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【11月】抑制キュウリのフォローアップ巡回

更新日:2022年12月30日 印刷ページ表示

 抑制キュウリ栽培を新しく始めた人を対象としたフォローアップ巡回を今年度初めて実施しました。新規栽培者の早期の技術取得を支援し、キュウリ産地としてのさらなる発展を目指しています。

1 ねらいと背景

 キュウリは、管内で出荷額が一番大きい品目です。抑制キュウリは半促成ナスと組み合わせて栽培する生産者も多く、新規で始める生産者が毎年一定数います。そこで、当センターで実施している抑制キュウリ新規講座の対象者に、栽培を振り返る機会を設け、反省点を次作へ活かしてもらうため、関係機関と連携してフォローアップ巡回を実施しました。

2 取り組み内容

 生産者にとって、それぞれの栽培を振り返ることは技術向上にとって非常に重要な機会です。JA佐波伊勢崎、JA全農ぐんまとともに11月4日に赤堀地区、8日に東地区、11日に玉村地区と伊勢崎地区で実施しました。それぞれの生産者のハウスへ出向き、出荷実績と土壌分析結果、今年の栽培概況などの資料を示しながら、次作に向けた改善点を検討しました。巡回の中では、管理作業が間に合わなかったことや間違った病害だと思い込んで農薬選定を行っていたことなどが多く反省点としてあげられました。特に管理作業に関しては、関係機関からは、作業にかかる時間や効率的な作業方法、防除タイミングなど、助言を行いました。また、目標を高くもってもらうため、収量目標なども話し合いました。

3 今後の方向

 近年、抑制キュウリは比較的単価が安定しています。一方で、栽培期間が短いこと、高温期から厳寒期に向かって栽培する作型であること、病害虫の発生が多いことから、失敗すると収量が減少するリスクが大きい作型です。引き続き、新規栽培者の経営が安定するよう関係機関と連携しながら、支援を行っていきます。

先輩ほ場視察の様子の写真
現地巡回の様子

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