40,904,000	37,976,000	857,764,000	857,533,829	230,171
特別損失	273,741,000	-15,360,000		258,381,000	186,071,929	72,309,071

2）資本的収入及び支出

**資本的収入（単位:円）**
区分	当初予算額	補正予算額	予算合計額	決算額	増減額
水道事業資本的収入	1,060,000,000	-748,235,000	311,765,000	311,765,815	815
企業債	820,000,000	-600,000,000	220,000,000	220,000,000	0
補助金	99,000,000	-98,267,000	733,000	733,000	0
出資金	66,000,000	-65,511,000	489,000	489,000	0
長期貸付金償還金	75,000,000	0	75,000,000	75,000,000	0
投資有価証券償還金	0	1,623,000	1,623,000	1,623,815	815
雑収入	0	13,920,000	13,920,000	13,920,000	0

**資本的支出（単位:円）**
区分	当初予算額	補正予算額	繰越額	予算合計額	決算額	翌年度繰越額	不用額	備考
水道事業資本的支出	5,176,374,000	-835,750,000	393,832,000	4,734,456,000	4,400,792,593	239,581,000	94,082,407
建設改良費	1,947,892,000	-832,079,000	393,832,000	1,509,645,000	1,176,461,801	239,581,000	93,602,199	（うち、仮払消費税及び地方消費税77,321,725）
開発調査費	2,000,000	-2,000,000	0	0	0	0	0
企業債償還金	1,488,346,000	0	0	1,488,346,000	1,488,343,021	0	2,979
出資金及び貸付金	1,500,000,000	0	0	1,500,000,000	1,499,586,739	0	413,261
他会計からの長期借入金償還金	235,136,000	0	0	235,136,000	235,135,700	0	300
国庫補助金返還金	3,000,000	-1,671,000	0	1,329,000	1,265,332	0	63,668

（注）資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額4,089,026,778円は、企業債等償還積立金902,208,590円、過年度分損益勘定留保資金3,109,496,463円及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額77,321,725円で補てんした。

2．損益計算書

水道事業損益計算書（PDFファイル：65KB）

**損益計算書（単位:円）**
科目		金額
1 営業収益
（1）給水収益		6,273,290,097
（2）その他営業収益		64,356,666	6,337,646,763
2 営業費用
（1）県央第一地区事業費		1,110,710,878
（2）県央第一発電事業費		23,094,016
（3）新田山田地区事業費		558,216,726
（4）新田山田発電事業費		3,911,374
（5）県央第二地区事業費		1,880,464,508
（6）東部地区事業費		883,583,113
（7）水質検査センター事業費		128,472,272
（8）一般管理費		122,747,107	4,711,199,994
	営業利益			1,626,446,769
3 営業外収益
（1）受取利息及び配当金		10,438,514
（2）長期前受金戻入		564,284,317
（3）雑収益		1,530,198	576,253,029
4 営業外費用
（1）支払利息		545,057,865
（2）雑支出		86,721	545,144,586	31,108,443
	経常利益			1,657,555,212
5 特別利益
（1）過年度損益修正益		3,034,534,845
（2）その他特別利益		70,507,843	3,105,042,688
6 特別損失
（1）過年度損益修正損		186,071,929	186,071,929	2,918,970,759
	当年度純利益			4,576,525,971
	その他未処分利益剰余金変動額			4,668,224,086
	当年度未処分利益剰余金			9,244,750,057

3．貸借対照表

水道事業貸借対照表（PDFファイル：88KB）

**貸借対照表(単位:円)**
科目		金額
資産の部
1 固定資産
（1）有形固定資産		44,267,941,099
（2）無形固定資産		15,906,822,810
（3）投資その他の資産		4,121,182,457
（4）建設仮勘定		6,317,882,903	70,613,829,269
2 流動資産
（1）現金預金		12,211,980,926
（2）未収金		549,874,430	12,761,855,356
	資産合計			83,375,684,625
負債の部
3 固定負債
（1）企業債		19,723,761,872
（2）他会計借入金		920,407,100
（3）引当金		610,885,767	21,255,054,739
4 流動負債
（1）企業債		1,554,844,770
（2）他会計借入金		235,135,700
（3）未払金		447,776,772
（4）預り金		120,420
（5）引当金		43,534,809	2,281,412,471
5 繰延収益
（1）長期前受金		14,203,399,331	14,203,399,331
	負債合計			37,739,866,541
資本の部
6 資本金
（1）資本金		33,170,095,437	33,170,095,437
7 剰余金
（1）資本剰余金		1,771,619,943
（2）利益剰余金		10,694,102,704	12,465,722,647
	資本合計			45,635,818,084
	負債資本合計			83,375,684,625

