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【8月】農事組合法人の経営発展に向けて?経営支援研修会の開催?
更新日:2018年9月3日
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佐波伊勢崎集落営農法人連絡協議会は、管内の農事組合法人理事を対象として、今後の運営と情報共有と課題解決ための経営支援研修会を開催しました。
1 ねらいと背景
佐波伊勢崎地域では、平成18年度に28の集落営農が設立され、平成28年度までに全ての組織で法人化されました。これらの法人は地域の水田農業の担い手として重要な役割を期待されていますが、今回の経営支援研修会は、経営分析表をもとに今後の運営と課題解決に向けた研修会を開催しました。
2 取り組み内容
研修会は8月8日と9日にJA佐波伊勢崎本店で行われました。法人ごとに関係機関の担当者を決めて、経営状況分析表から見えた課題や現状について話し合いました。
経営状況分析表には、過去3年の売り上げや諸経費の推移、管内法人の配当や材料費などの平均を比較したものが記載され、関係機関はそれらを元に前年と変動の大きかった項目について聞き取りを行ったり、経営基盤強化準備金の使い道などについてアドバイスを行いました。法人役員は、「最初はどういうことをするかわからず、参加を面倒に思っていたが、参加してよかった。」といった意見が聞かれました。
3 今後の方向
研修会の場で出された課題については、すぐに解決できるものは多くはありません。法人別に課題を整理しながら、関係機関でも対応を練り直して、集落ビジョンの作成や、法人の経営改善に役立つように支援していきます。
