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県土整備部指定管理者評価委員会(都市公園部会:平成25年度第3回)議事概要

更新日:2014年2月27日 印刷ページ表示

日時・場所

平成25年12月18日(水曜日) 午前9時35分~午前12時00分 敷島公園
平成26年1月16日(木曜日) 午前9時30分~午前11時55分 群馬の森
平成26年1月16日(木曜日) 午後1時20分~午後3時50分 観音山ファミリーパーク
平成26年1月21日(火曜日) 午前9時35分~午前11時55分 金山総合公園
平成26年1月21日(火曜日) 午後2時00分~午後4時30分 つつじが岡公園

1.開会

  • あいさつ

2.事務局・指定管理者説明

  • 改善事項進捗状況報告書について(指定管理者・土木事務所)
  • 平成25年度第1四半期、第2四半期モニタリングシートについて(指定管理者・土木事務所)
  • 平成25年度県立都市公園統一アンケート結果について(指定管理者・都市計画課・土木事務所)

3.議事(各公園)

敷島公園

改善事項進捗状況報告書(過去の指摘事項への対応)について

【指定管理者】平成25年度第1回評価委員会で指摘・要望のあった事項への主な対応を報告する。まず、ごみ集積場に枯れた草木が積んであるのが気になるとご指摘を受けたが、農家に取りに来てもらうようにした。「敷島公園まつり」で腐葉土の無料配布を行うことも検討している。
 ドングリを活用した自主事業をしたらどうかという提案も頂いた。今年度は実施できなかったが、来年度からは自主事業の「杜の教室」で挑戦したいと考えている。
 花壇の植栽計画を立てるようにしてほしいとの指摘に対しては、花植えボランティアの活動に関わるなどしているが、新しい計画については検討段階である。
 テニスコートへ行く途中に、けもの道ができているとのご指摘に対しては、そこにウッドチップ・バークチップを敷くことや砕石を置くことによって、通常の道にするという対応をとる予定である。
 さらに、補助陸上競技場に水たまりがあると指摘のあった箇所は県が修繕を行った。

【前橋土木事務所】指摘のあったトイレの改修は、競技場内の改修等で進めていきたいと考えている。

【委員】委員が指摘した事項について、優先度が低いものに関しても指定管理者・県が取り組んでいることが確認できた。

【委員】洋式トイレが少ないことを以前指摘したが、新設のトイレは全て洋式トイレなのか。
【前橋土木事務所】新設したトイレは、和式・洋式どちらも設置している。洋式しか使えない子供がいる一方で、年配の方は和式の方が慣れていて使いやすいためである。

平成25年度第1・2四半期モニタリングシートについて

【委員】受付・接客の自己評価が第1四半期はA評価、第2四半期はB評価と評価は下がっているが、更なるレベルアップのためにB評価にしたと感じられた。受付に立つ際にも安全・安心、緊急時の対応などを考えているとの説明であったので、そのような積極的な姿勢を今後も続けてほしい。

【委員】自主事業として開催している「杜の教室」の「ビーズアクセサリー&クラフト手芸教室」は、第3土曜日に実施しているが、6月15日の次が7月20日なるなど、日にちにばらつきがでてしまう。その点をどのように考えているか。
【指定管理者】定期的に開催したいのだが、講師をお願いしている先生の都合で難しい部分もある。ただ、基本的には、参加者のニーズで定期的に開催している。

【委員】不審者への声かけで事故を未然に防いだとあるが、不審者の情報(特徴、場所)を日誌につけるなどしているのか。
【指定管理者】日誌に記載している。声を掛けることで不審者がその場から立ち退き、結果的に防犯に繋がっている。

【委員】平成24年度第4回評価委員会で、松の倒木があったため松の管理状況を議論したが、その後松の管理状況はどうか。
【前橋土木事務所】切るタイミングを見計らいながらの対応をする。
【委員】今年は台風でかなりの強風となった日があったが、どうだったか。
【指定管理者】台風では、太い枝が落ちてくるなどの大きな被害はなかった。
【前橋土木事務所】松の状態は健康的である。それ以外の高木についても指定管理者の中に樹木医がいるので、観察していきたい。

【委員】園路の花壇はいつもきれいで、地元でも大変評判になっている。

【委員】省エネの一環として、電灯のLED化は考えているか。
【前橋土木事務所】導入予定の大型映像装置はLEDを使用するが、室内灯や園路の照明には使用していない。園路照明をLEDに交換すると、設備投資が多額になり、一方で落雷しやすくなる心配もある。今後園路の防犯灯をLED化することは検討してみたい。

平成25年度管理運営状況について

【委員】朝園内を散歩していると、園路が非常にきれいになったと感じる。花壇も以前と比べてきれいになった。地元で敷島公園を散歩コースとしている人からも、防犯上も安心して歩けると聞いている。

