本文
平成28年度第41回群馬県公共事業再評価委員会議事録
開催日時
平成28年7月25日(月曜日) 10時00分から11時30分
開催場所
群馬県庁舎29階 第1特別会議室
議案審議
(議長)
本日の対象議案は県関係4事業である。
本日の委員会の進め方は、各事業説明10分、質疑応答15分程度を予定。
それでは、第1号議案 「一級河川 大川 防災・安全交付金事業」の説明を求める。
なお、説明にあたっては簡潔明瞭にお願いしたい。
県事業第1号議案 一級河川 大川 防災・安全交付金事業
【河川課 議案書により説明】
【質疑・応答】
(委員)
東毛地域の河川は望むような(縦断)勾配がとれず、大雨が降ったりすると(水が流れづらく)大変なことになる。
(そういった河川は河床を)掘り下げて、河床を低くして、(縦断勾配を確保し)洪水対策している事例をみたことがある。
今回の場合は、調整池の他に、どんな工法で整備するか教えて欲しい。
(河川課)
大川については、基本的に掘り込みのため、掘削して河川の断面を広げることになる。
(委員)
相当(河床)は下がるのか。
(河川課)
2メートルくらい下がる。
(委員)
相当の雨量の雨が降ったりしているので、昨今の気象状況を踏まえて、流域の皆様のニーズにあった整備を進めて欲しい。
(委員)
大川調整池が完成したのはいつ頃か。
(河川課)
平成15年度。
(委員)
そうすると(調整池が)完成した後に、台風11号(の大雨)で河川が氾濫している。
要は、調整池だけでは対応しきれないということか。
(河川課)
はい。
(委員)
調整池はどのくらいの規模を想定してつくられているのか。
(河川課)
毎秒7tの洪水をカットするようにつくられてる。
(委員)
どのくらいの容量なのか。
(河川課)
約9万立方メートル。
(委員)
(数値は)よくわからないが、要は調整池だけでは調整できないということか。
(河川課)
はい。
(委員)
(調書の)3ページに、想定氾濫区域が記載されているが、これは現状の(河川が氾濫した場合)の図か。
(河川課)
現状の河川で想定される氾濫区域。
(委員)
確率規模1/10というのは「10年に1度起きる規模の大雨」という意味か。
(河川課)
1年間にその規模を超える洪水が発生する確率が1/10(10%)であるということ。
(委員)
今回の河川改修の規模は、何年確率を想定しているのか。
(河川課)
今回の整備は確率規模1/10で整備している。
(委員)
完成した後は氾濫はどうなる。
(河川課)
確率規模1/10の雨であれば氾濫しない。
(委員)
確率規模1/10だとかなり高い確率で(氾濫)するのでは。
普通は確率規模1/50とかで行っていると思うが、なぜここは1/10で行っているのか。
(河川課)
大川は石田川に合流しているので、石田川の整備が終わらないうちに、上流の大川を改修しても、石田川があふれてしまうため、石田川の流下能力に合わせて、1/10で整備を進めてきている。
(委員)
石田川の整備が完成するのはいつか。
(河川課)
石田川は確率規模1/60で整備されており、前回の再評価(平成23年度)の頃に完成している。
大川については、当面、確率規模1/10で改修を進め、その後再改修する予定。
(委員)
結果的には確率規模1/10の改修か。
(河川課)
完成形は、確率規模1/30で改修する。
(委員)
平成34年完成といっているが、これは確率規模1/30での改修が完了する時期か。
(河川課)
確率規模1/10の改修が終わるのが平成34年度になる。
(委員)
そうするとしばらくは氾濫するのか。(確率規模1/10以上の大雨が降れば)
(河川課)
確率規模1/10以上の大雨が降れば氾濫する可能性がある。
(委員)
(調書の3ページ目に記載)費用便益分析で算出されている便益は、想定氾濫区域に対する被害の軽減便益か。
(河川課)
はい。
(委員)
3ページ目の費用便益分析の「費用合計」だと140億円となっているが、1ページ目の「全体事業費」は54億円となっている。3倍くらい増えているのはなぜか。
(河川課)
過去の投資額を現在価値に換算して計算すると、増額となる。
(委員)
