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【10月】労務管理の基礎知識と雇用管理研修会を開催しました
更新日:2018年12月3日
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近年の農業経営で重要となる雇用に係わる基礎知識を習得するため、社会保険労務士を講師に「労務管理の基礎知識と雇用管理研修会」を開催しました。
1 ねらいと背景
近年の佐波伊勢崎地域の主たる農業経営は、労力を雇用に求める機会が増し、労務管理や雇用管理の知識を身につけることが重要となっています。そこで、正しい知識を習得し経営の発展に役立てるため、専門家である社会保険労務士を講師に、労務管理や雇用管理等について学ぶための研修会を開催しました。
2 取り組み内容
研修会は、佐波伊勢崎地域担い手総合支援連絡協議会との共催で「フレッシュ農業セミナーの第3回」として、10月24日にJA佐波伊勢崎の本店で開催しました。本研修会には、就農間もない農業者をはじめ、農業青年クラブ員、農村生活アドバイザーなど、26名の参加がありました。
研修会は、群馬県社会保険労務士会の副会長であり、特定社会保険労務士の児島氏を講師に、労務管理の基礎から、雇用を導入する際のポイントなどについて説明がありました。また、近年では、職業として農業を選ぶ人が増えていることから、他業種との比較や、よくあるトラブルの例などについても触れていただきました。受講者はこれらの話を非常に熱心に聞いていたことに加え、質疑では活発な質問が出され、受講者の関心の高さが伺えました。
3 今後の方向
経営主が雇用者の労務管理を正しく行うことで、雇用関係のトラブルを回避し、自身の農業経営の安定と発展に役立てるよう進めていきます。
研修会の様子1
研修会の様子2