【11月】経営管理能力向上のための複式簿記講座を開催

　普及指導課では、農業者の経営管理能力向上のため、複式簿記講座を開催しています。複式簿記の基礎知識と記帳技術を学び、農業者各自の経営改善に役立てられるよう指導していきます。

1　ねらいと背景

　資材価格の上昇や気象変動等、農業を取り巻く環境が変化する中、農業者が経営を維持・発展していくためには、自らの経営管理能力の向上と適切な経営判断が求められています。そこで、農業者が複式農業簿記の基礎知識と記帳技術を習得し、財務状況等を適切に把握するための能力向上を目指します。

2　取り組み内容

　10月25日（火曜日）に複式簿記講座の第1回を開催しました。複式簿記の仕組みや簿記における取引の概要といった基礎的な内容の講座を行い、東部、桐生、館林の管内から合わせて10名の参加がありました。参加者の中には新規就農者のほかに、就農予定の研修生や簿記を学びたい認定農業者など、広い層の農業者がいます。

3　今後の方向

　今後、12月にかけて7回の予定で講座を実施していきます。適宜演習を行いながら決算までの流れを習得し、参加者各々の経営管理に役立てられるよう指導を行っていきます。

講座の様子