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県土整備部指定管理者評価委員会(都市公園部会:平成26年度第1回)議事概要

更新日:2014年7月14日 印刷ページ表示

日時・場所

平成26年5月28日(水曜日)午前9時20分~午前11時40分 群馬の森

平成26年5月28日(水曜日)午後1時10分~午後3時30分 観音山ファミリーパーク

平成26年5月29日(木曜日)午前8時45分~午前11時20分 敷島公園

平成26年6月3日(火曜日)午前9時40分~午前11時50分 金山総合公園

1 開会

開会

2 あいさつ

あいさつ(都市計画課)

3 議事(各公園)

群馬の森

改善事項進捗状況報告書(過去の指摘事項への対応)について

【指定管理者】平成25年度第3回評価委員会で指摘・要望のあった事項への主な対応を報告する。
 まず、子供用便座が床に立てかけてあるのを壁に掛けた方がよいというご意見を頂いたことへの対応として、3月に全箇所のトイレの壁にフックを取付け、便座を壁に掛けられるようにした。便座も新規に購入した。利用者目線のご意見を頂けてよかった。
 障害者臨時駐車場の入口の補修については、2月に2メートル幅で補修し、車いすの出入口を確保している。
 トイレのクモの巣が目立つというご意見も頂いたが、これは利用者からも多く頂くご意見である。天井を含めたトイレ全体の清掃を月1回以上行うこととした。
 また、自動販売機の色の統一については、園内には県、母子協会、指定管理者が設置している自動販売機が存在しており、三者で協力する必要があるため、対応は難しい。
 さらに、日影で咲く花を増やしてはどうかとのご意見に対して、日影に強い花であるスズラン、ヒガンバナ等を植えていきたいと考えている。

平成25年度第3・4四半期モニタリングシートについて

【委員】ガソリンの使用量を削減したとあるが、具体的にどの程度の成果があったのか。
【指定管理者】管理機器を電気式のものに替え、環境負荷を減らしている。県が行っているエネルギーに関する調査では、平成25年度は前年度比でガソリン使用量が半分以下となった。指定管理者自身が造園業者であり、本社で所有している機械を持って来て作業を実施しているため使用量が減っている。 

平成25年度管理運営状況全般について

【委員】指定管理者には、県民参画イベントに積極的に取り組んでいただいた。正月の「もちつきイベント」は、以前は毎年実施していたものの、近年は費用面の問題で実施できなくなっていたが、25年度は実施していただいた。人気のイベントが復活し、参加者からは喜びの声が聞かれた。
【委員】園内の近代美術館・歴史博物館との情報交換は、どのように行っているのか。
【指定管理者】毎月1回、三者で1~2時間の会議を行い、情報交換を行っている。情報交換を行うことで、近代美術館・歴史博物館のイベントや団体見学の予定を知り、駐車場の管理に役立てている。
 三者連携のイベントは、昨年度も実施した。三者でテーマを統一して、群馬の森公園では、「葉拓」を実施し、来園者からは大変好評を得た。

【委員】不審者の出没状況はどうか。
【指定管理者】極端に不審な人は、最近見かけていない。また、自動販売機が壊される事例も今年はない。

平成26年度管理運営方針、事業計画書について

【高崎土木事務所】危険木の詳細調査委託し、樹木医を入れて樹木の詳細な診断を行う。
【委員】どのような調査を行うのか。
【高崎土木事務所】以前樹木調査をした際に外見から危険木との診断を受けた樹木について、内部に音波を当てて、外見からでは判断できない樹木内部の状態(空洞はないか等)を調査する。
【委員】公園内の高木の位置は把握しているか。
【高崎土木事務所】位置図を作成し、把握している。
【委員】明らかに危険な樹木について、緊急の場合は、指定管理者の裁量で伐採できるか。
【高崎土木事務所】緊急時であれば、事後報告で足りる。

【委員】芝生管理については、どのような方針か。
【指定管理者】クローバー対策は、刈るだけでは不十分なため、障害者施設の方の協力を得ながら人力で除草する方針である。

平成26年度管理運営状況について

【委員】トイレ掃除は、前回指定定管理者であったときの清掃と比べると若干足りないように思う。トイレットペーパーホルダーを変えていただき、以前から比べるとよくなったが、クモの巣の多さが気になる。
 また、障害者トイレを水で清掃していることは、汚れがひどいため仕方がないとは思うが、車いすで利用する方にとっては、トイレの床が水浸しというのは気持ちのよいものではない。

