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【1月】コンニャク複合作物「上州ネギ」の出荷はじまる ~コンニャク複合経営に向けて~

更新日:2022年3月18日 印刷ページ表示

 近年コンニャクイモの価格が低迷していることから、生産者の所得確保を図るため、野菜類との複合経営をJAと協力して進めています。推進品目の1つである上州ネギの出荷が12月20日から始まりました。

1 ねらいと背景

 近年コンニャクイモの価格が低迷していることから、生産者の所得確保のため、コンニャク専作から野菜類との複合経営への誘導を本年度より始めました。特にコンニャク専作農家の多い子持地区を重点地域とし、コンニャク生産者でも取り組みやすく初期投資が少ない「上州ネギ」を試験導入しました。

2 取り組み成果

 コンニャク生産者1戸が20アールのほ場で5月下旬に定植を行いました。防除や管理作業などの時期や方法をJAと指導センターで指導を行い、概ね順調に生育しました。初めての取り組みのためコンニャク用作業機では軽石土での土寄せが難しいなど課題もありましたが、無事12月20日から出荷が始まり1日50~80箱を継続的に出荷しています。

3 今後の方向

 出荷は1月中下旬頃まで続く予定です。1月28日に開催される渋川地区こんにゃく研究会冬期研修会において、今回試験栽培に取り組んだ生産者が栽培・出荷に関する発表を行います。今後も、コンニャクの価格低迷を乗り越えるため、関係機関と協力し上州ネギ等での複合化を推進します。

上州ネギ生育の様子の画像
上州ネギ生育の様子

出荷調整作業の様子の画像
出荷調整作業の様子

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