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【10月】水稲の収穫前巡回調査 ~令和3年産米の高品質安定生産を目指して~

更新日:2022年1月6日 印刷ページ表示

 9月3日にJA北群渋川と9月10日に農業共済組合と管内の水稲ほ場を巡回し、病害虫の発生状況、倒伏などについて調査、確認し情報共有しました。

1 ねらいと背景

 北群馬渋川地域の水稲は、中山間地域では良食味を狙う一毛作、標高の低い地区では麦との二毛作が行われています。田植時期は5月下旬から7月上旬まで長期間行われており、それに伴い収穫も9月中旬から10月末頃まで行われます。今年度は7月上旬、8月中旬、9月上旬に低温寡照が続く期間があり、いもち病の発生やカメムシの発生が心配されため、関係機関と協力し、管内ほ場を巡回しました。

2 取り組み成果

 9月3日にJA北群渋川と巡回した際には、一部のほ場では倒伏が見られました。
 9月10日に農業共済組合と巡回した際には、例年カメムシの発生が目立つほ場、イノシシによる倒伏の見られるほ場なども併せて巡回しました。その結果、標高の高い地域でいもち病の発生しているほ場が確認され、防除指導を行いました。また、農業共済組合が設置している温度計による積算温度は出穂後日数の経過に対して平年より低く、田植が遅いほ場ほど、収穫適期は例年より遅れる見込みとなりました。

3 今後の方向

 収穫は例年並みからやや遅く開始され、現在約8割終了しています。今後収量・品質を確認する予定です。今後も関係機関と連携し、高品質安定生産を目指し支援していきます。

被害粒の調査の画像
被害粒の調査

水田の様子の画像
水田の様子

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