【委員】以前から指摘していることだが、大きなイベント時の駐車場不足の問題がある。特に今年のプロ野球開催時には、国体公園周辺まで違法駐車車両がたくさんあった。来年もプロ野球開催が予定されているようなので、警察と連携するなど何か対策を講じるようにしてほしい。

【委員】積極的な情報発信が継続されている。自治会の回覧を利用した情報発信も良い。地元住民からも楽しみが増えたという声が上がっている。

【委員】現地調査の際、工事中ではあるが全体として非常によく管理されていると感じた。

【委員】第1駐車場から管理事務所に来るまでの間の陸上競技場脇の園路に、松葉がたくさん落ちているのが気になった。

【委員】トイレの掃除は行き届いていた。ただ、身障者用トイレには生花が飾ってあったが、女子トイレには花瓶はあるものの花が生けていなかった。花も生けてあれば、よりきれいに使えると感じた。

【委員】工事中であるため工事車両の進入があるが、安全面に注意して管理していただければと思う。

【委員】初めての抜き打ちでの現地調査であったが、現地調査の途中で指定管理者の担当者が徐々に集合する様子など、抜き打ち調査ならではのものだと感じた。今後も利用者の目線に立った管理を続けてほしい。

【委員】工事が進んでいるようだが安全管理にも気を付けているようであり、全体的によく管理されていると感じた。

【委員】フラワートイレの鏡が劣化しており、鏡の下の方が見えなくなっていた。顔は見えるのだが、感じが良くないので改善していただければと思う。

【委員】工事が多いようだが、指定管理者スタッフが意識を共有して管理していることを確認することができた。バリアフリー化工事を進めると説明を受けたが、園路舗装のデザインを変えてしまうのか。園路の印象が変わるのではないかと心配している。
【前橋土木事務所】園路の勾配を変える工事を予定している。舗装をはがし、勾配を変える工事をしてから舗装を元に戻すこととしているので、園路のデザインは変わらない。

【委員】イベント案内のチラシを指定管理者に頂いたが、この内容はインターネットでも情報発信を行っているのか。
【指定管理者】インターネットでも適宜情報発信を行っている。
【委員】チラシは文字情報が若干多いように感じる。デザインを少し検討してほしい。

平成25年度県立都市公園統一アンケートについて

 特に議論はなされなかった。

群馬の森

改善事項進捗状況報告書(過去の指摘事項への対応)について

【指定管理者】平成25年度第1回評価委員会で指摘・要望のあった事項への主な対応を報告する。スズメバチ対策についてご指摘があったが、立ち入り禁止の処置や職員による殺虫剤の散布など、最大限の努力をして対策を行った。ハチに刺されたことのある職員もいるので、刺されたことのない職員だけで対応している。今後は、防御服の購入も考えている。
 次に、ドングリ花壇について土砂が崩れているとのご指摘を頂いたが、車いすでも作業ができるようにと北側のスペースを空けた設計になっている。作るときから土砂の流出はやむを得ない構造であると考えている。こまめに掃除をすることで対応したい。
 芝生の管理については薬剤を使わず、障害者施設の方にご協力いただいて手抜き除草を実施している。今後開催予定の県立都市公園指定管理者の意見交換会にも、群馬の森から議題として取り上げることを提案し、他の指定管理者の取組も参考にしていきたいと考えている。

【高崎土木事務所】わんぱくの丘・かたらいの丘については、リニューアル計画の中で改善を考えていきたい。

平成25年度第1・2四半期モニタリングシートについて

【委員】モニタリングシートに記載のある「ヤルベンチャー」とは何か。
【指定管理者】高崎市内の中学生の職業研修である。113名の生徒を受け入れ、清掃や除草作業などを行ってもらった。

【委員】「ツリーイング」とは、ガイドを伴うツリークライミング(木登り)のことか。
【指定管理者】そのとおり。

平成25年度管理運営状況について

【委員】夏の台風ではオオクヌギやイチョウの倒木があったが、土日にかけてであったにも関わらず指定管理者が夜もライトアップをしながらの作業をしてくれ、翌朝にはきれいに片付いていた。指定管理者自身が造園業者であるため、非常に手際が良く、迅速な対応をしていただいた。

【委員】イベントは、群馬の森を強調しているものが多く非常に良かった。三者連携イベントでは、美術館・歴史博物館と協力していて、子供も喜んでいた。説明も非常に親切・丁寧で良かった。星空観察教室では、冬の開催であったが参加者に温かい飲み物をサービスで配布してくれ、温かい雰囲気のイベントとなった。工作教室でも、森の中にあるものを活用しており、とても温かみを感じた。

