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【2月】渋川地区こんにゃく冬期研修会の開催 ~研究会活動を核としたこんにゃく産地の強化~

更新日:2020年3月18日 印刷ページ表示

 渋川地区こんにゃく研究会では、こんにゃく冬期研修会を開催しました。立毛共進会表彰式及び上位入賞者による実績発表と、新型こんにゃく拾い上げ機の実演会、各種保険制度の説明などの情報提供を行いました。今年度は研究会未加入の若手生産者に参加を促し、研究会の活動を知ってもらう取り組みを行いました。

1 ねらいと背景

 渋川市は、県内有数のコンニャク産地であり、中核的な生産者46名からなる渋川こんにゃく研究会による各種研修会等の組織活動が活発に行われています。しかし、研究会に未加入の若手生産者が多く、今後の産地振興の課題となっています。そこで、研究会のメイン行事のひとつである冬期研修会を開催するとともに、若手生産者に研究会活動を知ってもらう取り組みを合わせて行いました。

2 取り組み内容

 冬期研修会の開催に先立ち、研究会未加入の概ね50歳以下の若手生産者をピックアップし、JAと農業指導センターで巡回し、チラシをもとに説明を行い、参加の呼びかけを行いました。
 冬期研修会は、令和2年1月31日にJA北群渋川子持支所を会場に、立毛共進会表彰式と実績発表並びに研修会・各種情報提供を行い、研究会未加入の若手生産者5名を含む29名の生産者が参加しました。
 実績発表では、立毛共進会で県立毛共進会に出品した4名から、土づくりや病害虫防除など栽培技術や今後の展望についての発表してもらいました。研修会では、北海道の農機製造メーカから試作段階のこんにゃく拾上げ機の展示と説明があり、活発な意見交換が行われました。情報提供では、「農業者のための労働保険制度」、「農業者賠償保険制度」、「令和元年産こんにゃくの流通」「みやままさりの生子休眠対策試験結果」について情報を提供しました。盛りだくさんの内容で、若手生産者には、良い刺激になったのではないかと思います。

3 今後の方向

 今後も、生産者に役立つ研修会の開催や現地実証ほ場の設置など、渋川地区こんにゃく研究会の活動を支援し、研究会の活動を通じて、栽培技術の向上や新技術の普及を図ります。また、若手生産者の組織化を図り、より一層当地域におけるコンニャクの生産振興と産地の活性化につなげていきます。

研修会の状況の画像
研修会の状況

こんにゃく拾い上げ機械展示説明の画像
こんにゃく拾い上げ機械展示説明

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