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県土整備部指定管理者評価委員会(都市公園部会:平成27年度第2回)議事概要

更新日:2015年8月18日 印刷ページ表示

日時・場所

1 開会

開会

2 あいさつ

あいさつ(都市計画課)

3 公園の設置目的について

各公園の設置目的について説明(都市計画課)

4 議事(各公園)

群馬の森

(1) 平成27年度管理運営方針について

指定管理者より説明。

【委員】緑化などのプロジェクトを行う団体に対して国と県で助成を出しているはずだが、花のゆりかごプロジェクトを行っている指定管理者もこれに該当するのか。また、群馬の森の梅林地域の河川敷の整備をするために、市民団体に働きかけをしてそのような助成金を使ったらどうなのか。

【都市計画課】助成金の話はクリーン作戦というもう一つの施策のことだと思う。花のゆりかごプロジェクトは花の苗を育ててもらい、それを購入するといった施策になっている。クリーン作戦の助成金は、公共用地に花などを植えてくれた団体に対して出しているので、指定管理者に出すのは難しい。花のゆりかごプロジェクトをしてもらっているので、その花苗を買うことでの援助はできるかもしれない。また、河川敷は高崎市の管轄なので、高崎市と協議してみないと整備できるかどうかわからない。

【高崎土木事務所】花のゆりかごプロジェクトについて補足すると、通常のやり方は高校を会場にして一般の人に花苗を育ててもらい、買い取るというものだが、高崎市の場合、農業系の高校がないので、フィールドのある群馬の森で指定管理者にお願いしている。一般的な花作りの補助金とは性質が違うものになる。

【委員】管理運営方針の資料についてだが、公園の設置目的をちゃんと表記してもらえれば、管理運営方針が公園の設置目的に沿っているかを把握することができる。次回から改善してもらいたい。

【都市計画課】承知した。

(2) 平成27年度事業計画書について

 指定管理者より説明。

【高崎土木事務所】大規模な修繕などは土木事務所が対応している。しかし、対応が追いついていないところがある。今年度も予算の範囲でできる限りの対応をしていきたいと考えている。

【委員】枯れ木の問題が説明の中であった。群馬の森はおそらく毎日100人近くの人が散歩している。そのような人たちにパンフレットを配って、枯れ木を見つけたら報告してもらうよう働きかけたらどうか。指定管理者だけで全てを把握することは難しいが毎日歩いている人なら把握できるかもしれない。

【高崎土木事務所】参考にさせていただく。

【委員】事業計画書の2)管理及び運営の体制の図と3)管理責任者及び管理体制の文章を見比べていると、3)管理責任者及び管理体制の文章にある母子協会の運営による売店の位置づけが2)管理及び運営の体制の図にない。また、3)の文章内に除草作業などを障害者施設の人が行っているという話があるが、それはボランティアなのか。その位置づけも明記されるといい。

【指定管理者】今後改善したい。

【委員】事業計画書の(5)成果目標について、この文章を読んでいると総合公園というより子どもたちの公園を目指しているように感じる。中間層の利用が少ないといっていたが、高齢化社会の中で憩いの場など中高年の利用も促すような文言も取り入れてもらえるといい。修正できるところは修正してもらいたい。

【委員】(5)成果目標に書いてある「太陽エネルギーの活用を一年以内に完了する」というのはどういうことか。

【指定管理者】太陽光による照明について、現在本社で研究している。藤岡にある指定管理者の施設で取り入れたらしいので、群馬の森でも取り入れようと思い、記載した。

【委員】AEDの設置箇所は何カ所あるのか。

【指定管理者】守衛室に1つ、近代美術館・歴史博物館にそれぞれある。

【委員】現場調査をしてみて、高齢者が多くいると思った。また、群馬の森は広大な敷地がある。一人で散歩しているような人が万が一倒れてしまったときなどの救助体制・連絡体制はどのようになっているのか。

【指定管理者】広大な面積を4,5人で管理していて、人的手当は難しいと考えている。しかし、パトロールは1日3回している。パトロール中に緊急事態に遭遇すれば対処できる。それ以外に、散歩している人が群馬の森にはたくさんいるのでそのような人たちで助け合っているケースもある。そのような場合は直接救急車を呼んだ後に、守衛室に連絡があることがほとんどである。そのときに公園内に救急車が入りやすいように対処などはしている。