【委員】ホームページを新しくされたが、そこにアットホームな雰囲気の写真が掲載されており、広報がとても上手にされている。高崎市の広報誌や園内掲示も積極的に活用している点もよい。

【委員】平成25年度第3回評価委員会で、野外ベンチの板が劣化しているとの指摘があったが、一部ベンチを修繕し、改善されていた。今後も継続的に取り組んでいただきたい。

【委員】クラフト教室は幅広い年代に好評であった。色々な職員が持っているノウハウを活用しているのがよいと思う。

【委員】近代美術館・歴史博物館からわんぱくの丘・かたらいの丘前へと繋がる園路から見ると、樹木札が動線と異なる方向を向いており、見づらかった。確認していただきたい。

【委員】いつもよく管理されている。ベンチの板を直していただいたことは、大変ありがたい。また、ベンチの下の部分のインターロッキングの劣化も目立つので、こちらも修繕をしていただきたい。

【委員】修景池付近の東屋にクモの巣が多いことが気になった。

【委員】前回の評価委員会で指摘を受けたことの多くが改善されており、指定管理者の努力を感じた。

【委員】よく管理されている。平成25年度第3回評価委員会で日本庭園の柄杓が壊れていることを指摘したが、今回修繕されていてよかった。

【委員】トイレには、松ぼっくりで作った五月人形が飾ってあり、ほほえましい雰囲気でよいと思う。また、トイレの電灯が消えているところもなかった。

【委員】倒木のおそれがある樹木については、目印を付けるなどして注意して管理していただきたい。

【委員】平成25年度から指定管理者が交代となったが、前指定管理者とは違った特徴を出しながら管理をしている。その意味で評価に値する。

【委員】よく管理されている。高木管理についても、指定管理者がよく努力しているのだと感じた。

【委員】第4駐車場を利用したが、北入口が非常に分かりづらかった。普段利用しない利用者が迷ってしまうのではないか。

【委員】サイクリングコースでは、自転車と歩行者の関係がうまくいけばよい。

【委員】よく管理されている。日本庭園の竹が柵を越えて入り込んでいる箇所が見受けられた。竹は根が横に伸びていくので、60センチメートルくらいの高さの板で遮断するなどの対策が有効だろう。

【委員】粕川沿いの北斎の鶴の絵が見えなくなっていたので、それを見えるようにしていただきたい。

【委員】園路のアスファルト舗装が一部改修され、すっきりとしてきれいになった。落ち葉については、敷かれている方がよいという利用者もいれば、掃いてほしいという利用者もいるので、あまり気にとめなくてもいいように思う。

【委員】敷いていただいたウッドチップが大きすぎるように感じた。歩いてみると、足裏の感覚が悪かった。

観音山ファミリーパーク

改善事項進捗状況報告書(過去の指摘事項への対応)について

【指定管理者】平成25年度第1回評価委員会で、花壇の枕木が朽ちているとご指摘をいただいたが、朽ちている箇所の枕木を2~3月に交換した。
 また、平成24年度第4回評価委員会でご指摘のあったスライダーコースに積まれた土壌については、2月に撤去し、コース整備を実施した。
 さらに、自然の森の危険箇所には、1月に柵を設置し、安全を確保している。

平成25年度第3・4四半期モニタリングシートについて

【委員】保険の加入状況について教えてほしい。
【指定管理者】一般入園者についての事故に対応できる保険、ボランティアが公園に関する活動中に事故が起きた場合に対応できる保険に加入している。また、ユニット活動に関する保険としてイベントごとに保険に加入しているが、適応される事例が不明確であったため、指定管理者で独自に加入している。

【委員】バーベキュー広場の受付職員を直営に変更したとのことだが、費用面ではどのような効果があったか。
【指定管理者】従前は委託でお願いしていたが、接客について苦情が寄せられたため、直営とした。費用としては、委託時が1時間あたり840円であったものを直営として、時給780円くらいとなった。直営としたことで、直接監督・指導ができるため、きめ細かいサービス提供ができる。