1ページ目の54億円は初期の金額か。
この金額が現在価値に(換算)すると140億円になるのか。
(河川課)
54億円は実際に費やされる金額であり、140億円は現在価値化した金額。
(委員)
当初が54億で、現在価値化すると140億円になるのでは、(事業の)全体計画の修正をすべきでは。
(河川課)
全体事業費の54億円は、事業期間中に実際支払う又は支払うであろう金額。
現在価値に換算した金額(140億円)は実際に支払った金額ではない。
(委員)
(調書3ページ目の)費用便益分析の中で維持管理費が計上されているが、これは何年間分の維持管理費を計上しているのか。
(河川課)
事業の完成から、50年間分の維持管理費を計上している。
(委員)
確率規模1/10で整備しているというのが気になる。先ほど確率規模1/30で再整備すると話があったが、最初から確率規模1/30で改修すればよかったのでは。
(河川課)
最初から確率規模1/30で行う方法が一番効果があるが、大川の場合は、下流の石田川の改修見合いで整備を進めるため、1/10としている。
用地買収は、確率規模1/30で必要となる範囲を買収しており、護岸工事は確率規模1/10の規模で工事を実施しているので、将来的に再改修を行ったとしても、それほど手戻りはない。(追加買収も発生しない)
(委員)
維持管理費が50年分計上されているということは、50年間被害が起こらないということか。確率規模1/50ということか。
(河川課)
確率規模は1/10。
50年間の維持管理費を計上していることと、確率規模は関係ない。
(委員)
費用便益の算出は確率規模1/10で算出しているのか。
(河川課)
確率規模1/10で算出している。
(委員)
確率規模1/30で再改修するときは新たな事業として費用便益を算出し直すのか。
それが(確率規模1/30の改修が始まるのは)平成35年頃になるのか。
(河川課)
まずは確率規模1/10で計画区間を整備する。
その後、確率規模1/30で改修する。
(委員)
現状河川はどのくらいの確率規模か。
(河川課)
場所によって違うが、工業団地のあたりでは狭く、10年確率で23立方メートル/毎秒の洪水を流す計画であるが、現況の流下能力は6立方メートル/毎秒くらいしか流れず、確率規模では1/2程度。
(河川課)
(調書の)最初のページの「事業概要」に(石田川との合流部における)計画流下能力45立方メートル/毎秒、その下にかっこで現況流下能力がある。これが10立方メートル/毎秒くらいしか流れないということで、現況は非常に小さい河川で、県内でも小規模な河川になる。
こういう規模の河川は、確率規模1/30で想定することが(計画上の)上限。
確率規模1/10で(改修を)行うことも、県内で比較すると確率規模が大きい計画。
例えば、道路で4車線のパイパスをつくるときも、まずは暫定2車線で道路を通し、早期に事業効果を出すようにする。
河川でも同じような考え方で、現況が小さい河川を、まずは確率規模1/10で上流まで整備し、被害の軽減を図る。その後様子を見て、被害がでるようなら、確率規模1/30で整備するという手法をとっている。
(議長)
それでは第1号議案「一級河川大川 防災・安全交付金事業」の対応方針を決めたい。原案としては、「事業継続」となっている。原案通り決定してよいか。
【異議なしの声】
(議長)
それでは原案通り決定する。
県事業第2号議案 吾妻川支川 石形沢 防災・安全交付金事業
【砂防課 議案書により説明】
【質疑・応答】
(委員)
工事を平成14年から行っているということだが、(残りの工事は)あと2年で完成するのか。
(砂防課)
予定とすると今年度に水道の工事関係を終わりにし、来年と再来年2年で残りの流路工を完成させたい。用地買収も完了していることから2年でできると考えている。
(委員)
(調書の3ページ目の)費用便益分析について、人的被害軽減額に精神的被害も加算されたということだが、これは便益の中の人的被害軽減額の中に精神的被害額を加算しているという意味か。
(砂防課)
はい。この中で見られるようになった。
(委員)
そうすると人的被害軽減額の備考欄には「人命」だけでなく「精神被害」も保護する効果があると記載するべきでは。