【委員】園路はこまめに清掃していただいている。マラソン大会開催時の対応もありがたかった。

【委員】台風の際の倒木への対応は、非常に早くすばらしかった。

【委員】群馬の森サポーターズクラブとしてイベントを協力して行っているが、協力関係も強く持っていていただいている。イベントは大変工夫して取り組んでおり、イベントを通して公園を盛り上げていこうという気概を感じる。秋のイベントも群馬の森の自然を活かす工作のほかに、指定管理者が造園業者であることを活用してポット苗の配布をしていた。上手にアイデアを出しながら実施している。

【委員】ハチが非常に多い。職員が刺されていると指定管理者のお話の中にあったので、気をつけていただくとともに、アレルギー検査を行うことや点滴処置などを受けられる病院を事前に確認しておくようにお願いしたい。

【委員】抜き打ちで行った調査であったが、とてもよく管理されている。樹木が大変多い公園で落葉掃除が大変だと思うが、よく管理されている。

【委員】園内に設置してあるベンチの板が腐っていて、座れないものがあった。確認をお願いしたい。

【委員】トイレも非常にきれいに管理されている。わんぱくの丘南側の身障者用トイレのフタが壊れており、横に置いてあった。必要ないならば、撤去してもよいのではないか。また、子ども用便座があったが、それが床に置いてあったのが気になった。壁にかけるようにすれば、利用者が気持ち良く利用できるようになると思う。

【委員】障害者の臨時駐車場があったが、水の排水により出入りが大変という話があった。出入りがしやすいように一部分でも補修をしてほしい。

【委員】よく管理されており、指定管理者の努力を感じた。ただ、日本庭園の柄杓が壊れていたので確認をしてほしい。また、クロマツのところに案内札があったが、よく読み取ることができなかったので気になった。

【委員】ソメイヨシノトイレで電気が切れている箇所があった。確認してほしい。

【委員】先ほども意見が出されていたが、ベンチの板の劣化が激しく、釘が飛び出ている箇所があった。利用者が怪我をしてしまう心配があるので、早めに対応してほしい。

【委員】管理はきれいにできていると感じた。トイレもよく清掃されていた。ただ、公園の奥の東屋の屋根に落ち葉がたまっているのが気になった。

【委員】平成24年度の評価委員会で、日影でも咲く花を増やしたらどうかと指摘させていただいが、まだ少ないように感じる。群馬の森は日影が多く大変だとは思うが、ノースポールなど冬でも咲く花をせめて入口だけでも植えてほしい。そうすることによって、来園者に「無言のウェルカム」の意識が伝わると思う。

【委員】自動販売機の色がバラバラである。切り替えの時期に、できるだけ色を統一し、背景に溶け込む地味な色になるようにしてほしい。

【委員】先ほど台風の際に倒木があったと話があったが、どのような倒れ方をしたのか。
【指定管理者】根こそぎ倒れた。これは、非常に危険な倒れ方である。かつて火薬製造所として使われていた場所であるため石炭が地下に埋まっており、樹木の根の張りがよくないことが原因ではないかと考えている。

【委員】トイレを拝見したが、利用者のマナーの悪さにショックを受けた。

【委員】先ほどスズメバチ駆除作業中に従業員の方がハチに刺されたとお話しがあったが、安全配慮義務違反で労働災害として大きな問題となりかねない。防御服を着用するなど十分に注意し、慎重に作業してほしい。
【指定管理者】従業員がハチに刺されたのは、以前の指定管理者のときであるのを申し添えておきたい。今後も十分に注意して作業を行う。

【委員】指定管理者となって初年度であるが、よく管理されている。県に対しての意見だが、粕川の管理について、公園と河川の管理境界が定められていないというのは良くない。公園の指定管理者がサービスで清掃をしているが、非常時に問題が起きるかもしれない。

【委員】芝生広場の凹凸があるのが気になった。事故が起きてからでは遅いので、直せる範囲で対応してほしい。

【委員】鳥のフンがひどいと感じた。特にリニューアルを計画している部分は、悲惨な状況だった。利用者がいる昼間にカラスが公園にいないので、被害は少なく済んでいるのだろう。だが、園路にかなりの数のフンが落ちている。決定打のない難しい問題だと思うが、問題として検討してもらいたい。

【委員】県に対しての意見だが、せっかく整備した駐車場が使われていないことがあるようなので、公園の全体的な計画を見直す必要があるのではないか。

【委員】防犯カメラの導入についても検討したらどうか。観音山ファミリーパークには既に導入されている。プライバシーの問題もあるが、防犯には威力がある。公園にはどうしても死角が存在してしまい、例えば駐車場が本来の用途でないことに使われてしまうといったことを防ぐためにも必要ではないか。樹木により暗くなっているので伐採も必要だと思うが、伐採計画を立てるときには、あわせて倒木防止のために樹木の根の張り方も調査をしていただきたい。

