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【9月】ネギ黒腐菌核病対策講習会を開催~敵を知り正しい防除の実践~
更新日:2020年11月10日
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8月3日に管内のネギ生産者を対象に、ネギ黒腐菌核病対策講習会を開催しました。発病メカニズム等を説明し、防除薬剤の使用時期や選定方法等について学びました。
1 ねらいと背景
近年、暖冬傾向が続いており、発病と地温に因果関係があるネギの黒腐菌核病の発病面積が年々拡大しています。ネギは管内でも重要な品目であり、産地を維持するためにも本病害対策の実施は欠かせません。そこで、本病害に対する正しい知識の習得と病害の特性をふまえた適切な防除を行うため、昨年に引き続き「ネギ黒腐菌核病対策研修会」を開催しました。
2 取り組み成果
JA赤城たちばな営農生活センターを会場にネギ生産者約30名が集まりました。ネギ黒腐菌核病の発病メカニズムについて説明を行った後、管内のネギほ場の地温の推移データを示し、暖冬の影響で感染可能な期間が長くなっていることを説明しました。
併せて、黒腐菌核病に有効な薬剤の特性や、効果的な散布方法について農薬メーカーより説明を行いました。どんなに聞く防除薬剤も、使用する時期が合わなければ効果が落ちてしまうことに、使用時期の大切さに納得する生産者の声も聞こえました。
3 今後の方向
今回の情報を元に、各生産者が効果的な防除が実施ができるよう、引き続き情報提供を行っていきます。
病害対策の研修
農薬メーカーからの説明