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起債制限比率

更新日:2011年3月1日 印刷ページ表示

起債制限比率は、公債費(借金の返済額)の状況から、財政運営の弾力性を測定する指標。低ければ低いほど財政運営に弾力性があり、政策的に使えるお金が多くあることを示している。

現行の地方財政制度では、公債費の一部が地方交付税によってまかなわれる仕組みになっています。公債費負担比率は、この影響を考慮しないのに対し、起債制限比率はこの影響を考慮する指標となっているので、自力で(すなわち地方交付税以外の財源で)公債費を償還する度合いを見るための指標となっています。

より専門的には…

起債制限比率とは標準財政規模に占める元利償還金の割合で算出されます。