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平成28年度第5回健康福祉部等指定管理者評価委員会概要

更新日:2017年3月30日 印刷ページ表示

1 日時

平成29年2月22日(水曜日)午前10時10分から15時50分

2 場所

群馬県精神障害者援護寮
県立ふれあいスポーツプラザ
県立障害者リハビリテーションセンター
県立ゆうあいピック記念温水プール

3 出席委員

太田委員長、茂木副委員長、小澤委員、眞下委員、松岡委員、谷越委員、関委員、司東委員、平澤委員

4 議事

(1)群馬県精神障害者援護寮の資料説明、質疑応答、施設見学

施設見学の後、障害政策課次長及び指定管理者である(社福)アルカディアから資料に基づき説明を行い、質疑応答を行った。

主な質疑等

【委員】
障害者施設の事件が起きて、防犯体制や利用者の人達への影響があったか。

【指定管理者】
利用者には特に変わった様子はなかった。防犯については、伊勢崎警察署の方に巡回等を3ヶ月間継続してやっていただいた。

【委員】
利用者の稼働率以上に地域移行の実績などが大切と感じているが、どれくらい地域移行されたのか。

【指定管理者】
今年度は11名で、アパートが5名、グループホームに3名が入所され、5名の方が就労系に行かれた。残りの半分の方もホームヘルパーなどのサービスを利用したり、デイケアに通所するなど、その人なりの生活をしていただいている。

【委員】
退寮者との関わり、入寮の待機状況、ご意見箱の活用状況等について教えていただきたい。

【指定管理者】
退寮後のフォローとして、半年間は月に1度訪問し、相談を受け、アドバイスなどしている。待機状況は空室待ちが3名、体験開始の段階が10名。ご意見箱については、主にはイベント等への要望などの相談が多い。

【委員】
ピアサポート交流会の内容について伺いたい。
指定管理者:ピアサポート交流会は年に2回実施しており、(社福)アルカディアでピアサポーター研修を受けた者と交流し、地域での生活の様子や困ったときの相談先、実際地域で生活している人のお話を聞かせていただいている。

【委員】
施設を利用されている方の障害の程度、利用者の出身地域の分布はどのようになっているのか。

【指定管理者】
利用者の病状については様々で、10年前と比べ統合失調症だけでなく、感情障害、パーソナリティ、発達障害、多様的な生活のしづらさをお持ちの方が多くなってきたと感じている。利用者の出身地域については、伊勢崎市と伊勢崎市外が半分半分くらい。

【委員】
本年度実施した研修の中でアサーションコミュニケーションとあるが、どのような研修内容か。

【指定管理者】
今年度初めて受講したが、相手に不快感を与えないようなコミュニケーションの仕方を学んだ。

【委員】
ひきこもりは、県内にどれくらいにいるのか。

【指定管理者】
具体的な数字は把握していない。ただ、こちらでも在宅の家庭から入寮に関して相談を受けたこともある。

【事務局】
ひきこもりに関する事業として、こころの健康センターをひきこもり支援センターと位置づけ、相談等を受け付けている。

(2)県立ふれあいスポーツプラザの資料説明、質疑応答、施設見学

施設見学の後、障害政策課次長及び指定管理者である(社福)群馬県社会福祉事業団から資料に基づき説明を行い、質疑応答を行った。

主な質疑等

【委員】
指導員やコーチの派遣といった出前事業については評価できるし、ますます拡大していただきたい。

【指定管理者】
出前事業については、今後は利用を増やし、県の施設として障害者スポーツを広めていきたいと考えている。

【委員】
11年後に群馬県で国体が開催され、障害者スポーツに力を入れる良い機会と考えるが、具体的にここは会場になるのか。

【指定管理者】
観客席等の施設規模からいくと難しいが、是非この施設でも何か競技できればと考えている。

【委員】
目標設定について、3年間利用者数11万人となっており、実績がこれを上回っているが、目標が同じというのはいかがなものか。

【指定管理者】
目標設定については、施設のキャパシティを踏まえ、利用者の皆さんが安全、安心、快適に施設利用できるよう目標設定をしたものであるが、利用時間帯など検討の余地もあると考えている。

(3)県立障害者リハビリテーションセンターの資料説明、質疑応答、施設見学

施設見学の後、障害政策課次長及び指定管理者である(社福)群馬県社会福祉事業団から資料に基づき説明を行い、質疑応答を行った。

主な質疑等

【委員】
アンケートに職員が少ないといった意見があるが、実際にはどうか。

【指定管理者】
職員配置は、1人あたりの人員は基準に対しても多くなっているが、以前に比べると少人数ケアを進めたので見た目に少なく見えるかもしれない。

【委員】
北棟の改修はいつ頃から始めるのか。

【事務局】
平成29年度の予算で、29年度から30年度にかけて実施する。

【委員】
新しい施設での生活が始まってからも、利用者の意見を聞きながら、より良い施設としていただきたい。

(4)県立ゆうあいピック記念温水プールの資料説明、質疑応答、施設見学

施設見学の後、障害政策課次長及び指定管理者である(社福)群馬県社会福祉事業団から資料に基づき説明を行い、質疑応答を行った。

主な質疑等

【委員】
利用者の割には駐車場が狭いという悩みがあるようなので、県の方にも早く対策していただければと思う。

【指定管理者】
駐車場についていろいろ検討しており、職員駐車場の裏側の広場の利用を含め、県と協議していく。

【委員】
苦情箱でなく、感謝の気持ちを先に持ってきた意見箱で、お客さんも利用しやすいと思う。

【指定管理者】
意見をなかなか書いてくれなかったので、「ありがとうポスト」としてより利用者さんが意見を出しやすい形にしたもの。

【委員】
プール等の修繕等の状況、又、PPP事業や県内企業との共同イベント等はどのように企画しているのか。

【指定管理者】
施設の老朽化が進み、修繕費も200万程度予算を見込んでいる。中長期計画を作り、単年度の負担を減らすよう取り組んでいる。イベント等については、職員がアンテナを高かくして利用者から広げたり、協賛企業からの紹介などで拡大している。

【委員】
様々な事業を少ない職員で行っている現状があり、職員数を増やしていただきたいと考えている。

【事務局】
ニーズがあることは承知しており、何かしらの対策を打たなければならないと考えている。

(以上)

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