【委員】外線電話が守衛室にあるなら、その電話番号を公園内に貼っておいたらどうか。

【指定管理者】トイレとあそびの広場には貼ってある。また、今のところ深刻な事態は生じてない。

【委員】指定管理者は委託者・利用者の声をどのように受け取っているのか。外部とのコミュニケーションの体制がはっきりしているといい。古くなった看板に気がついたら、県などとコミュニケーションをとってすぐに直せるような体制がとれているのか。また、アンケートをとったら、いつまでに回答し、公開するといった内容を事業計画書の中に明記していてもいいのではないか。

【都市計画課】事業計画書に記載はないが、評価委員会の中で利用者に対して統一アンケートを実施している。その要望に対して、どこが対応するのかを回答し、ホームページで公開している。

【委員】指定管理者が県に対して要望がある場合にすぐに対処できるような体制はとれているのか。

【高崎土木事務所】月1で定例会は行っている。予算との兼ね合いもあるが、指定管理者からの要望は聞いているので協議をしながら対応していきたい。

【委員】事業計画書を見ているとすばらしい自主事業をやられているようだが、PRはどのように行われているのか。

【指定管理者】高齢者には新聞を利用してPRし、子育て世代にはフリーペーパーを児童館やコンビニに頼んで置いてもらってPRしている。ぐんまちゃんの広報誌にも掲載してもらっている。

(3) 平成27年度第1四半期モニタリングシートについて

指定管理者より説明。

【委員】モニタリングシートに記載があるボランティアの受け入れについて、現状で受け入れているボランティア団体は団体からの申出か、それともこちらから依頼しているのか。

【指定管理者】全体の8割くらいは団体からの申出だが、一部大学生のボランティアなどに対してこちらから呼びかけをしている。

【委員】例えば中高木の管理など、モニタリングシートで実績の回数が計画の回数よりだいぶ多くなっているものがあるが、それは実績くらいの回数行わなければならなかったのか。そうだとすれば、計画を見直す必要があるのではないか。

【指定管理者】おそらく外部委託すれば、計画くらいしかできないだろう。しかし、うちは造園業者4者がバックについているからできる。普通なら委託費がかかりすぎてできない。

【委員】実態が計画以上にやらざるを得ないような状態であれば、指定管理者が大変だと思う。

(4) 平成27年度管理運営状況に関する意見交換

【委員】散歩している地元の人がたくさんいるので、それらの人が関心をもつような企画をしたらいいと思う。指定管理者の管理状態はいいと思うが、利用者が公園の管理面においても協力してくれるような体制ができたらいいと思う。

【委員】工作教室がテレビの取材を受けてから、雨の日でも来園者が得られるようになった。工作教室を楽しみに公園の門を笑顔で入ってくる親子を見かける。情報発信的な部分を見ても、テレビのおかげで新聞や広報誌などで常に工作教室を群馬の森のイベントとして目にするようになった。
売店の隣の障害者トイレに子どもが閉じ込められるという事件が起きたことがあった。そのときに子どもの母親が硬貨で扉を開けた様子を見て、勉強になった。守衛所でもそのような事態が生じていることを把握しているのかが気になる。
指定管理者の人には倒木などを時間外にもきちんときれいに片付けてもらっていて利用者として感謝している。ただ、トイレの掃除にもう少し力を入れてもらえるとうれしい。
福祉団体が販売事業を公園内でしているが、そのような社会的経験ができる場を提供しているのはいいと思う。福祉団体の人の中にはお金の計算などが苦手な人もいるが、公園というリラックスできる場所であることから、利用者も穏やかに対応できる。

【委員】母親など女性からしてみれば、管理が行き届いているかの基準としてトイレの清潔さはまず目につく。なので、トイレの掃除には力を入れてもらいたい。犯罪の抑止力には人の目が有効。だから、安心して利用してもらえるためには群馬の森が愛されて多くの人に利用してもらえることが重要だ。自然を生かした公園というのをもっとアピールしてやっていてほしいと思う。

【委員】広報力や企画力はすばらしい。今まで来園したことなかったひとを呼び込んだことは評価できる。よく公園を利用している人たちが集まってボランティア活動をできるような仕組みがあってもいいのかと思う。

【委員】トイレ掃除についての話が出てきているが、高圧洗浄などを使うといいと思う。

【委員】高低差があり、やむを得ない所もあるのだが、泥が園路上に入ってきてしまっているので、きれいにしていただきたい。また、修景池の所の四阿の横に竜のひげが生えているのだが笹が進入してきているのでとってもらいたい。
ふるさとの道の駐車場のところにあるつつじの灌木に、原子力研究所に生えている真竹が混ざってきてしまっている。
大芝生広場のところの雑草が増えてきているので除草のレベルの向上をお願いしたい。
また、様々な看板が立っているが、数が多すぎるのではないか。