【委員】AEDを緊急時に使用できるよう、訓練は実施しているか。
【指定管理者】平成25年12月に講習会を実施し、全職員が参加した。全員修了証をもらっている。
【委員】園内にAEDは何箇所設置されているのか。
【指定管理者】2箇所である。交流室とクラフト工房に設置してある。

平成25年度管理運営状況について

特に議論はなされなかった。

平成26年度管理運営方針、事業計画書について

【委員】煙草の吸殻やバーベキュー広場のごみについて、今年は特に多いと感じる。指定管理者はよく努力していると思うが、利用者のマナーが著しく悪くなっている。バーベキューのごみを公園内の植え込みに捨てる利用者や公園を出た道路の谷に捨てていく利用者までいる。
 また、喫煙箇所以外での若者の喫煙が目立つ。分煙の流れにより、園内の喫煙箇所を8箇所から4箇所に減らしたとのことだったが、喫煙所を増やしたほうがよいかもしれない。
【委員】他公園では、喫煙場所は何箇所設置しているのか。
【事務局(都市計画課)】敷島公園では、園路及び野球場に合計3箇所設置している。群馬の森では、西側・北側の駐車場に設置している。金山総合公園では、園内を禁煙とし、駐車場に2~3箇所設置している。
 県では、公園内の喫煙所を減らす方針を取っている。
【指定管理者】週1回園内を清掃しているが、煙草の吸殻は実際に作業をしていても増えたように感じる。また、トイレのオムツごみの捨て方でもマナーの悪さを感じている。
【委員】喫煙所の数については、県が他県の状況等も踏まえて検討してほしい。

【委員】苗を育てるためのビニールハウスについて、見栄えやスペースの問題もあると思うが、クラフト工房の前のほかに設置する予定はあるのか。
【指定管理者】決めていない。県と協議していきたいと考えている。

【委員】バリアフリー化工事はどのように実施したのか。
【高崎土木事務所】サービスセンター前の園路の舗装、第1駐車場の歩道の改修、トイレの点字プレート設置、第2駐車場横の園路の勾配の調整、水飲み場設置等を昨年度実施した。

【委員】木製品の劣化については、具体的な対応策はあるか。
【高崎土木事務所】バーベキュー広場付近の木製の防御柵を鋼製のものに替える予定である。鋼製とすることで経年劣化を防ぐことができる。

平成26年度管理運営状況について

【委員】5月に実施された「県民参加フェスタ」の日に来園した。多くの参加者や物品販売を行う事業者、ボランティア等がいたが、指定管理者の指示が的確で職員の配置も良く、組織力の高さを感じた。
 また、午後5時ごろにトイレを利用したが、非常にきれいで驚いた。大きなイベントがある日であっても、清掃等の平常業務がきちんと行われていた。

【委員】樹木も大きく成長し、花も多くなり、本当にきれいな公園になっている。指定管理者の方の接客態度もいつも誠実で、対応がよいと感じている。

【委員】観音山ファミリーパークは、全国的にも山桜が群生しており、非常に美しい公園である。山桜の保護育成をするとともに、山桜を公園の魅力として発信していただきたい。

【委員】公園の管理については非常によく管理されており、言うことはない。

【委員】よく管理されている。トイレは、いつ来ても非常にきれいで驚かされる。花壇の花もきれいである。

【委員】自然の森の階段の段の部分の土がえぐれていて歩きにくくなっていた。えぐれてしまった部分に土を入れてほしい。

【委員】よく管理され、きれいな公園となっている。トイレ清掃における「ホテルに負けるな」のコンセプトはすばらしいと感じる。芝もよく管理されている。

【委員】今回初めて来園したが、本当にきれいな公園だと感じた。施設も本当にすばらしいが、バーベキュー広場に屋根があった方がよいと感じた。

【委員】自然の森の管理兼用道路は、車(軽トラック)はどのくらい入り込めるのか。
【指定管理者】ある程度入って行けるようにしてある。

【委員】管理車両が入れるようにしておかないと、大雪や土砂崩れが起きたときに管理上問題となる。不測の事態に対応できる園路の確保を考える必要がある。

【委員】イベント運営に関して、トラブルはあったか。
【指定管理者】大きなトラブルはない。こちらと相手方との勘違いによるトラブルがあったが、大きな問題にはなっていない。

【委員】不審者の出没状況はどうか。
【指定管理者】自動販売機が壊されることは最近はなくなったが、不良中学生が園内にたむろすることがあり、最近公園の雰囲気が変わってしまったように思う。

