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【4月】集落営農先進地視察研修会が開催されました

更新日:2018年6月12日 印刷ページ表示

 佐波伊勢崎集落営農法人連絡協議会は、管内の農事組合法人並びに集落営農組織の構成員を対象とした先進地視察研修会を開催しました。

1 ねらいと背景

 佐波伊勢崎地域では、平成18年度に28の集落営農が設立され、平成28年度までに全ての組織で法人化されました。また、平成26年には新たに2つの集落営農組織(任意組合)が設立されました。これらの集落営農は地域の水田農業の担い手として重要な役割を期待されています。先進的な米麦作の取り組みを視察することによって、見聞を広め、今後の集落営農経営に役立てることとしました。

2 取り組み内容

 佐波伊勢崎集落営農法人連絡協議会では、毎年2~3月頃に先進地視察研修会を行っています。今回は、平成30年3月16日に栃木県の大規模稲麦作経営2件を訪ね、水田農業を中心とした先進的な取り組みについて学びました。参加者は64人でした。

1)栃木県下野市の事例

 71ヘクタールの経営面積を持つ稲麦作農家を視察しました。平成27年に100ヘクタールの処理能力を持つライスセンタ-を建設し、冬季はレ-ザ-レベラ-を使って水田の区画拡大を行っています。参加者は、佐波伊勢崎地域では見られない大規模稲麦作経営の機械・設備を見ながら、今後の稲麦作経営向上への夢を膨らませていました。

2)栃木県大田原市の事例

 経営面積は夏作のみで30ヘクタールの大規模経営です。ICTなどの先端技術を取り入れ省力化を図りながら、綿密な販売戦略を巡らせています。また、消費者交流会を盛んに行いながら、地方文化の発信も行っています。参加者にとって聞く話がどれも新鮮なものでした。

3 今後の方向

 今後の集落営農経営の資料とし、法人経営の発展に繋がるように支援します。

100ha規模のライスセンタ-(下野市)写真
100ha規模のライスセンタ-(下野市)

直進自動操舵補助装置の実演(大田原市)写真
直進自動操舵補助装置の実演(大田原市)

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