【委員】よく管理されている。ただ、欲を言えば、コミュニケーションをとって県の公園目的と管理者の意識をなるべく統一させるといい。

【委員】何度か群馬の森には来ているが、今日は雨が降っていたのでいつもと雰囲気が異なり、よかった。樹名板が増えていてよく関知されていると思った。修景池のまわりの石貼りのモルタルの補修が周りに合わせてされていてよかった。また、市と県で管轄が分かれているところがあるようだが、利用している人は管轄の違いはわからないのでよく協議していってほしい。

【委員】群馬の森は樹木の管理が大変。その点における管理上の重み付けがあったらいい。自然災害の問題などは仕方ないにしても、想定されるようなことはしっかり対応できるようにしておいてもらいたい。また、遊具が増えていたが、幼児などが利用する際の保護者の負担が増えるといった話はないか。

【指定管理者】今のところ、そのようなお願いや苦情はない。ただ、小学校の高学年の子が楽しめるような遊具がないという話はある。

【委員】樹木の更新を考えていかなければならない時期だと思う。

【都市計画課】今後検討していきたい。

観音山ファミリーパーク

(1) 平成27年度管理運営方針について

指定管理者が説明。

特に議論はなされなかった。

(2) 平成27年度事業計画書について

指定管理者が説明。

【委員】事業計画書の団体の概要に観音山ファミリーパークの管理歴を記入してほしい。

【委員】発注する業務のうちで、自前でやっていこうと思っているものはあるか。

【指定管理者】芝生管理を自前でやっていきたいと思っている。花はすでに自前で管理している。

【委員】事業計画書内に書いてある「簡易パーゴラ」とはどんなものか。

【指定管理者】竹で組んで上に寒冷紗をつけたものである。日陰がないというので作った。

【委員】どこからでも出入りできてしまうと言っていたが、不審者情報とかあったのか。

【指定管理者】花火したあとや酒飲んだあとなどが、朝来ると残っているということはあった。閉門したあとにやって来ているみたいだ。だが、完全に門を閉めることはできない。

【委員】防犯カメラは何カ所か。

【指定管理者】2カ所ある。

【委員】ISOの取得が進められているということだったが、ぐんまスタンダード(GS)などをとってみるのもいいと思う。

(3) 平成27年度第1四半期モニタリングシートについて

指定管理者が説明。

【委員】NPO法人ぐんま緑のインタープリター協会などと連携した調査というのはいつごろ成果が出るのか。

【指定管理者】去年の12月より着手しているが、1年間見る必要があるということで今秋に報告があがってくる予定。

【委員】今回の委員会は今期という断面しか見ていないが、10年間も観音山ファミリーパークの管理をしてきているのだから、その10年間の成果というのも聞いてみたいと思った。

(4) 平成27年度管理運営状況に関する意見交換

【委員】10年間という管理期間の成果の推移がわかるような資料が見てみたいと思った。そうすると努力の過程がわかる。

【委員】現地調査で見ているだけでは気づけないところを指定管理者の人たちにしっかりと伝えてもらえれば、見落としがちな点もしっかりと評価できる。

【委員】ホームページのアクセス数が非常に伸びているようだが、来園者数も伸びているのか。

【指定管理者】バナー広告を利用したことがアクセス数の伸びた理由だろう。ホームページの中身をより見てもらえるようなホームページのリニューアルもした。若い利用者が多いので広告として有効な手段になる。

【委員】トイレがとてもよく掃除されていた。トイレをそれぞれが担当して掃除しているから、より力が入るのだろう。

【委員】清掃・植物管理など細かいところで創意工夫されている。チップがまかれているなど自然の森への取組が着実に進み始めたのが嬉しい。自然の森は公園の面積の多くの部分を占めているから、ぜひ有効に活用してもらいたい。

【委員】ユニット活動・自主活動をよくやっている。また、職員がやりがい、誇りを感じてよくやっているのが現地調査から感じられた。そして、やはり長期間にわたって管理してきて、これからこうありたい、こうしたいという思いがあるだろう。資源や人手の問題などがあるだろうと思うが、これからこうあるべきだという姿を見せていってほしい。

【委員】花が前よりだいぶ増えた。また、トイレがきれいであると、使う側もきれいに使おうと思うからいいと思う。いろいろな遊具が増えたり、芝生が更新されていたり努力が感じられる。