(砂防課)
はい。
(委員)
群馬県の砂防事業の進捗状況はどのくらいか。
(砂防課)
ひとつの指標として「はばたけ群馬・県土整備プラン」があるが、平成27年度までの進捗状況は33%である。
(委員)
全く手をつけていない箇所もあるのでは。
人命に関わる問題なので県土整備部としてどう考えるのか。
(砂防課)
プランの残りの部分については(平成)31年までに全ての事業に着手したいと考えている。それに向けて設計・調査・工事のスケジュールを組んで進めている。
(委員)
先ほど費用便益の説明があったが、本事業箇所では保全対象人家11戸となっているが、こういった中山間地域では事業中に空き家になってしまい、費用便益の算出が変わってしまうこともあるのでは。
11戸で(便益が)約8億円としているのでかなりの金額となっている。蓋を開けてみれば誰も住んでいなかったという問題も発生するのでは。可能性としては低いと思うが。
(砂防課)
高齢化が進み中山間地域では人口減少問題もあるが、事業を始める時には状況を確認し、保全すべきものがあるか、守るべきものがあるか確認しながら優先順位をつけ進めている。
(委員)
先ほど(砂防事業の進捗率が)約3割しか整備していないと話があったが、これからの社会資本整備では「移転」ということも考えていかざるを得ないのではないか。
特に中山間地域の集落については、今の状況のまま推移する(事業着手を待つ)という考え方もあるが、危険な箇所からは申し訳ないけど、移っていただくということも検討する必要がある。
そういったことも考えないと、残りの7割は整備しきれないのでは。これは県全体にもいえることだが。
(砂防課)
「移転」という考えもあるが、住んでいる方とも協議しながら、判断していきたい。
(委員)
人口減少社会の問題は、事業を行う上で考えていかなければならない。
(砂防課)
危険なところに住まないのが一番安全というのは1つの考え方である。国の動き等を見ながら検討したい。
急傾斜事業では住宅を移転させる事業もある。危険なところから移転させるといった考え方の事業もあるので、今後研究させてもらいたい。
(議長)
それでは第2号議案「吾妻川支川石形沢 防災・安全交付金事業」の対応方針を決めたい。原案としては、「事業継続」となっている。原案通り決定してよいか。
【異議なしの声】
(議長)
それでは原案通り決定する。
県事業第3号議案 都市計画道路 吉井北通り線 防災・安全交付金事業
【都市計画課 議案書により説明】
【質疑・応答】
(委員)
高崎方面から富岡に行く場合、現道の国道254号は混んでいるので通らない。
この事業の完成を期待している。残りの200メートルの区間も来年度までに完成するのか。
(都市計画課)
来年度末までに完成を目指していきたい。
(委員)
富岡製糸場へ向かう場合、知らない人は(現道の)国道254号を通る方が多い。
このバイパスが完成すれば、アクセスが良くなると思う。
もう1つ質問したい。高速道路の吉井インターチェンジから降りてくると、現道の国道254号にT字交差点で接続しているが、将来は国道254号を直進で渡り、多胡橋付近に接続する道路の計画があると聞いているが状況はどうか。
(都市計画課)
多胡橋は高崎神流秩父線という県道で、多胡橋から高崎方面は4車線で整備されている。多胡橋から先(国道254号側)は現在2車線だが、この区間は改良計画がある。
(委員)
あそこの国道254号はT字交差点になっており、高速道路へのアクセスが悪い。
それが改良計画で改善されるのか。
(都市計画課)
(調書の)3ページ目に図がある。多胡橋の先に点線があるが、これがバイパス計画。このバイパスがそのまま吉井インターチェンジに繋がるような計画になっている。
吉井インターチェンジから(現道の)国道254号までは改良済みで、それに吉井の街中をバイパスで繋げていく。しかし、この計画はまだ先の話である。
(都市計画課)
いずれにしても国道254号のT字路は改善される。吉井インターチェンジから直線で高崎方面へ向かえる計画になっている。
(委員)
まだまだ先の話か。
(都市計画課)
