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平成28年度第1回群馬県職業能力開発審議会開催概要
更新日:2016年12月1日
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1 日時
平成28年11月22日(火曜日)10時00分~11時30分
2 場所
県庁29階第1特別会議室
3 出席者
(委員)
岩田委員、太田委員、岡田委員、津川委員、永田委員、平岩委員、平田委員、金子委員、児玉委員、清水委員、五十嵐委員、岡部委員、手塚委員 (順不同)
(特別委員)
産業経済部長
(幹事)
産業経済部副部長
(事務局)
産業人材育成課長等
4 会議概要
- 会長選出:津川委員を会長に選出した。
- 事業報告:第9次群馬県職業能力開発計画の実績、第10次群馬県職業能力開発計画の進捗状況について報告を行った。
- 意見交換:「人材育成の課題や人材育成施策のあり方について」をテーマに意見交換を行った
5 委員の主な意見
- 若者には、仕事のスキルだけでなく社会人として必要な挨拶やマナーなど、基本的なところを学んでほしい。
- 社員を外部研修に派遣しているが、研修から戻った後の社内でのフォローが課題である。
- 企業では技能以外の教育になかなか手が回らないので、仕事以前の部分を伸ばすための工夫が必要である。
- OJT等の教育を受けた後、本人のモチベーションをいかに維持するかが大事である。
- チームワーク、協調性のある人材を育成することが課題である。
- 高校への出前講座でよく聞くのは、入社後の周囲とのコミュニケーションについての不安である。
- 県内には優れた製造業が多く、学生や保護者にそれを知ってもらうことが大事である。
- 女性には製造業は難しいと思われがちだが、女性が活躍できる職場でもあるということを、女子学生に伝える機会があると良い。
- 産業技術専門校で技能を身に付けて、社会に送り出す取組は重要である。
- 正社員になることは大事であり、年金制度もあまり知らない人が多いので、若い人に社会保険等についてぜひ教えてもらいたい。
- 学生の社会人基礎力を培うにはゼミ活動が重要である。
- 当校では、在校中に各種検定や技能五輪等の競技大会に全員チャレンジさせており、目標に向けて取り組む際の壁を乗り越えることで、より成長できる。
- 若者のコミュニケーション能力の問題は「しゃべれない」ことではなく、「雑談ができない」ということである。
- 人材確保については、東京に出て行く人が多いのは東京に魅力があるからなので、県にはぜひ群馬県で働くことの魅力をもっとPRしてほしい。
- 精神的に病んでしまう人は、年代を問わず、タイプによる。社内には話が苦手な人、話をし過ぎる人など様々なタイプの人がいるので、ケースバイケースの対処が必要である。
6 結論
- 審議会での議論を踏まえ、関係機関と連携しながら、今年度からスタートした第10次群馬県職業能力開発計画を着実に進めてもらいたい。