【委員】第2期エリア斜面で崩落したままの箇所があるが、今後の方針はあるか。
【事務局(都市計画課)】課題とは考えているが、解決策はまだ定まっていない。
【委員】埼玉県にある国営武蔵丘陵森林公園で、以前植樹イベントを行っていた。植樹をするのならば、イベント形式にして行うのも面白いのではないか。

【委員】自然の森の南コースでは、樫の木が密集し暗くなっている。間引きや伐採することを検討してほしい。

敷島公園

改善事項進捗状況報告書(過去の指摘事項への対応)について

【指定管理者】平成25年度第3回評価委員会で指摘・要望のあった事項への主な対応を報告する。
 まず、平成24年10月に松の倒木があったことを受けて、その後の対応についてご指摘を頂いた。今年2月の大雪で対象木が60本となったが、5月上旬に高所作業車を使用して高木剪定し、安全を確認している。
 また、大きなイベントの際の駐車場不足について、これまで何度かご指摘を頂いているところであるが、先日開催した「敷島公園まつり」では、周辺のグリーンドーム前橋と調整し、駐車場を確保する取組を実施した。
 フラワートイレの鏡が劣化しているとのご指摘については、5月に鏡の取替えを行っている。
 さらに、平成24年度評価委員会で指摘を受けた事項で進捗があったものについて報告する。
 サッカーラグビー場の入り口の絨毯の劣化、トイレの老朽化、屋外プールタイルのでこぼこについては、県による競技場の改修によって対応済みである。
 さらに、テニスコートに行く途中に、けもの道ができているとのご指摘について、将来的には通路として整備することを検討しており、県と協議する。応急的な処置としては、石があるためいかにも通路であるかのように見えていたので、その石を撤去した。

【前橋土木事務所】プロ野球の開催日に公園周辺に違法駐車車両が多いことについては、主催者に対応をお願いしている。主催者も警察やメディアに呼びかけながら対応しており、利用者のマナーの問題とも言える。
【委員】前橋花火大会に際しての敷島公園野球場の無料開放日には、公園の周辺は駐車ができないようにしてあった。今年もプロ野球が開催されるようだが、その事前打合せの際には、違法駐車への対応について確認してほしい。
【委員】高校総体の開会式の日に別の大会も開催され、公園周辺の道路が渋滞し近隣住民が困っていた。イベントが重ならないように調整はできないのか。
【指定管理者】その日は、高校総体開会式、テニス・サッカー・野球の大会、市の敷島公園「ばらまつり」の初日が重なってしまい、大変混雑した。指定管理者から各競技団体、市敷島公園管理事務所、警察に対して、駐車場が大変混むことが予想されると案内をしていた。
【委員】大きなイベントは年間何件くらいあるのか。
【指定管理者】20件くらいである。
【委員】年間のイベント計画はどのように決定されるのか。
【指定管理者】毎年1月に利用者間での調整会議を開催し、年間スケジュールを決定している。
【委員】1月の会議の段階で調整すれば、大きなイベントが重ならないようにすることは可能か。
【前橋土木事務所】年間イベント計画について、現在は施設ごとに計画を立てている。今後は、施設間の横の連携も図りながら計画・調整をしたい。また、駐車場については、個々の利用者団体に対する働きかけを行っていきたい。
【指定管理者】駐車場の利用調整について、大会・イベントの主催者にはアナウンスをしているため、主催者関係者の駐車場利用のコントロールはできるが、大会の出場者やその送迎の車にまではアナウンスができていない。主催者を通して連絡が届くようにしたい。
【委員】敷島公園のような観光・レクリエーション施設は、平日と休日の利用に大きな差が出るため、駐車場も利用のピークに合わせた整備はできないだろう。
 駐車場の利用のルールを決めて、ホームページ等を通じて周知することが重要である。利用者が、「敷島公園の駐車場が混雑して入れないときは、あの駐車場に行けばいい」ということを知っているようになればよい。
【前橋土木事務所】混雑することを予め知っているか否かは大きな違いがある。近隣住民への事前の情報提供も積極的に行っていきたい。
【委員】交通量をデータとして把握しているか。
【指定管理者】大まかには把握している。
【委員】駐車場の問題について、ソフト面での調整で緩和・解決できるものは、対応してほしい。

