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【12月】JA赤城たちばな就農支援講座への支援 ~新規就農者の「起農」を応援~

更新日:2021年1月25日 印刷ページ表示

 JA赤城たちばなと渋川地区農業指導センターでは、野菜を中心とした担い手確保による地域農業の活性化を図るため、定年退職予定者や新規就農希望者などを対象に、「就農支援講座」を9月から11月にかけて全4回開催しました。

1 ねらいと背景

 管内でも農業者の高齢化、後継者不足等により年々生産基盤の弱体化が進みつつあります。そこで、当センターでは、JAと協力して定年退職者や新たな担い手の「起農」を応援し、一人でも多くの担い手を確保するため、「就農支援講座」に対する支援を継続して行っています。

2 取り組み成果

 当講座は今年で14年目の開催となりました。過去の受講修了者が、ホウレンソウや露地ナス栽培に取り組み収益を上げている事例もあり、少しずつではあるものの新たな担い手の確保につながっています。例年は講座を全7回に分け、野菜栽培に関する知識をまんべんなく学習していますが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、講座回数を4回に短縮しました。短期間の開催でしたが、野菜栽培、土壌肥料、農薬適正使用、農業経営をテーマとした講義・現地見学を行いました。野菜栽培については、受講者からアンケートをとり地域推奨品目かつ栽培希望の多かった上位4品目を中心に、説明を行いました。今年度の受講者は13名で、最終回には修了証の授与が行われました。受講者は、農業の基礎知識を身につけ「安全・安心な農産物づくり」をしようと、熱心に講義に参加していました。

主な講義内容

  • 9月24日 開校式、野菜総論
  • 10月8日 農薬、土壌肥料
  • 10月22日 野菜生産現場の視察
  • 11月17日 野菜各論、閉校式

3 今後の方向

 本講座をきっかけに新たな担い手が確保されていることから、1人でも多くの受講者が新たな担い手として定着できるように、ほ場巡回や栽培講習会、個別相談等による継続的な支援を関係機関と協力して行っていきます。次年度に向け、受講生修了者の意見等を反映させながら、担い手確保に向けてより効果的な「就農支援講座」となるように検討していきます。

熱心に話を聞く受講者の画像
熱心に話を聞く受講者

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