多胡橋を含めてその南側はこれから事業化を図る。ちょっと時間はかかる。
(委員)
その区間は、都市計画決定されているのか(※注1)。また、いつ頃決定されているのか。
(調書の)3ページ目の図の青点線はどういう意味か。現在工事中なのか。
(※注1)都市計画決定時期の回答は最後に記載)
(都市計画課)
これは(青点線部分は)もう少しで完了するが、国道254号バイパスの4車線化を図っている箇所。吉井北通り線と同様に平成29年度完成を目指している。
(都市計画課)
青色点線部は「道路事業」で実施している箇所。吉井北通り線は「街路事業」で実施しており、区分けをするため青着色にしている。
(委員)
バイパスができると旧道は交通量が減るが、旧道で商売などを行っている地元から何か意見等は出ていないのか。
(都市計画課)
直接は伺ってない。
(委員)
バイパスができるとバイパス周辺に大型店舗等ができる。国道50号線は土地利用規制をかけたりしている。この辺は市街化調整区域か。線引きしていない理由は地元問題か。
(委員)
用地買収で1地権者が応じていないという説明があったが理由は何か。
(都市計画課)
一番大きな理由は単価である。本人の希望とかけ離れている。
(委員)
その額は周辺の方は納得された額なのか。
(都市計画課)
納得している。本線では1地権者が納得されていない。
(委員)
費用便益の備考欄に書いてある「H42フルネット」と「H42事業化ネット」とはどういう意味か。
(都市計画課)
フルネットとは現時点で事業化されていないものも含んだ交通ネットワーク。
事業化ネットとは現在事業化されているものだけの交通ネットワーク。
(委員)
2段階見直しというのはどういう意味か。
(都市計画課)
OD表は2~3年で変わっている。
平成25年度からはこの「2段階見直し」のOD表を使っているということ。
前回の評価では平成17年度と平成42年度のOD表を使っていた。
(委員)
この表記はなくてもよいのでは。
(都市計画課)
削除したい。
(議長)
それでは第3号議案「都市計画道路 吉井北通り線 防災・安全交付金事業」の対応方針を決めたい。原案としては、「事業継続」となっている。原案通り決定してよいか。
【異議なしの声】
(議長)
それでは原案通り決定する。
県事業第4号議案 世良田地区 県営農業競争力強化基盤整備事業
【農村整備課 議案書により説明】
【質疑・応答】
(委員)
対象地域の米とゴボウの面積割合は。
(農村整備課)
この地区は夏ゴボウを作っている。秋から冬にかけてゴボウをつくり、ゴボウ収穫後に水田を行っている。
(委員)
TPP対策として、区画整理後の農業振興は行っているか。
特に米について何か協議や、考えていることはあるか。
(農村整備課)
事業の目的の1つが担い手農家に、より多くの農地を集めること。それにより生産コストを安くできる。担い手農家へ農地集積率55%を目標に実施している。農業事務所の普及指導課や太田市とも連携しながら行っている。
担い手農家も当初6名から12名に増える計画である。
地元農家の方も整備が済んだ後を見ると、良い農地になったと、農地を借りたい等の話が出る。図面上では農家の方はわからない。
(委員)
群馬でも事例があるかもしれないが、最近コンビニのおにぎりの材料(米)を地元農家から調達し、市場価格より高めに買い取っている事例が東北ではある。群馬県も農協等と協議しながら、より農家の事業所得を上げるような取組を持続的に行い、ハードとソフトを同時並行で行っていくことが大切。
(委員)
ゴボウを作ってから水田を作るのか。青森のゴボウは有名だがレベル的にはどうか。
(農村整備課)
ここは夏ゴボウを作っており、柔らかくて非常においしい。
6月くらいまでに収穫し、その後水田を行っている。
(委員)
最近ゴボウは脚光を浴びている。
(委員)
(調書の3ページ目)費用便益分析で、平成27年度時点で1.05と低い数値、平成18年度は1.59で年々減少傾向になっている。平成28年度で見たら1.0を切るのでは。その辺はどう考えているのか。
(農村整備課)