平成25年度県立都市公園統一アンケートについて

【委員】来園者の居住地域に関するアンケート結果からは、高崎市内居住者が約55%、来園に要する時間が30分以内の利用者が約80%を占めている。地区公園のような利用のされ方だが、県立公園なのだからより広い地域の方から利用されるよう努めてほしい。イベントも地元の人向けのものだけではなく、敷島公園の「敷島公園まつり」や観音山ファミリーパークの「県民参加フェスタ」のような広い地域から参加者を呼べるイベントを充実してほしい。

【委員】利用者からベンチに関する意見が寄せられているが、移動式ベンチを夏は日影、冬は日向に設置し、常に気持ちの良い場所に配置する取組はすばらしい。このような利用者への配慮を今後も続けてほしい。

【委員】アンケートで寄せられた意見は、指定管理者のスタッフ内で共有してほしい。実現できない意見もあるが、それも含めてスタッフで共有すれば、ソフト面が充実するのではないか。

観音山ファミリーパーク

改善事項進捗状況報告書(過去の指摘事項への対応)について

【指定管理者】平成25年度第1回評価委員会で指摘・要望のあった事項への主な対応を報告する。まず、インターネットを活用した広報をすべきとご意見を頂いたが、「子どもとお出かけ情報『いこーよ』」というサイトにバナー広告を掲載したところ、ホームページへのアクセス数が格段に増えた。
 また、多目的広場の整備が不十分との指摘もあったが、県が少年野球・サッカー・グラウンドゴルフで利用できるよう芝生を植え替えて整備することとなった。
 夜間イベントの開催などの夜の公園利用については、夜間照明の不足や警備の問題があり、すぐには対応できない。

平成25年度第1・2四半期モニタリングシートについて

【委員】利用者数の比較は、昨年度の年間利用者数と比較しての数字か。
【指定管理者】昨年度の同一時期と比較した割合である。例えば、今年度の第1四半期と昨年度の第1四半期を比較したものである。

平成25年度管理運営状況について

【委員】以前から芝生の管理について意見交換をしてきた。芝生面積が広大でかなり大変だと思うが、クローバー対策の効果が見えていない。刈込みで一時的に対応するだけでなく、県と相談して、抜本的に芝生の入れ替えなど対策をとる必要がある。
【指定管理者】クローバー対策のため過去に芝生の張り替えを行ったが、3年もするとまた生えてしまう。クローバーの根が地中深く張っており人力での駆除は無理な状況である。芝生を維持するためには除草剤を使用するしかないのが実情だが、現在県の方針として除草剤を使用しないこととなっている。今後の芝生管理について、県とも協議していきたい。
【委員】芝生の管理について、芝生だけの広場としたいならば除草剤を使用するしかないのではないか。区域を決めてテストを実施するのも手であろう。ただ、普段見る限りでは、クローバーがあっても短く刈り込まれていれば、問題ないと思う。

【委員】ごみ拾いなどでスタッフの努力が感じられる。利用者にもごみの持ち帰りが根付いており、ごみ袋を持ち帰る人の姿をよく見かける。子どもの教育にもなり、非常に良いことだと思う。県民アンケートの中で、「バーベキュー網が汚い」と意見があったが、これは利用者のマナーの問題だと思う。

【委員】全体的にきれいに管理されていて、いつも気持ち良く利用できる。先ほどのバーベキュー広場の問題は使う人のマナーだと思うが、指定管理者が金たわしを貸し出すようにしたというのは、柔軟な対応で良い。

【委員】公園の周辺がきれいになって見違えるようになった。ごみもほとんど落ちておらず、きれいに管理されている。ただ、バーベキュー広場からふわふわドームにかけて、柵沿いの側溝内に時々大きなごみが散在している。指定管理者に見回っていただきたい場所である。

【委員】非常によく管理されている。特にトイレは、クモの巣もなく非常にきれいで、季節の花々が飾られていた。利用者が気持ち良く、安心して使えるトイレだと思う。

【委員】評価委員会で意見が出された事項について、すぐに検討し改善している様子が見られた。引き続き期待したい。

【委員】きれいに管理されている。トイレは日頃からよく管理されているのだと感じた。「ホテルに負けるな」のコンセプトには感動した。地域との連携もうまく行われており、良いことだと思う。引き続き県民の方々のためにも、管理していただきたい。

【委員】トイレの清掃風景を拝見したが、非常に徹底した清掃を行っており感動した。

【委員】昨年度の評価委員会で、高齢者や中高年をターゲットにしたイベントを企画してほしいと提案したが、中高年を対象とした「円熟くらぶ」などの取組は良い。少子高齢化が進む中で大人も楽しめる公園になるよう、ターゲット層を拡大していただきたい。