平成25年度第3・4四半期モニタリングシートについて

【委員】大雪で園路の一部を通行止めにしたとあるが、期間はどのくらいか。
【指定管理者】1か月弱である。2月の大雪の際には、木の枝から雪の塊が落ちると危険なため、前日から判断して通行止めとし、注意喚起を行った。
【委員】目立つように通行止めの看板があったにも関わらず、朝の散歩で利用している人等で通行止め区域に入っていく人を見かけた。

【委員】電気は、大口契約だと思うが、節電目標はどのくらいか。
【指定管理者】6%だと記憶している。
【事務局(都市計画課)】平成23年度から24年度までで約1割の節電を達成している。

平成25年度管理運営状況全般について

特に議論はなされなかった。

平成26年度管理運営方針、事業計画書について

【委員】敷島公園は、ザスパクサツ群馬のホームグラウンドであるが、側面的な支援は行っているか。
【指定管理者】募金活動やポスターを使って応援メッセージを集める活動をしている。
【委員】例えば、「ニュースしきしま」にザスパクサツ群馬の試合日程や「応援しています!」というメッセージを掲載することで地元が盛り上げると思う。検討してほしい。

【委員】「清掃箇所・内容の定量化を行う」とあるが、どういうことか。
【指定管理者】どの担当者が清掃を行っても、一定の清掃の質を保つことができるようにする取組である。「きれいな形」を示し、どこを何回、どの洗剤を使用して、どのくらいの時間をかけて清掃すればよいかを示すようにしたいと考えている。
【委員】担当者が代わって、引き継ぎがうまくいかず業務に支障が出るのはよくない。業務内容を誰が見ても分かるようにしておくことは、非常に重要だろう。

【委員】安全管理に関して、昨年度救急車を呼んだ回数及びAEDの使用回数を把握しているか。
【指定管理者】救急車を呼んだ回数は年間10~15回程度である。大会主催者等が救急車を呼び、指定管理者が駆け付けるというケースが多い。また、昨年度はAEDの使用実績はない。

平成26年度管理運営状況について

【委員】改修を実施している箇所が多く、今後に期待が持てる。ただ、周辺施設がきれいになったことで、トイレの老朽化が目立つようになった。特にテニスコートのトイレは、入口がバリアフリー化工事で新しくなった分、トイレの中に入ったときに落胆がある。

【委員】管理事務所の南側トイレは、以前に比べ感じがよくなった。改修等はしていないとのことだったが、清掃を丁寧に行ったり、生け花をさしたりするだけでここまで印象が違うのかと感じた。

【委員】テニスコートや水泳場、園路等があり、管理する質が多岐にわたるため、大変だと思うが、よく管理されている。

【委員】大雪後に樹木の枝が折れて落下することを心配したが、プロに管理していただいているので頼もしく感じている。今後もしっかりと管理してほしい。

【委員】園路の花がきれいで、ボランティアの方の苦労を感じる。

【委員】公園の東側のトイレで、ガラスが欠け、タイルがはがれているところがあった。早急に対応してほしい。

【委員】敷島公園を朝の散歩で利用しているが、本当にきれいな公園だと思う。園路を利用する者にとっては、歩いていて楽しい公園である。

【委員】大きなイベント時に、第3駐車場から第1駐車場に抜ける道路が大変危険な状態になる。別の道を使っても移動できるので、その道を通行止めにすることも検討いただきたい。

【委員】いつ来てもよく管理されている。競技場の改修工事も進み、きれいになってきた。安全面も注意して管理していただきたい。

【委員】先ほどの委員の意見にもあったように、バリアフリー化工事でトイレの出入り口のタイルや手すりが整備され、きれいになった分、トイレの中に入ったときの老朽化が目立つようになった。ガラスが欠けている箇所やタイルがはがれている箇所については、危険なので早急に修繕を実施してほしい。

【委員】きれいに管理されている。評価委員会で出された意見についても、早急に対応していただいている。指摘事項については、優先順位をつけて対応してほしい。

【委員】指定管理者には、群馬県を代表する公園である敷島公園にふさわしい管理をしていただいている。

【委員】利用者からの問い合わせがあった事項を一覧にまとめていると聞いたが、とてもよい取組だと思う。同じ内容の問い合わせがあったときに迅速に対応でき、サービスの向上につながる。事務のマニュアル化等も進めてほしい。

