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〔介護老人保健施設〕
更新日：2011年3月1日
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Q 介護老人保健施設というのはどんな施設ですか？〔介護老人保健施設〕
A 介護老人保健施設は、寝たきりや認知症などで介護を必要とするお年寄りを、病院や施設などから受け入れ、1日も早く家庭へ復帰できるよう、サービスを提供している施設です。
医療施設と福祉施設の中間的機能を持っていることから、中間施設と呼ばれています。
介護保険による給付となります。（詳しくは「介護保険」のページをご覧ください。）
Q1 どんなサービスがあるのですか？
A1 医師や看護師、理学療法士・作業療法士などの職員がいますので、診療・投薬・看護・リハビリテーションなどの医療サービスや食事・入浴・レクリエーションなどの日常生活の介護サービスを提供しています。
また、家庭へ帰った後も家族介護を支援するため、短期入所療養介護事業（ショ−ト・ステイ）や通所リハビリテーション事業などを行っています。
Q2 どのような人が利用できるのですか？
A2 介護老人保健施設は、介護保険制度によるサービス事業者として位置付けられていますので、利用に際しては、介護保険の被保険者であり、介護認定審査会において要介護状態であると認められていることが必要です。
具体的には次のとおりです。
- 65歳以上で要介護度1～5と認定された方
- 40歳以上65歳未満で特定疾病により要介護度1～5と認定された方
なお、短期入所療養介護および通所リハビリテーションは、上記の他、要支援状態であっても利用することができます。
Q3 費用はどのくらいかかりますか？
A3 原則としてかかった費用の1割および居住費および食費などが自己負担となります。
また、各介護老人保健施設において、それぞれ居住費、食費や特別室料、日常生活に係る費用（利用料）などが定められています。
- 入所の場合は、1割負担、居住費、食費およびその他利用料などで多床室で月約9万円、個室で月約15万円程度です。
- 短期入所の場合は1割負担、食費、滞在費、その他利用料などで1日に約3,000円～4,000円前後
- 通所リハビリテーションの場合は、1割負担、食費、その他利用料などで1日約1,500円程度です。
なお、所得の低い方などについて、負担額や利用料など軽減されることがありますので、詳しくは各介護老人保健施設へお問い合わせください。