【委員】よい水準が保たれていて、細かいところも努力されている。ただ、四つ目垣にそろそろ綻びがでてきている。また、けやきにカビが出てきて、根っこが腐ってしまう可能性があるので気をつけたほうがいい。

敷島公園

(1)平成27年度管理運営方針について

指定管理者が説明。

【委員】松とか桜の枯れた木が根元から2~3メートルくらい残っているものがある。根元を取り除かないことに何か意味があるのか。

【指定管理者】根元を取り除いていないだけで、特に意味はない。今は放置されているものに対してはこれから高木剪定を行うのでそのときに取り組みたい。

【委員】枯れている木も何本かあったが、それらもそのときにまとめて取り除くのか。

【指定管理者】枯れ枝の高木剪定には定期的に取り組んでいくことを目標としている。そのための道具などを平成26年度に購入した。

【委員】トイレ掃除の頻度は各トイレによって異なるのか。施設内のトイレと外のトイレに清掃具合の差がある。

【指定管理者】基本的には1日おきで掃除している。今は繁忙期なので外のトイレなどは汚れやすい。

【委員】トイレの瀬戸物の部分に色がついてしまっている。何か対策しているのか。

【指定管理者】定期的に薬剤の使用はしている。

(2)平成27年度事業計画書について

指定管理者が説明。

【委員】事業計画書の表紙にタイトルをつけてほしい。

【委員】事業計画書に目次をつけてほしい。
あと、植物管理において、クロマツの管理は品質管理課が行って、その他は施設管理課が行っているということか。

【指定管理者】診断などは品質管理課が行い、植栽管理の場合は施設管理課が行っている。

【委員】地域の住民のための空間として、多様な利用者にとって快適な環境作りとあり、美観の確保のための維持管理をすると書かれているが、美観の向上という意識は持たないのか。管理運営方針にも美観の維持と書かれていたが維持向上にしてもらえたほうがいい。運動公園としての維持管理は十分になされているが、近隣住民の利用ということを考えると枯れ木がないとか草刈りがなされているとか美観の維持向上を目指してもらえるといい。

【委員】芝の管理について、過年度からのダメージ蓄積を踏まえた現状評価が20%となっているのが気になる。

【指定管理者】謙虚に捉えているところもあり、また、維持管理という面だけでなく基盤ということも考えて20%をつけた。基盤をこれから3年間で改善できるよう努めていきたいという気持ちがある。

【委員】ライブカメラは指定管理者のほうで購入したのか。

【指定管理者】常備している。

【委員】省エネということには触れていないが、どうか。

【指定管理者】ぐんまスタンダードの認定を受けている。目標数値設定などもある。

【委員】ザスパクサツ群馬のホームグラウンドとしてのホームタウン化を進めるとあるがそのためにどのような取組みをしているのか。

【指定管理者】敷島公園まつりと同日開催でザスパクサツ群馬の試合を行い、敷島公園まつりのチラシに試合の広告を載せたり、その前座として気球を上げたりした。また、ザスパクサツ群馬を応援しているといった文言を添えてザスパクサツ群馬のフラッグを照明灯につけたりもしている。今年度は行われなかったがザスパクサツ群馬が健康教室を例年開催しており、その支援を行うといったこともしている。ザスパカラー一色とまではできないが、一体となって盛り上げていこうとしている。

【委員】東京オリンピックのキャンプ地の候補とかに名乗り上げてはいないのか。

【都市計画課】前橋市のほうからエントリーはしている。

【前橋土木事務所】今の段階だと、市町村に積極的に手を挙げてもらうよう県から働きかけているところだ。それを差し置いて県が手を挙げるということはまだできない。

【都市計画課】いろいろと競技によって課題があり、それも調べなければならない。また、オリンピックにおける誘致についてはスポーツ振興課が中心に行っている。前橋市から、キャンプ地として誘致を行う際に敷島公園を使える施設として申請していいかという話があったので承諾した。キャンプ地として誘致を行う場合、宿泊施設などスポーツ施設以外の施設も必要になってくるので難しい面があるが、敷島公園の利用については協力していく。

【委員】水泳場の外のプールが放置されている。夏場に使えないのはもったいない。

【都市計画課】老朽化が進んでおり、修繕のためにはまとまった費用が必要。しかし、その予算がまだ確保できていない。利用できなくて迷惑をおかけしているが安全を十分に確保できる状態になったら、再オープンできるようにしたい。

