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令和元年度第3回健康福祉部等指定管理者評価委員会概要

更新日:2020年3月10日 印刷ページ表示

1 日時

令和元年12月26日(木曜日)14時45分から16時55分

2 場所

群馬県社会福祉総合センター 2階 203会議室

3 出席委員

新木委員長、松岡副委員長、小澤委員、眞下委員、深津委員、渡辺委員、大下委員

4 議事

(1)群馬県立義肢製作所の資料説明、質疑応答、施設見学

施設見学の後、障害政策課及び指定管理者から資料に基づき説明を行い、質疑応答を行った。

主な質疑等

【委員】
意思伝達装置の取扱いを開始したのはいつからか。

【指定管理者】
平成18年度からである。

【委員】
意思伝達装置の受注割合が多いことに驚いた。
また、義手等については料金が安いと感じている。受益者負担として、料金を少し上げてもいいのではないか。運営に無理がないようにしていただければ良いと感じている。

【指定管理者】
意思伝達装置は、補装具ということで、価格の上限が定められている。利用者自身が希望し、定められた基準よりも高性能な機能を付加した場合は、所要の費用を請求している。

【委員】
意思伝達装置を取り扱っているのは、県内で義肢製作所のみか。

【障害政策課】
以前、調査を行ったところ、確認できた範囲では他に取り扱っている事業所はいなかった。

【委員】
その点は、もっとアピールするべき。一方で、意思伝達装置以外の件数が減少傾向にあるとのことなので、他の事業所との差別化を図り、件数の増加につなげていただきたい。また、収入を増やし、可能であれば指定管理料を減らせるよう、努めていただきたい。

【指定管理者】
県内に義肢製作所は10箇所ほどあり、そのほとんどは治療用装具の製作を主としている。当製作所は障害者総合支援法の補装具の製作をメインにしている点が、他の義肢製作所との大きな違いである。また、小さな補修等をサービスで行っていることも利用者から喜ばれている。

【委員】
きめ細かいサービス等で、県民の幸福度の向上に貢献していただいてると感じる。是非、県とも連携して県立義肢製作所のPRを強化していただきたい。

【委員】
意思伝達装置はなぜ手間がかかるのか。

【指定管理者】
まず、意思伝達装置の利用者は、義手・義足の方と異なり、訪問する必要がある。また、本人に加え、訪問看護や訪問リハビリテーションをしている方も含めて日程の調整をして訪問し、細かい身体状況の把握等を行う必要がある。さらに、病状の悪化等に伴い、細かい調整が度々必要となる点も、負担が大きい要因となっている。

(2)群馬県聴覚障害者コミュニケーションプラザの資料説明、質疑応答、施設見学

施設見学の後、障害政策課及び指定管理者から資料に基づき説明を行い、質疑応答を行った。

主な質疑等

【委員】
土曜の利用者が平均3.3人とのことだが、開館の効果はあるのか。

【指定管理者】
利用者数は、平日と大きな差は無いように感じている。一方で、手話通訳者や要約筆記者からは、土曜日に利用できて便利だとの意見をいただいている。今後は県と協議し、本実施も検討していきたい。

【委員】
要望受付簿を整備しているとのことだが、受付状況はどうか。

【指定管理者】
今年度の受付はないが、昨年度は資機材の老朽化や遠隔手話サービスの設置場所の増設に関する要望があった。

【委員】
要望を受け付けやすい環境作りに努めていただきたい。

【委員】
いつも利用者に対して丁寧に対応していただいている。また、様々な研修を開催するなど、要約筆記者の養成に取り組んでいただいており、感謝している。
一方で、難聴者の利用が少ないと感じており、今後は難聴者の利用を増やすために、関係団体と連携を強化していただきたい。

【委員】
以前にUDトークを使った情報発信をしてほしいとの要望があったが、便利なツールであるため、是非研究し、活用していただきたい。

【委員】
利用者アンケートの内容について、性別が関係ない内容であるため、性別を問う質問項目はなくても良いのではないか。検討していただきたい。

(3)群馬県立点字図書館の資料説明、質疑応答、施設見学

施設見学の後、障害政策課及び指定管理者から資料に基づき説明を行い、質疑応答を行った。

主な質疑等

【委員】
パラリンピックに出場予定の職員をもっとPRして良いのではないか。

【委員】
音訳や点訳ボランティアの高齢化は重要かつ難しい問題であると感じている。若い世代に音読や点訳の体験をしてもらうなど、ボランティアの裾野を広げる取り組みにより力を入れていただきたい。

【指定管理者】
ボランティアの確保について、まゆだまネットフェスタの開催等により、多くの人に関心を持ってもらえるよう、努めていきたい。

【委員】
群馬県立点字図書館は、他県に比べても蔵書数や音訳の質に関しても優れており、利用者も声に出して言わないが感謝していると思う。

【委員】
群馬県版スマートサイトの設立を目指しているとあるが、どのようなサイトか。
また、まゆだまネットフェスタにおいて、視覚障害者向けにスマートフォンやタブレット端末等の使い方講座を開催していただきたい。

【委員】
スマートサイトは、医療機関と福祉機関をつなげるための有効なツールである。群馬県でも眼科医会と連携し、運営が開始される予定である。
まゆだまネットフェスタは、視覚障害者のみならず、一般の方にも情報発信するため、4年ほど前から協議会を立ち上げて開催している。機器展示や盲導犬の活動紹介、マッサージ体験など、内容も充実しており、今後の開催内容については改めて検討していきたい。

(以上)

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