【委員】前回訪問したときと比較しても整備されていて、非常にきれいになったと感じた。よく管理されており、一定の水準を保っているので、いつも安心している。ただ、高崎市街地を展望できるようにしたら、より一層良いのではないか。

【委員】視察の途中で公園利用の住み分けを考えていると伺ったが、利用の住み分けがあると来園者も居心地がよいと感じることができ、好ましいことだと思う。

【委員】当初の計画だけにとらわれず、臨機応変な対応をしている。スポーツができる場所を整備することも柔軟な計画スタイルを持っていると感じた。

【委員】評価委員会で指摘された事項について、きちんと対応していただいていることが確認できてよかった。

平成25年度県立都市公園統一アンケートについて

【委員】群馬の森でも指摘したが、アンケート回答者のうち高崎市民が65%、来園に要する時間が30分以内の方が75%を占めている。県立公園なのだから、利用者が近所の人ばかりというのではなく誘致圏を広げる工夫をしてほしい。幅広く人を集めるためにはイベントが効果的なので、不特定多数の方を対象とした県民参加フェスタのようなイベントを開催し、誘致圏を広げる努力をしていただければと思う。

【委員】「売店・レストランを充実させてほしい」という意見が多い。公園利用者の滞在時間が長いという特徴がある一方で、公園周辺に飲食店などの店舗がないため、小規模なコンビニエンスストアのような施設の需要があると思う。

【委員】自然の森にある寺尾中城址について、現在「本城」としている場所を「二ノ郭」としている資料もあるなど説が別れている。説明は、あくまでそれが一説であると分かるような表記にし、来園者に対して丁寧に情報を提供してほしい。自然の森は非常に歴史的な価値のある場所であり、そのことを外部に発信することは今後も続けていってほしい。
【委員】歴史に関することは、色々な説があるのだと思う。正確を期するのであれば、説明表示の中で、そこで根拠にした資料も示すのが望ましいのだろう。
【委員】寺尾中城址は眺望のよい場所だが、それだけでなく歴史的価値のある場所でもある。来園者もその場所が歴史的価値のある場所であることを知れば、その場所の歴史に思いをはせながら風景の見え方も変わってくるだろう。そのための情報発信を適切に行ってほしい。

金山総合公園

改善事項進捗状況報告書(過去の指摘事項への対応)について

【指定管理者】平成25年度第1回評価委員会で指摘・要望のあった事項への主な対応を報告する。まず、里山再生計画の取組についてPRすべきとご意見を頂いたことを受け「自然情報マップ」に情報を追加した。この「自然情報マップ」については、ふれあい工房の奥に設置してあるのでは目立たないのではないかとのご指摘も頂いており、エントランス広場入口に移設している。また、バードウォッチングの情報を取り入れた。
 またベンチの設置については、ニセアカシアなどの外来種樹木の伐採により生じた間伐材を利用したベンチを手製で作成し、7台設置した。
幼児広場の拡大については、県との協議をしている段階である。

【太田土木事務所】ゴールデンウィーク期間など、来園者が多い時期は駐車場が非常に混む。駐車場の拡張は難しい状況だが、駐車場のラインの引き直し及びナンバリングを実施した。案内の効率化を図ることで、混雑緩和を期待している。
 遊具の老朽化が進んでいるが、公園の長寿命化を検討していく中で順次行っていきたい。冒険のとりでやパノラマチェアについては、大規模な改修を実施している。

平成25年度第1・2四半期モニタリングシートについて

【委員】第1四半期にベンチの塗装を行ったとあるが、ベンチの色を黄色にしたのは、どのような経緯で、どのようなコンセプトをもって決定したのか。デザインコンセプトの方向性はどのように管理しているのか。
【指定管理者】黄色の提案は職員からあり、とにかく明るいイメージにしたいと考えて決定した。公園全体の色のバランスは、あまり考えてはいなかった。
【委員】ベンチは、遠くから目立つことも大切だが、周りの景観とのバランスも大切だと思う。現地視察で拝見した際に、少々ベンチの色が周囲の景観から浮いているようにも感じてしまった。色やデザインに関して、県はどのように関わっているのか。
【太田土木事務所】設置する際に指定管理者から協議は受けているが、デザインコンセプトまでは定めていない。
【委員】今後塗り替えるときに、デザインの取り決めを行う余地はあるか。
【太田土木事務所】ある。デザインの統一性についても、考えていきたい。

