ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 農政部 > 東部農業事務所担い手・園芸課 > 【12月】JA太田市花き部会キク現地研修会開催~資材高騰や販売状況について情報共有~

本文

【12月】JA太田市花き部会キク現地研修会開催~資材高騰や販売状況について情報共有~

更新日:2022年12月27日 印刷ページ表示

 JA太田市花き部会では、年末年始の需要期を前にキクの現地研修会を開催しました。栽培に関する研修の他、高騰する資材の情報やコロナ禍での販売状況について情報共有し、良品生産の重要性について再確認しました。(開催日:11月30日)。

1 ねらいと背景

 太田市は昭和40年代から輪ギク生産が始まった歴史のある産地で、屋根型の連棟ハウスを整備し、現在では9戸の農家が1.5ヘクタールで周年生産に取り組んでいます。年末年始の需要期を前に、毎年この時期に現地研修会を行っています。今年は、栽培技術研鑽とあわせ、高騰を続ける肥料など資材費の状況や、コロナ禍での販売状況等についても情報交換会を行いました。

2 取り組み内容

 現地研修会は生産者(部会員)、JA太田市、普及指導課で行い、3箇所のほ場を見学し、現在の生育状況について確認しました。普及指導課からは、CO2施用や病害虫対策の講習と、市場での販売状況についての情報提供を行いました。JAから、高騰する肥料・資材の現状と、今後さらなる価格上昇が見込まれる情報が共有されると、参加した生産者者からはため息が漏れていましたが、「こんな時だからこそ良品生産が重要。CO2施用や、病害虫管理を皆で徹底していこう」と声が上がりました。
 コロナ禍による極端なキクの価格低下は落ち着きを見せ、輸入の減少もあって最近ではキク類を含めた切り花全体の価格は高値基調で推移しています。しかし、不安定な状況は変わらず、加えてすべての資材が値上がりを見せていることから予断を許せる状況ではなく、引き続き皆で良品生産を心がけていくことを確認しました。

3 今後の方向

 普及指導課では引き続き良品生産を目指して指導していきます。

研修会での情報交換の写真
​研修会での情報交換

CO2発生器の設置状況の写真
CO2発生器の設置状況