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【1月】渋川地区イチゴ立毛共進会の開催 ~地区全体の技術向上を目指した取り組み~
更新日:2022年3月18日
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渋川地区苺生産者協議会では、12月16日に立毛共進会を開催しました。県の立毛共進会に向けて管内各地より代表7ほ場が出品され、審査を通じて協議会員の士気向上が図られています。
1 ねらいと背景
渋川地区苺生産者協議会は、渋川管内のイチゴ生産者38戸(面積9.4ヘクタール)で構成される広域組織で、技術研鑽のための研修会や、渋川産やよいひめのPR等に取り組んでいます。立毛共進会については、例年、管内の代表ほ場が県の立毛共進会で上位の成績をおさめており、こうした結果が協議会員のさらなる技術研鑽に繋がっています。
2 取り組み成果
12月16日、各地区から選出された7ほ場を、協議会役員及び関係機関の担当者で巡回審査しました。出品されたほ場は株の生育揃いや果実状況も良く、日頃の管理の成果が反映されていました。本共進会の上位入賞者は、第38回群馬県いちご立毛共進会に渋川地区代表として出品されています。
立毛共進会後には、審査講評と共に農業指導センターからこれまでの気象と生育経過、病害虫の発生状況、今後の管理点等について情報提供を行いました。
3 今後の方向
栽培面では、厳寒期を迎えていることから、収量及び糖度を安定的に確保するために適正な栽培管理と病害虫防除の徹底を呼びかけていきます。管内は生産者直売が多く、コロナ禍での販売に苦戦していますが、おいしいイチゴを一人でも多くの消費者に届けられるよう販売支援等も行っていきます。
立毛審査を行う審査員
出品ほ場の様子