平成25年度管理運営状況について

【委員】ベンチと同様にデザインの問題だが、レストハウス内の机とイスについて、当初は木材のものを使用していて非常に良かった。だが、数が入らないので、利用者からの要望で数がたくさん設置できる現在のものとなったのだと思うが、デザイン性は下がってしまった。座席数を増やす必要性も分かるのだが、デザインは子供達の感性を育むものでもある。ぜひデザインコンセプトを決めて取り組んでほしい。
【委員】公園の施設の色や設置数などは、どのような経緯で決定されているのか。
【指定管理者】ベンチなどはアンケートで利用者から希望があったため、機会があれば順次増やしてきた。機能的で使いやすいものであることを重視してきた。
【委員】施設の設置は指定管理者の裁量でできるのか。
【事務局】移動可能な机やイスは、備品として指定管理者が購入することができる。

【委員】以前からお願いしている幼児広場の面積拡大や遊具の増設について、検討いただいてありがたい。

【委員】普段から非常によく管理されている。心配しているのは、イノシシ被害である。今日の現地視察でもイノシシの出没跡を見た。イノシシは夜行性とは言われているが、朝8時半頃にイノシシを目撃したという話を近所の人がしていた。公園周辺に柵を設置しイノシシが侵入できないようにするとの話だが、子供が利用する施設なので、昼も出没する可能性があることを考え、できるだけ早く対策をしてほしい。

【委員】エントランスに移設していただいた「自然情報マップ」に、野鳥の写真が貼ってあったが、撮影した日付を入れたらどうか。そうすれば野鳥に詳しくない人でも、その野鳥はどのくらいの時期に見られるのか分かり、楽しめると思う。

【委員】近所でもイノシシ出没が多発している。私自身も昼や夕方にイノシシに何度か遭遇したことがある。イノシシ対策を県にお願いしたい。こどもの国全体を柵で囲う計画もあるが、第2段階としてさらに広範囲に柵を設置しなければ危険だと思う。 

【委員】サイクル広場の芝生は、冬のこの時期でも青々としていたが、冬芝なのか。
【指定管理者】冬芝である。冬芝を10月末頃に張った。ただし、暑くなると枯れてしまうので、冬が終われば再び張り替えなければならない。

【委員】昨年5月に訪れた頃よりさらに整備され、きれいになったと感じた。サイクル広場のタイヤも前回はただ並べてあるだけだったが、今回は1列にきれいに並べられていた。指定管理者の努力がいつも感じられる。

【委員】丁寧に管理されており、毎回感心している。エントランス広場入口に園内で取ったアンケート結果が掲示してあったが、その中でアンケートをとった人数を「n」で標記してあった。統計的には「n」で正しいのだが、一般の来園者が読んでも分かりやすい標記とした方がよいと思う。

【委員】自然散策道を初めて歩いたが、落ち葉で足元がかなり滑った。特に下り坂が危ないので、注意を促す看板を設置したらどうか。転ぶとケガをする危険がある。

【委員】夏のスズメバチはどうだったか。
【指定管理者】遊具の屋根の中や石垣、木の後ろにあった巣を4つ取った。駆除は危険であるので、専門業者を呼んで対応している。スズメバチトラップも3~4回中身を取り替えた。これまでトラップがお客様の利用するエリアの近くに設置してあったので、山の方に移設した。人間とスズメバチの住み分けができるようなトラップの設置方法が今年は検討課題としてあった。

【委員】いつもよく管理されている。樹木も多いが、園路には落ち葉もなかった。現地視察の際に、公園の奥にも人を呼ぶための新しい計画を検討中と伺い、今後が楽しみになった。

【委員】しも池付近にある東屋のインターロッキングブロックがかなり傷んでいた。日陰であるため老朽化も進んでしまうのだろうが、今後改修を検討してほしい。

【委員】一定の管理水準をいつも保っていると感じた。3月末までリニューアル中ということだが、今後についても色々と計画を立てて全体的な方針を持っているので、好印象である。また、下草刈りや用水池清掃を指定管理の範囲を超えて積極的に行っており、好ましいと感じる。

【委員】ふわふわドーム付近に切り株があり、3センチメートルらいの段差が生じていた。段差につまずいてしまう人もいるのではないか。

【委員】関東でも毒グモが確認されるようになってきている。自然散策をする人もいるので、予防的に気をつけていただけたらと思う。

平成25年度県立都市公園統一アンケートについて

【委員】「幼児用の遊具がほしい」及び「遊具がほしい」という意見が、合わせて14件出されている。これは多いと思うので、県に対し遊具の増設を再度お願いしたい。
【事務局】予算の確保が難しい状況であるが、土木事務所と協議をしながら検討していきたい。

【委員】花火やお化け屋敷などのイベントを求める声もあるが、自然を大切にする公園なので、要望があるからといって実施する必要はないと思う。
【委員】できないものはできないと回答する方がかえって親切とも思える。公園の目的を説明し、この公園には適さないので対応できないとしたほうがよいのではないだろうか。