4．注記

水道事業注記（PDFファイル：134KB）

1.重要な会計方針

　当年度より、改定後の地方公営企業会計基準を適用して、財務諸表等を作成している。

(1)資産の評価基準及び評価方法

ア　有価証券の評価基準及び評価方法
- 満期保有目的債券償却原価法（定額法）による。

（2)固定資産の減価償却の方法

ア　有形固定資産
- 減価償却の方法
  定額法による。
- 主な耐用年数
  建物　6年～50年
  構築物　2年～60年
  機械及び装置　5年～50年
  器具及び備品　4年～15年
イ　無形固定資産
- 減価償却の方法
  定額法による。

（3)引当金の計上方法

ア　退職給付引当金
職員の退職手当の支給に備えるため、当年度の退職手当の期末要支給額に相当する金額を計上している。
イ　賞与引当金及び法定福利費引当金
職員の期末・勤勉手当の支給及びこれに係る法定福利費の支払に備えるため、当年度末における支給（支払）見込額に基づき、当年度の負担に属する額（12月から3月までの4か月分）を計上している。

(4)消費税等の会計処理

　消費税及び地方消費税の会計処理は税抜き方式による。

2.貸借対照表関連

(1)みなし償却制度の廃止に伴う移行処理について

平成18年度以前は、旧みなし償却規定を適用していたが、平成19年度以降は、旧みなし償却規定を適用しなくなったため、次のとおり整理している。

ア　平成18年度以前
　平成26年3月31日において、償却資産の取得又は改良に充てるための補助金等で現に資本剰余金として整理している額については、該当資産との対応関係の把握が全て可能であったため、旧みなし償却規定を適用していなかった場合の帳簿価額となるよう減額した額に相当する額を、資本剰余金から減額し、残余の資本剰余金を長期前受金へ計上した。
イ　平成19年度以降
　平成26年3月31日において、償却資産の取得又は改良に充てるための補助金等で現に資本剰余金として整理している額については、該当資産との対応関係の把握が全て可能であったため、旧みなし償却規定を適用していた場合の帳簿価額との差額に相当する額について、資本剰余金から利益剰余金に振り替えた。

3.セグメント情報の開示

(1)報告セグメントの概要

水道事業会計は、県央第一水道、新田山田水道、東部地域水道及び県央第二水道を運営しており、各水道ごとに運営方針等を決定していることから、それらの4つを報告セグメントとしている。
なお、各報告セグメントに属する事業の内容は以下のとおりである。

**セグメント情報の開示**
セグメント区分							事業の内容
県央第一水道							前橋市、高崎市、榛東村、吉岡町への水道用水供給事業及びその附帯事業並びに水道用水に関する調査事業
新田山田水道							太田市、みどり市への水道用水供給事業及びその附帯事業並びに水道用水に関する調査事業
東部地域水道							太田市、館林市、板倉町、明和町、千代田町、大泉町、邑楽町への水道用水供給事業及びその附帯事業並びに水道用水に関する調査事業
県央第二水道							前橋市、桐生市、伊勢崎市、渋川市、玉村町への水道用水供給事業及びその附帯事業並びに水道用水に関する調査事業

(2)報告セグメントごとの営業収益等

**当年度（自　平成26年 4月1日至　平成27年 3月31日）（単位　千円）**
	県央第一水道	新田山田水道	東部地域水道	県央第二水道	合計
営業収益	2,317,030	901,448	981,449	2,137,720	6,337,647
営業費用	1,237,121	589,442	909,896	1,974,741	4,711,200
営業損益	1,079,909	312,006	71,552	162,980	1,626,447
経常損益	1,036,801	269,725	95,017	256,012	1,657,555
セグメント資産	23,380,890	8,139,337	15,335,949	36,519,509	83,375,685
セグメント負債	5,638,234	3,412,824	8,353,137	20,335,672	37,739,867
その他の項目
他会計繰入金				489	489
減価償却費	532,254	248,965	480,791	1,285,037	2,547,047
特別利益	2,263,293	260,667	228,665	352,418	3,105,043
特別損失	76,247	21,557	21,749	66,519	186,072
有形固定資産及び無形固定資産の増加額	439,150	314,541	123,370	136,215	1,013,276