最終的には事後評価を行い費用便益も分析する。費用便益が下がった理由の1つとして文化財調査面積が減少し、2億円程度、発現効果が下がってしまった。最終的には全体事業費も下がる予定なので費用対効果はもう少し上がると考えている。
(委員)
費用便益効果は何年間くらいを考えているのか。事業により生産効率が上がれば、ずっと上がると思うが。
(農村整備課)
整備された施設の耐用年数が平均30年間くらいなので、その間の維持管理や事業効果を見込んでいる。
(委員)
群馬県では新規事業の評価(事前評価)も行っているのか。
(農村整備課)
行っている。
(委員)
平成19年に事業採択しているが、採択後に太田市から(工業用地造成の)依頼があり4年間の空白が生じているが、非常に長い、もう少し詳しく教えて欲しい。
(農村整備課)
事業採択される前に計画期間があり、地元同意が3分の2以上得られないと事業化できないため、地元調整を行っていた。その時は太田市からそのような話はなかった。
それが事業が始まるときに太田市から工業団地が足らないと話があった。
その後、リーマンショック等があり景気が悪くなり、新たな非農用地創設の話はなくなってしまった。
(委員)
群馬県全体として工業用地は不足しているのでは。
(農村整備課)
現在は、不足している。
(委員)
近い将来また工業団地にしたいと話があるのでは。
今回の事業箇所は区画整理済みだが、整備済みのところを土地利用の変更をしたいとなった場合はどのくらい時間がかかるのか。
(農村整備課)
事業したところは基本的に農振除外や農地転用はできない。
(委員)
基本的にはそうだが、実際は行っている事例があるのでは。
(農村整備課)
原則、8年間は(農地転用等は)できない。
(委員)
8年すぎれば検討の余地はあるのか。
(農村整備課)
その場合は、(事業で)かかった費用に対して補助金返還の義務が生じる場合もある。
(委員)
費用返還は現在価値で返すのか。
(農村整備課)
返還額についてはいろいろな計算方法がある。
(委員)
事業の目的にも書いてあるが、持続可能な地域農業を目指すには集積率を19%から55%に上げる目標となっている。かなり高い目標となっているが、これを達成するためのアイデアはあるか。
(農村整備課)
農家は、事業が完成し区画や道路が整備されると借りたいという方が増える。
また、(農地を)集積することで様々な助成金制度を活用し、事業推進している。
(委員)
県外の方も対象になるのか。
(農村整備課)
この地域の担い手になれば対象になる。遠くの方は移動に時間がかかるので現実的には厳しい。担い手へ農地を集積することが県の方針である。
(議長)
それでは第4号議案「世良田地区 県営農業競争力強化基盤整備事業」の対応方針を決めたい。原案としては、「事業継続」となっている。原案通り決定してよいか。
【異議なしの声】
(議長)
それでは原案通り決定する。
(議長)
以上で議案審議を終了する。
群馬県公共事業再評価委員会運営要領第14条により、名簿以外に公表を差し控える資料はあるか。
【特になしの声】
(議長)
それでは、本日の委員会資料のうち、公表を差し控える資料は「なし」とする。
以上で、次第3の「議事」は終了した。
進行を、事務局に返す。
【※都市計画決定時期の回答】
(都市計画課)
先ほど質問があった、都市計画決定時期について回答したい。
国道254号現道から多胡橋の間については昭和59年4月で行っている。
国道254号現道から吉井インターチェンジまでの間も2分割で昭和59年4月、5月で決定している。
(委員)
(決定から)30年以上もたっているのか。群馬県の都市計画道路で整備済みなのは半分くらいか。
(都市計画課)
半分くらいである。
(委員)
古いのは昭和20年代に都市計画決定されたものもあると思う。
都市計画道路の見直しが必要と考える。(特に市街地内の見直し)
(都市計画課)
個々の市町村でいくつか見直しは行っている。(進捗に差はあるが)
(委員)
例えば極端なことをいうと都市計画道路の廃止という場合は法律上問題があるから、なかなか踏み切れないところもあるが。
4 その他
(事務局)
以上をもちまして本日は閉会とする。
委員の皆様には、長時間にわたり御審議を頂きありがとうございました。