本文
【8月】若手農業者の定着に向けて ~「新規就農者の集い」を開催しました~
7月14日に新規就農者を対象に、「新規就農者の集い」を開催しました。先輩農業者から農業経営や技術に対するアドバイスや、熱中症・農作業事故に関する講演会を開催し、活発な意見交換が行われました。農業者のネットワークづくりのよい機会となりました。
1 ねらいと背景
「新規就農者の集い」は、新規就農者が先輩農業者から経営に対する考え方や技術を学び、将来の農業経営の参考とすることや、JAや市町村などの関係機関との顔合わせを目的に毎年開催されています。今年は、渋川広域消防本部の消防士を講師に農業に係る事故の防止や対策等について、講演会を開催しました。
2 取り組み成果
3人の新規就農者をはじめ、農業青年クラブや農業経営士、農村生活アドバイザー、関係機関など計32名が参加しました。農業経営士と農村生活アドバイザーからのアドバイスでは、収益を踏まえた経営管理や販売戦略の重要性、地域との関わり方など、自身の経験をもとに講演がありました。渋川広域消防本部からは、熱中症の症状と対策、ヘビやハチに刺されてしまったときや機械事故にあった時の応急処置方法などについて、農業現場での例を交えて説明がありました。生産者からは、虫刺され時の対応や救急車が到着するまでにやっておくべきことなど、活発な質疑がありました。
新規就農者は、地域の仲間や頼りになる先輩農業者の存在を知り、大きな励みとなりました。
3 今後の方向
新規就農者が引き続き営農を継続できるよう、農業青年クラブ員や関係機関と連携して支援を行っていきます。若手農業者を対象とした勉強会や研修会を通して、農業技術や経営、仲間づくりにもつなげていきます。
新規就農者の皆さん
渋川広域消防本部の講演