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【2月】農業経営士夫妻研修会の開催

更新日:2020年3月18日 印刷ページ表示

 群馬県農業経営士協議会渋川支部では、先進的な農業経営の取組事例を学ぶとともに、会員相互の連携強化や資質向上を図ることを目的に、農業経営士夫妻による研修会を開催しています。今年度は渋川市にあるサントリープロダクツ榛名工場の見学と、会員の中から繁殖和牛の経営事例の視察研修を行いました。

1 ねらいと背景

 農業経営士協議会渋川支部では、毎年、夫妻で参加する研修会を開催しています。この研修会では、会員の取り組む先進的な農業経営の視察や意見交換を行い、会員相互の連携強化や資質向上を図っています。

2 取り組み内容

 1月22日(水曜日)に視察研修会が開催され、管内の農業経営士夫妻と渋川市・吉岡町・農業指導センター担当者の計13名が参加しました。
 まず、渋川市にあるサントリープロダクツ榛名工場を見学しました。この工場は、お茶とコーヒー飲料を主に生産しており、同社の工場では最大規模の生産量とのことです。参加した会員は、次々と製品が生産される様子を見学し、工場内に作業員がほとんど見えないことや、企業秘密の管理などに感心していました。
 次に、繁殖和牛経営を行っている会員宅を視察しました。乳肉複合経営から、繁殖和牛への経営転換を図った経緯や、新たな技術導入による労働負担の軽減と、経営安定を進めてきたことが説明されました。センサーと通信機器を利用した発情や分娩のお知らせシステム、ほ乳ロボットなどによる省力化や、バイテク手法を駆使した肉質の良い仔牛生産技術等は会員の関心も高く、活発な質問がされました。また、視察後の情報交換会では、渋川地区の新規就農者の状況等について意見交換を行いました。

3 今後の方向

 農業経営士は、自身の農業経営はもとより、地域農業の振興や若手農業者の支援活動を積極的に行っています。農業経営士会渋川支部は地域を代表する農業経営者の組織であるので、今後もその活動を継続して支援していきます。

工場見学の様子の画像
工場見学の様子

繁殖和牛経営視察の画像
繁殖和牛経営視察

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