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令和4年度群馬県農業技術センター研究成果発表会

更新日:2023年3月1日 印刷ページ表示

【研究成果発表会一覧】

1 干しいもにおける加工条件が品質に及ぼす影響 企画部 分析加工係 石原 智

課題要旨:群馬県の干しいもの品質向上を図るため、加工条件や工程の違いが干しいもの品質に及ぼす影響を検討した。その結果、サツマイモを剥皮する厚さ、水さらし時間、蒸煮時間の違いにより、糖度や色調に影響が認められた。(A4版要旨:干しいもにおける加工条件が品質に及ぼす影響 (PDF:414KB)

2 ウメ「群馬U6号」に適したカリカリ梅加工条件 企画部 分析加工係 五関 香澄

課題要旨:本県においてカリカリ梅は主要なウメの加工品である。ウメ「群馬U6号」をカリカリ梅に加工する際には、核色3のウメ、塩、乳酸カルシウムを混合攪拌する前処理を行うことで外観が良好で品質の良い製品を作ることができる。(A4版要旨:ウメ「群馬U6号」に適したカリカリ梅加工条件 (PDF:351KB)

3 嬬恋村における詳細土壌図の作成 環境部 土壌保全係 山田 浩之

課題要旨:現在公開されている農耕地土壌図から圃場ごとの土壌の性質を知ることは難しい。そこで、嬬恋村の圃場を対象にドローン画像および機械学習を用いて1メートル単位の土壌図を作成した。本成果を活用した可変施肥など嬬恋村におけるスマート農業への展開が期待される。(A4版要旨:嬬恋村における詳細土壌図の作成 (PDF:503KB)

4 キャベツ栽培後の緑肥作付けは窒素の流失を減らす 環境部 環境安全係  本間 素子

課題要旨:緑肥は耕種的防除や農地保全などを目的に注目されており、嬬恋村の畑ではキャベツ栽培後にエンバクなどが広く作付けされている。これら緑肥作物は土壌中の窒素を吸収することで降雨による流失を減らし、環境負荷の低減につながっている。(A4版要旨:キャベツ栽培後の緑肥作付けは窒素の流失を減らす (PDF:417KB)

5 二ラハウス栽培におけるネギネクロバネキノコバエの発生消長及び防除技術の開発 環境部 病害虫係 星野 航佑

課題要旨:本県のニラハウス栽培において問題となっているネギネクロバネキノコバエについて、発生消長を調査した。その結果、2月上旬から成虫が発生し、3~5週間ごとに発生のピークが現れる可能性が示唆された。また、登録薬剤及び熱による防除技術を開発した。(A4版要旨:二ラハウス栽培におけるネギネクロバネキノコバエの発生消長及び防除技術の開発 (PDF:356KB)

6 トマト施設栽培におけるタバコカスミカメを用いたコナジラミ類の防除効果  園芸部 野菜第一係 須藤 美貴

課題要旨:土着天敵であるタバコカスミカメは、トマト黄化葉巻病を媒介するコナジラミ類の天敵として有効である事例が、西日本を中心に報告されている。そこで、トマト施設栽培におけるバンカー植物を併用した防除効果を検証したところ、タバコカスミカメの導入によりコナジラミ類の増加が抑制され、防除効果が認められた。(A4版要旨:トマト施設栽培におけるタバコカスミカメを用いたコナジラミ類の防除効果 (PDF:424KB)

7 低コスト・省力化が可能なブドウY字樹形の開発 園芸部 果樹係 星野 智昭

課題要旨:ブドウ栽培において、高い棚資材コストや年間作業時間の約56パーセントを占める着果管理及び新梢管理が5~7月の3ヶ月間に集中することが、栽培面積拡大を抑制する要因となっている。そこで、低コストで新梢誘引や袋掛けの省力化が可能なブドウY字樹形を開発した。(A4版要旨:低コスト・省力化が可能なブドウY字樹形の開発 (PDF:462KB)

8 ウメ「白加賀」の陥没症対策 園芸部 果樹係 森田 碧

課題要旨:ウメ「白加賀」で問題となっている陥没症果の発生軽減に向けて発生要因を検討した。その結果、胚固化完了期は収穫しないこと、気温が30度を超えることが予想される日は午前中に収穫を終了すること、50年生以上の老木は植え替えることで陥没症の発生を軽減できることが示唆された。(A4版要旨:ウメ「白加賀」の陥没症対策 (PDF:312KB)

9 抑制キュウリにおける株間(栽植密度)の違いが収量・作業時間・燃料効率に及ぼす影響 東部地域研究センター 長浜 ゆり

課題要旨:抑制キュウリ(品種:まりん)において株間55センチメートル(栽植密度889株/10アール)と株間45センチメートル(栽植密度1,111株/10アール)を比較すると、可販収量、粗収益、燃料効率は株間45センチメートルで優れ、労働生産性は株間55センチメートルで優れる。(A4版要旨:抑制キュウリにおける株間(栽植密度)の違いが収量・作業時間・燃料効率に及ぼす影響 (PDF:334KB)

10 キャベツピシウム腐敗病の防除技術の確立 高冷地野菜研究センター 番場 雅人

課題要旨:高冷地におけるキャベツ生産で問題となっているピシウム腐敗病への対策として、品種ごとの耐病性を明らかにした。また、薬剤の適切な散布時期を検討したところ、定植直後の防除と比較して結球前及び結球中期の防除の方が高い効果が認められた。(A4版要旨:キャベツピシウム腐敗病の防除技術の確立 (PDF:1.04MB)

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