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【5月】単為結果性ナスの栽培情報交換会を行いました

更新日:2018年6月15日 印刷ページ表示

 JA佐波伊勢崎園芸協議会ハウスなす部会の一部で生産者が栽培している着果促進技術の必要がない、単為結果性ナスの現地研修会を開催しました。

1 ねらいと背景

 JA佐波伊勢崎の「なす・きゅうり選果場」では着果促進技術の必要がない単為結果性ナスが指定品種の1つですが、他の指定品種に比べ収量が少ないなど、課題があります。
 そこで単為結果性ナスを栽培している生産者の向上や最適栽培条件の解明のため、情報交換会や現地研修会を実施しています。選果場建設前はナスの出荷が始まると作業に忙殺され、他の家の栽培を見に行く時間がとれませんでしたが、選果場が出来たことで出荷期間中の現地研修会が可能になりました。

2 取り組み内容

  • 期日:平成30年4月12日(木曜日)
  • 場所:JA佐波伊勢崎さかい営農センター管内 農家1戸
  • 参集者:JA佐波伊勢崎ナス部会単為結果性ナス生産者及び希望者20名
    JA佐波伊勢崎担当者10名、農業技術センター3名、指導センター3名

 経営主から耕種概要の説明や単為結果性ナスは実の肥大が早いので、選果場を利用し収穫のタイミングを工夫している取組について紹介がありました。
 さらに農業技術センターから試験中の品種比較試験について情報提供がありました。
 参加者からは「低温と天候不順の状況の中、順調な生育である」「枝や摘葉の仕方」「収穫タイミング」など最適栽培方法について活発な質疑応答が行われました。
 反収の増加と良品生産に向けた取組を行うことで生産者間の結束が一層、高まりました。

3 今後の方向

 選果場が出来たことで、生産者には様々な選択肢が生まれました。指導センターでは選果場を核とした強い産地づくりを推進するため、栽培技術の高位平準化やIPM技術等の普及、また担い手確保など新たな取り組みを今後も支援します。

農業技術センターからの説明の様子写真
農業技術センターからの説明の様子

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