【委員】子どもがくじらプール好きなので、ぜひくじらプールを残してもらいたい。

(3)平成27年度第1四半期モニタリングシートについて

指定管理者が説明。

とくに議論はなされなかった。

(4)平成27年度管理運営状況に関する意見交換

【委員】水泳場は県外からも多くの選手が利用に来ている。ただ、やはり外のプールで使えなくなっているものがあるのは残念だ。また、管理についてはよくされているがトイレ等などいくつか気になる場所もある。それに、人の気配のないトイレがあり、そのようなところで事故などが起きないように注意をしておいてもらいたい。

【委員】トイレの外にあった竹垣が朽ちていたので、修繕したほうがいい。また、噴水はどのくらい稼働していないのか。

【前橋土木事務所】4年前くらいから水を出していない。年数とともに安全度が落ちたため、そのようにしている。

【委員】アンケートボックスが新しくなって、わかりやすくなった。ただ、テニスコートのところにあったものは書きにくいので、ボードなどを置くなど工夫してほしい。
駐車場にカメラが設置されているらしいが、それを知らせる張り紙などがあったほうがいいのではないか。

【指定管理者】駐車場の入り口のところに防犯カメラの存在を知らせる張り紙が貼ってある。防犯カメラ自体に張り紙をしてしまうと、防犯カメラにいたずらなどをされる危険性がある。

【委員】よく管理されているが、トイレの掃除をもう少しがんばってほしい。また、ケヤキの周りのコンクリートがはげてしまっていたり、一部枯れている木があったりした。

【委員】駐車場の一区間が狭いと思った。陸上競技場の多目的トイレのドアが手前に引かないと開かないので車いすの人にとっては大変だと思った。

【指定管理者】そこは古いままでまだ改修がなされていないが、最新のものに改修しているところもある。

【委員】サッカー・ラグビー場と野球場の稼働率が低い。大きい大会があまりないのか。

【前橋土木事務所】季節的なものもある。冬場などスポーツが行われない期間があると稼働率は低くなってしまう。また、稼働率を上げすぎると芝生の整備ができなくなるという問題もある。県内随一の高基準を満たした施設なので、コンディションが悪くなり、利用できない状況にしてはならない。

【委員】利用率を上げるのは難しいようだが、群馬県の子どもたちが敷島公園で試合することを目標にがんばれるような公園づくりを目指してもらいたい。

【委員】芝の管理等も含めて、よく管理されていると思った。しかし、今日は大会が開かれていることもあってか、以前よりトイレが汚れているように感じた。照明のところにくもの巣もはっていた。ただ、前回の評価委員会で指摘されたことが改善されていて努力を感じられた。

【委員】大型映像による事業というのはどのようなものが考えられるか。

【指定管理者】具体的には、フィルムコミッションとしてCM撮影などを提案したり支援したりしている。その他にも、自主事業で活用している。

【委員】足利市では、映画の撮影が行われるなど力をいれている。敷島公園もがんばってもらいたい。

【委員】駐車場の問題があるといっていたが、その他の問題や苦情の一覧表といったものはあるのか。

【指定管理者】一覧表はある。しかし、今回は管理運営方針などの説明だったので用意しなかった。

【委員】トイレの壁や照明の汚れが目立った。

【委員】老朽化が進み、見栄えの悪いところがでてきた。園石の補修で白く塗ってあるところや聖火台の下の芝生が荒れているところなどが目立つ。保守点検を継続的にがんばってもらいたい。それと、防犯カメラは何台あるのか。

【指定管理者】三台ある。

【委員】不審者情報はあるのか。

【指定管理者】締め切ってないので、夜に人が入っていることなどはある。

【委員】利用者から不審者がいるといった通報はあるか。

【指定管理者】不審な人物がいれば、こちらから声をかけるようにしている。

【前橋土木事務所】競技中とかにも不審な人物は見受けられるようだが、それは各団体のほうがわかるので各団体で対処してもらっている。

【委員】初めて大きい大会がやっているときに現地調査をしたが、駐車場の様子や動きなどが見られてよかった。駐車場の様子を見たことで、駐車場の問題はいろいろと難しいと感じた。大会や競技が行われているときに駐車場以外で苦労することはあるか。

【指定管理者】大会利用者からフィールド状態等の要望がくるので、それに応えていくこと。

【委員】そのような要望はいつくるのか。

【指定管理者】利用申請で各団体がきたときに、様々な要望を受ける。また、大会中や競技中の人の動きや備品の動きを把握することも苦労する。備品はその管理や修繕もしなければならない。