【委員】昨年度の評価委員会でシャワートイレを設置したらいかがと提案したが、今回の改修で設置されたとのことであり、よかった。

【委員】園路の花壇について、枕木が欠けているところがあったので確認してほしい。

【委員】昨年度に比べて、競技場、園内広場等の管理状態が良くなっている。指定管理者がかなり努力していることが分かる。

【委員】自主事業にも積極的に取り組んでいる。幅広い世代に向けての事業やスポ―ツだけでなく、文化的事業も実施している。

【委員】地元委員からの意見を聞き、地元の方にとっても誇りうる公園となっているのだと実感している。

【委員】すばらしく整備されている。大きなイベント時の駐車場不足が問題となっているが、車や歩く人の動線を把握していただくとよいと思う。施設間の横の連携の強化や主催者に関する情報の蓄積により、地元住民の方の負担が減るようにしてほしい。

【委員】陸上競技場のサイドスタンドの外側フェンスの下がコンクリートと土で非常に無機質な印象を受ける。面積が少ないので樹木は無理だと思うが、花を植えてほしい。
【前橋土木事務所】北側で日が当らない箇所が多いので、花や芝生を植えるのは難しいと考えている。玉石を敷くなどして無機質な印象とならないよう努めたい。

【委員】社会全体の成長が終わった現代における公の施設の管理は、問題があるところを少しずつ修繕していくのがよい。敷島公園では、その仕組みができつつある。

【委員】競技場を一般の利用者にオープンに開放する日を設けたらいかがか。競技場の芝生の上で家族連れがピクニックシートを広げてくつろげる日があれば、喜ばれるだろう。

【委員】評価委員からの要望ではなく、将来の希望としてだが、駐車場の空き状況をスマートフォンやタブレットを使って手元で確認できるような仕組みができればよいと思う。

金山総合公園

改善事項進捗状況報告書(過去の指摘事項への対応)について

【指定管理者】平成25年度第3回評価委員会で指摘・要望のあった事項への主な対応を報告する。
 まず、野外のベンチの色について、塗装した色が周囲の環境に合わないという指摘を頂いたことから、落ち着いた色に再度塗装をし直している。
 自然散策道の落ち葉について、足元が滑りやすくなっているため清掃をしたほうがよいという指摘があったが、1度清掃をすれば済むものでもないので、何度も清掃をしている。
 レストハウス内の机及び椅子について、統一感が欠けているという指摘については、応急対応としてテーブルクロスをかけた。
 さらに、平成24年度の評価委員会でご意見を頂いた野外ステージの壁や床の汚れは、高圧洗浄機を使用して清掃をしたが汚れが落ちなかったため、今後塗り替え等を含めて対応していきたいと考えている。

【太田土木事務所】イノシシ対策について、公園の周囲を囲む柵を設置した。利用者の安全確保第一という考えに基づき、県の関係機関との連携を取りながら今後も管理したい。

【委員】評価委員会での指摘に対して、誠実に対応していただき、感謝したい。

平成25年度第3・4四半期モニタリングシートについて

【委員】時計台や遊具等の老朽化が進んでおり、今後修繕が増えるだろう。修繕費は、現在年間どのくらいか。
【指定管理者】小規模修繕は、年間300~400万円程度である。このほかに、パノラマチェアで従前は年間800万円ほど修繕がかかっていたが、改修が行われたため、今後は軽減するだろう。

【委員】事故対応について、昨年度、救急者を要請した件数はどのくらいか。
【指定管理者】昨年度は、8回である。サマーボブスレーでの事故が多いので、対応として危険な箇所に黄色のテープを貼る、注意看板の新規設置、監視カメラを設置する、そしてスピーカーを設置して広い範囲の利用者に注意を促す等している。

【委員】AEDは使用したか。
【指定管理者】使用していない。1件意識不明者が出る事故があったが、AEDを持っていく前に意識が回復した。

平成25年度管理運営状況全般について

特に議論はなされなかった。

平成26年度管理運営方針、事業計画書について

特に議論はなされなかった。

平成26年度管理運営状況について

【委員】平成25年度第3回評価委員会で現地調査を行った際には、イノシシが掘った穴が多く見受けられたが、柵を設置したため、今回はなかった。ただ、生き物相手であるので、これで未来永劫大丈夫だというのではなく、またイノシシが出没することもあり得る。今後も柵の管理等をよろしくお願いしたい。
【委員】里山管理について、「望ましいかたち」が見えてきたように思う。低木・中木の伐採をしたことで見通しが非常によくなった。引き続き現在の状態を維持してほしい。