【指定管理者】委員の方にお尋ねしたいが、指定管理者が管理を行っていることを利用者に認知してもらうには、どうすれば良いと思うか。
【事務局】県立都市公園の指定管理者でも、指定管理者が管理をしていることをかなり前面に出した広報を行っているところもある。
【委員】ホームページで積極的にアピールしていくのが大切だと思う。

【委員】じゃぶじゃぶ池の清掃では、消毒のための塩素を使用しているのか。
【指定管理者】使っている。

【委員】園内で簡易テントを張る場合に制限はあるのか。
【指定管理者】大きさの制限はないが、ペグを打ち込むものは禁止している。

【委員】園内を走行している車輌のスピードが出ていて怖いという意見が出ているが、どのような車輌が走行しているのか。
【指定管理者】自動販売機に飲料を補給する業者の車輌やふれあい工房に荷物を搬入する車輌である。
【委員】速度制限はどのように行っているのか。
【指定管理者】園内の制限速度は、時速20キロメートルである。速度制限標識は、主なルートに計10箇所設置している。注意はしているが、改善しない業者に対しては、入園禁止の措置とする。

【委員】園内を全面禁煙として駐車場に喫煙所を設置したが、その後、吸殻のポイ捨てなどの違反は減ったのか。
【指定管理者】吸殻が落ちており、ポイ捨てはある。
【委員】全面禁煙としてからは減ったか。
【指定管理者】ポイ捨ての数は変わっていない。

【委員】県への質問だが、バリアフリー化工事は金山総合公園でも実施するのか。
【太田土木事務所】行う予定である。駐車場からの階段の手すりやスロープ、トイレを利用する際に使用する園路について工事に着手する。ただ、路面の状態を改修するまでには至らないのが実情である。
【委員】観音山ファミリーパークでは、トイレと園路の段差の改善が難しいと聞いているが、そういった問題はないのか。
【太田土木事務所】この公園については、特には聞いていない。

【委員】利用者に覚悟をして来園してもらう努力も必要だと思う。その際には、あらかじめ情報提供することが大切になる。トイレの使い方についても、利用者にマナーを求めることも必要だろう。利用者は一方的に要求をするが、要求するだけでなくごみの後始末など利用者の責任を意識させることも重要ではないか。

【委員】レストハウスの前の池は落葉が多いので、一度清掃をした方がいいのではないか。
【委員】風が池の方向へ吹いており、池にごみが溜まりやすくなっている。対策は難しいのだろう。
【指定管理者】池のごみは、網ですくって清掃している。

つつじが岡公園

改善事項進捗状況報告書(過去の指摘事項への対応)について

【指定管理者】平成25年度第1回評価委員会で指摘・要望のあった事項への主な対応を報告する。まず雑草が目立つというご指摘については、定期的に除草を実施し、夏場は臨時で除草作業員を4名採用して対応した。
 また、たばこの吸殻が多く落ちているとのご指摘について、日常清掃で吸殻に特に気をつけて清掃を実施した。
 さらに、夏場の灌水は気温の低い早朝に行った方がよいとご意見を頂いたが、勤務体制を調整し、早朝5時から散水を行った。

【館林土木事務所】もみじの岡の東屋への経路確保として、敷石を設置した。未舗装の部分、芝生の未整備箇所、東屋内部の壁の塗り替えについては、リニューアル工事の中で可能な限り対応していきたい。

【委員】年末年始に城沼東側のトイレを使用しようとしたら、鍵がかかっていた。
【指定管理者】通常は開放しているが、盗難被害のひどい場所だったこともあり年末年始期間中は施錠していた。近くにある5号トイレは、年末年始期間中も開放し、公園内の開放トイレの案内図も掲示した。
【委員】去年のつつじまつり時に、鍵が閉まらないトイレがあったが、そこは直したか。
【指定管理者】修繕を実施した。

平成25年度第1・2四半期モニタリングシートについて

【委員】夏の城沼花ハスまつりは、入園者数の目標は定めているのか。
【指定管理者】目標は決めていない。つつじまつりは、その入園料を年間の運営費に充てるため目標数を定めているが、花ハスまつりは無料であるためである。

【委員】管理事務所には、職員はどのくらいいるのか。
【指定管理者】館林市花のまち観光課つつじが岡公園係員が事務系4名おり、またつつじ研究センターは専任職員が2名いる。さらに、実際の作業を担当している職員が14名である。
【委員】仮に館林市へ移管となった場合に、今後もこの体制を継続するのか。
【指定管理者】リニューアル部分の一般樹木の管理は委託し、つつじの保護・育成を専属で集中して行いと考えている。
【委員】造園の専門知識がなければ、剪定も難しいだろう。

