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【10月】鉢物アジサイ現地検討会の開催~夏の管理を振り返り、よりよい栽培のため情報交換~

更新日:2022年11月22日 印刷ページ表示

 東部農業事務所普及指導課では、東部地区の鉢物アジサイ生産農家を対象にした現地検討会を開催しました。夏場の管理を振り返り、よりよい栽培のための情報交換を実施しました。

1 ねらいと背景

 群馬県は全国有数の鉢物アジサイ生産県です。中でも東部地域は約2.1ヘクタールの作付けがあり県内生産の6割を占め、高い品質を誇る生産農家が多いことや生産農家がオリジナル品種の育成に取り組んできたことなどから、高いブランド力を持っています。
 普及指導課では、気温が下がり花芽分化が始まり、枝姿が概ね決まるこの時期に、苗生産状況の確認や生産者間の情報交換のために現地検討会を開催しています。

2 取り組み内容

 9月30日に、明和町、みどり市、桐生市の各生産者ほ場を巡回しながら検討会を行いました。今年は6月下旬の異常高温や8月の日照不足など、苗生産には厳しい気象条件でしたが、その中でも適切に管理され、順調に苗生産が進んでいることを確認しました。普及指導課からは、今後の気象予測と病害虫対策について講習を行いました。当日は、高崎市や中之条町など県内他地域の生産者も参加し、県域での情報交換も行うことができました。
 コロナ渦で不透明な販売状況が続いていますが、こんな時こそしっかり品質を確保し、良品を生産・出荷していくことが重要であることを皆で確認することができました。

3 今後の方向

 普及指導課では、生産技術の高位平準化を目指して引き続き取り組んでいきます。また、コロナ禍における市場等の状況について最新の情報を収集し、生産者に提供を行っていきます。

現地検討会の様子の写真順調に育苗が進むアジサイの写真
現地検討会の様子           順調に生育が進むアジサイ