【委員】平成18年度に評価委員になり、その当初指摘した事項の多くを実現していただいいる。遊具の対象年齢表示も、当初は、「対象年齢以外は利用するな」という印象を与えるものであったので改善をお願いしていたが、ほとんど改善されている。ただ、ふわふわドームの対象年齢表示は改善がまだなので、検討してほしい。事故がないことは当然として、楽しく利用できる公園になってほしい。

【委員】公園の柵が完成したことで、公園の外側でイノシシが出没している。公園指定管理者でイノシシ対策のマニュアル等があれば、是非近隣の住民と共有してほしい。
【太田土木事務所】イノシシは、県全体の問題である。柵外のイノシシへの対応は、別部門からのアプローチが必要となってくる。ただ、公園がイノシシ対策を先行して行ったので、情報提供はしていきたい。
【指定管理者】イノシシが柵の下の地面を掘って公園内に入ってくる可能性もあるため、柵の管理をしっかりと行いたい。
【委員】イノシシの出没箇所は、地図で把握しているか。
【指定管理者】把握している。イノシシが侵入してくる可能性がある箇所も大体把握している。

【委員】新しく設置した樹木札がクイズ形式になっていて、とても工夫していると感じた。

【委員】自主事業について、積極的に取り組んでいると思う。自主事業の取組の指定管理者自己評価がBとなっているが、Aでもよいのではないかと感じるほどである。

【委員】利用者がキャンドルを作成するイベントである「エコキャンドル作り」と「キャンドルナイト」というイベントがあるが、「エコキャンドル作り」で作ったキャンドルを「キャンドルナイト」で使用したらいかがか。
【指定管理者】「キャンドルナイト」では、キャンドルをおよそ2,000個使うので、全てを利用者が作ったキャンドルとするのは難しい。ただ、例えば利用者が2つ作った場合は1つを公園に残してもらうなどして、一部のキャンドルは利用者が作成したものを使用した。
【委員】昨年度は、時期として「キャンドルナイト」の後に「エコキャンドル作り」を実施していたので、その順番を逆にすればよいのではないかと思う。
【指定管理者】来年度の参考にさせていただきたい。

【委員】樹木札がよく工夫されていて、来園者が楽しんで樹木について学べる工夫がなされていた。

【委員】前回指摘した下池周辺のインターロッキングの不陸について、すぐに対応していただけたことが確認でき、よかった。

【委員】レストハウスの机にテーブルクロスをかけたとのことだったが、雰囲気が明るくなり、きれいになったという印象を受けた。

【委員】トイレは、設置してから20年以上経過しているので、清掃できれいにすることにも限界がある。指定管理者による清掃はきれいにされている。

【委員】ふれあい工房は非常によい施設だが、公園の奥に位置しているため、高齢者や障害をもった方は利用しづらいのではないか。
【指定管理者】ふれあい工房には基本的には利用者に歩いて行っていただいている。相談があればバスでの送迎も実施しているが、マニュアル化まではしていない。

【委員】指定管理者制度の理想的な管理が行われている公園である。ただ、管理に慣れてくると見落としやほころびの危険性があるので、今後ともしっかりと管理をしてほしい。

【委員】トイレやレストハウスは老朽化がかなり進んでいる。更新の時期を計画する必要がある。植物の更新の検討も必要である。

【委員】バリアフリー対応で園路がアスファルト舗装されていたが、とてもきれいだった。費用をかけないアスファルト舗装であっても、丁寧に施工すれば美しく見えることを示すよい例である。園内にはウォーキングやランニングをしている利用者がいたが、舗装されたことで歩きやすくなり、新たな公園の利用方法ができる。公園自体の付加価値が高まった。

【委員】子供がふれあい工房を利用する場合、作業前後で子供たちが清掃等を行う。このことは、教育・実践の場としても役立つ。

【委員】自然散策道がある里山もこの公園の魅力の一つである。子供への教育としてもよいと思うので、ぜひ新しい使い方を模索していただきたい。

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