【委員】その修繕費はどうなっているのか。

【指定管理者】修繕費は収支計画の段階で県からの委託料の中から年間500万円をあてている。

金山総合公園

(1)平成27年度管理運営方針について

指定管理者が説明。

【委員】以前、聞かせてもらった里山更新計画は生かされているのか。それに対して県とのやりとりはあるのか。樹木伐採の裁量がどの程度、指定管理者にあるのか。

【指定管理者】公園敷地内に30㏊くらいの自然林があり、そこの下刈りは行ったので維持管理していく。そして、里山再生に向けたゾーニング計画を作っているところなので、県と相談していきたい。植栽した園内のものについては、見通しが悪くなったところなどを随時県と相談して伐採している。山のほうに関しては、ふれあい工房周辺など一部伐採させてもらっているが、まだ、全体的な萌芽更新のための伐採はしていない。

【委員】全体的な里山のイメージがあって、そのイメージに近づけるためにどのように伐採するかというプランがあるとわかりやすい。

【委員】見通しが悪くなる前に伐採することはできないか。

【指定管理者】低木の剪定も始めたのだが、ある程度伸びてからでないと剪定できない。

(2)平成27年度事業計画書について

指定管理者が説明。

とくに議論はなされなかった。

(3)平成27年度第1四半期モニタリングシートについて

指定管理者が説明。

とくに議論はなされなかった。

(4)平成27年度管理運営状況に関する意見交換

【委員】よく管理されている。あとは、利用者が公園をきれいに使うよう促したり、ボランティアでごみ拾いなどをしてもらったりするといい。また、駐車場が不足している問題があるということだが、シャトルバスなどを出してみるといいと思った。

【委員】とても管理がいい。小さな花などがたくさんあったが、それらにも名前をつけておいてもらえるといいと思った。駐車場の話があったが、駅の利用を促進したらいいと思った。また、ホタルが見られるということだが夜は何時まで開いているのか。

【指定管理者】普段は8時に閉めてしまうのだが、ホタルが見られる時期は9時まで開けている。

【委員】働いている人が公園を愛しているのが伝わってくる。駐車場の混雑回避のために混雑予想カレンダーを作ったということだったが、リアルタイムの混雑状況がわかるといいのではないか。

【指定管理者】不定期な状態ではあるが、facebookでは混み始めるとお知らせはしている。しかし、電話で混雑状況に関する問い合わせは多いので、もっとそのあたりのケアが必要だと感じている。

【委員】緊急連絡先が様々な場所にあるのは評価できる。また、熱中症に対する注意を促す取組みはしているのか。

【指定管理者】定期的に放送では注意を促している。温度計を置くといった話も出たが、温度を公表する場合、気象庁に届け出をしなければならないので話が進んでいない。しかし、いろいろな手段で対策はしていきたい。

【委員】管理がいい。低木も高木も危なそうなところはなかった。ただ、トイレの天井にくもの巣があったのでとってもらえたらと思う。また、金山総合公園をもっと宣伝していってもらいたい。太田市や群馬県の宣伝にもつながる。東武鉄道の太田駅と三枚橋駅の間に新しく駅ができるというような話があるが、駅名をぐんまこどもの国駅にするとか、もっと見所をつくるとか開発していってもらいたい。安全管理にもよく心を配ってもらっているようだが、危険なことに対して注意喚起できるような人を置き、これからもよく点検していってもらいたい。

【委員】よく管理している。安全安心を目標に管理しているということで、AEDの設置場所の地図がわかりやすく貼ってあったり、事故防止のチラシを作ったり、努力されている。あと、自然散策路を歩かせてもらったが、降りるところが少し急だったので改善してもらいたい。コンクリート等で修繕されているところもあったが、自然散策路ということなので木材を使うなど工夫もしてもらいたい。

【委員】新しいユニフォームいいと思う。管理がよく行き届いているので、このまま続けていってもらいたい。自然散策路など改善すべきところの優先順位をつけて、県には取り組んでいってもらいたい。
混雑予想カレンダーに時間帯もつけたらいいのではないか。また、連休だけとかでもいいのでシャトルバスがあるといい。

【委員】ふれあい工房で今は毎日何かやっているのか。

【指定管理者】今まで決められた曜日でしかできなかった特別講習会を、予約してもらって、ふれあい工房が開いているときならいつでもできるようにした。特別講習会の情報はホームページ、電話の問い合わせ、サービスセンターのチラシ等で知ることができる。

4 事務連絡

事務連絡(都市計画)

5 閉会

閉会

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