【委員】先ほどトイレの施錠の話が出たが、トイレや噴水など各施設の開放時期をシステムとして管理する計画表・行程表はあるか。
【指定管理者】明確なマニュアル・行程表はない。これまでの経験を踏まえて、実施している状況である。
【委員】トイレが施錠されていて困ったという意見もあったので、例えば1年間様子を見て動線を把握し、それをもとに管理をシステム化できると非常に良い。
【指定管理者】今後作成を検討したい。今回はトイレで盗難事件があり、これまでと対応を変えたことで利用者に迷惑をかけてしまったと思う。

平成25年度管理運営状況について

【委員】リニューアル工事も完成に近いと感じる。これから春に向けて、景色も変わっていくだろうと思う。ただ、冬は樹木の葉も落ちていて評価しづらいと感じた。

【委員】つつじ古木群のエリアに野良猫が非常に多い。東屋に猫に餌を与えないようにという看板はあるが、餌をあげている人も見かける。良い改善策があればと思う。

【委員】リニューアルによって、景観にも城沼との一体感が出て良くなった。

【委員】つつじ古木群の柵は木の柱にロープが張ってあるが、木の根元から腐って倒れ、そのままになっているものが見受けられた。修繕・撤去をお願いしたい。

【委員】注意看板などがガムテープで貼られていた。また、温室入口の看板面にガムテープで貼られた貼り紙があったが、それも剥がれた状態になっており、どちらも見た目が悪かったので見た目にも気を遣ってほしい。

【委員】トイレで蛇口がない箇所があったが、盗難被害によるものか。
【指定管理者】盗難によるものである。そのようなトイレには、現在男性用・女性用・身障者用トイレにそれぞれ1箇所ずつ蛇口を設置し、必要最低限の数としている。今後、つつじまつり前には、すべて修繕する予定である。

【委員】公園の出入りが自由であり、管理に苦労していることだと思う。去年5月の第1回評価委員会で煙草の吸殻が多いことについて指摘させていただいたが、今日見たところでは煙草の吸殻はまだ少しあったものの改善されたと思う。

【委員】サツキだったと思うが、花壇の花の説明表示が破損していたので、確認してほしい。

【委員】犬のフンは来園者のマナーの問題であるが、数箇所に落ちていたので管理者としても気をつけて管理・処分していただきたい。

【委員】すばらしくなったと感じる。特にもみじの岡の東屋から見た城沼の景観が良かった。苦労も多いと思うが、より一層頑張ってほしい。

【委員】今までリニューアル中であったので本格的な維持管理はこれからということになるだろう。いいものを持っている公園なので、大事に管理していただければと思う。既存施設の老朽化が進んでおり、また樹木も多く、施設も広域に分散しているので、管理も大変になるだろう。
 先ほど市に移管された後のスタッフ体制を聞いたのは、今後の管理のイメージを持ちたかったからである。公園が広域で、隣接する施設も多く、また文化財も有している複合的で特殊なタイプの公園なので、管理に筋がないと上手くいかないと思う。箇所的な管理だと数年で様子が分からなくなってしまう。動線や利用形態の調査をして施設管理の年間行程表を作成し、システムとして管理ができるようにしてほしい。

【委員】工事中ではあるが、全体的にはよく管理されている。

平成25年度県立都市公園統一アンケートについて

【委員】「遊具を増やしてほしい」という意見が特に多い。以前はすべり台やブランコなどの遊具が設置してあった。せっかく遊びに来ても遊具が何もないというのは利用者も残念だと思う。当面の考えとしては遊具を置かないというのは分かるが、子供が遊んでいない公園となってしまうと寂しい。
【事務局】リニューアルが終わった後、今後10年間くらいかけて公園に何が求められているのかを利用者の声を参考にしながら考えていくことも必要だろう。
【委員】第2公園には遊具があるとは言っても、沼の反対側であり利用者からしたら別の公園としか考えられない。遊具のあった昔のつつじが岡公園を知っている人は、特に寂しい気がしてしまう。大規模なものでなくとも、何か設置していただければと思う。
【指定管理者】館林市としてもリニューアルが終わってもそれを完成型とは考えず、今後も遊具の要望があることをふまえて検討していきたい。
【委員】館林市も緑の基本計画を定めているか。
【指定管理者】定めている。
【委員】緑の基本計画で各公園の位置づけを定めていると思うが、そこで子供の遊びを吸収できればよいと思う。
茨城県つくば市の公園計画では、遊具をわざと作らず子供がのびのびと遊べることをコンセプトにしていた。市全体の公園計画を作成し、公園ごとのコンセプトを市民に伝え浸透させていけば、遊具がない公園として理解が得られていくだろう。遊具がなく寂しいという気持ちもよくわかるが、中長期的な視点に立って考えることも必要になるだろう。

【委員】「無料チケットがあるとよい」という意見がある。館林市民の方々が維持管理に協力しており、また館林市の財産という感覚もあると思うが、あくまで県立公園であるのでそれとの兼ね合いを大切にしてほしい。

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